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2008年06月17日

[]ザ・マインドマップ

ザ・マインドマップ

ザ・マインドマップ

年収10倍アップ勉強法 & 時間投資法 - Lucid Dreamで書いたとおり、さっそくマインドマップの原典を読んでみました。

マインドマップを書く上でのポイントは以下の通りです(p.103から抜粋):

  1. 強調する
    • 中心イメージを置く
    • イメージ(絵)を使う
    • 中心イメージには3つ以上の色を使う
    • イメージと言葉を立体的にする
    • 感覚を使う
    • 字・線・イメージの大きさに変化を付ける
    • スペースを整理して使う
    • 適度な余白を残す
  2. 連想を行う
    • ブランチの中で、あるいは、ブランチを超えて連結させたいときは矢印を使う
    • 色を使う
    • 記号を使う
  3. わかりやすく書く
    • 1本の線にキーワードをひとつだけ配置する
    • 文字をきれいに、はっきりと書く
    • キーワードを線上に記入する
    • 単語と線の長さを同じにする
    • 線は、中心イメージから伸びる大きなブランチや他のブランチから伸ばす
    • 中央ラインを太くする
    • 境界線でブランチの輪郭を「囲む」
    • イメージをできるだけわかりやすくする
    • 紙は自分の前に水平に置く
    • 文字はできるだけ水平に書く
  4. 自分のスタイルを発展させる

本書は318ページのボリュームがありますが、実際のところ、典型的なマインドマップを見たことのある人であれば、上に引用したポイントが説明してある数ページに目を通しただけでも、マインドマップを書き始めることができるのではないかと思います。

ただし、筆者曰く、初心者は見た目はマインドマップになっていても、本物のマインドマップとは似て非なるものを作ってしまいがちであり、「マインドマップではないマインドマップ」を書かずに済むためには、本書を読んで、マインドマップ哲学を理解する必要があるのかもしれません。

そのマインドマップ哲学、あるいは、背景にある考え方として、

  • 人の脳は大きな力を発揮できるが、適切な使い方を知らなければならない
  • 快適な環境に身を置き、自由でポジティブな気持ちでいるときに、人間の記憶力や想像力が最大限に発揮される

という2点が特に重要なポイントであるように感じました。様々な実例を大量に引用しつつ、本書全体を通して、これらのことが繰り返し強調されています。

自分自身、ものを考えるときに、図を書いて整理する癖を付けないままに育ってしまったので、これを機に図で考えられるビジネスマンになりたいと思いました。

[]年収2000万円の転職

年収2000万円の転職術 (ピンポイント選書) (ピンポイント選書)

年収2000万円の転職術 (ピンポイント選書) (ピンポイント選書)

興味本位で手に取りました。

転職術に「銀の弾丸」はない。あるのは、弾の見せ方だけ。

というのが、本書の主張です。本書では年収2000万円を稼げる仕事として、かつて筆者自身が所属していたBCGのような戦略系コンサルティング・ファームが念頭に置かれています。コンサルティング業界へ転職するためには、「問題解決能力」が絶対的に必要とされており、まずそれがない人の転職は不可能とのことです。では、スキルがあれば転職できるかというと、そうではありません。ITエンジニアや営業職といった、業界が違う職歴を持つ人たちは、技術職や営業の物差しで自分の来歴を語ってしまうため、それまでの職務で転職先に必要なスキルを獲得できていたとしても、それをアピールするのに失敗してしまいがちです。そこで、転職を希望する人のスキルを正しくアピールして採用につなげるためのコツが必要であり、それこそが、本書で語られている「転職術」です。

なお、東大以外は学歴として意味がないとか、TOEIC 800程度は書かない方がマシだとか、なかなか厳しいことが書いてあるのですが、これらは、ひとえに、転職先がスキルとして認識しないものを、転職希望者がスキルとしてアピールしてしまうことによるミスマッチを未然に防ぐという意味では、たいへん有効な指摘です。

新入社員として私にできることは、アピールの仕方を勉強する以前に、「スキル」を身につけるべく、能動的な姿勢で日々の業務をこなしていくことだと思いました。3年後にもう一度読みたいと思います。