三井住友フィナンシャルグループ
会社概要
社名 | 株式会社三井住友フィナンシャルグループ |
代表取締役 | 國部 毅 |
資本金 | 23,425億円 |
設立 | 2002年12月2日 (平成14年12月2日) |
所在地 | 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 |
事業内容
部門・業務 |
個人部門
従来の「銀行」という枠を超え、いままでになかった「個人向け総合金融サービス業」を創造すること。それが三井住友銀行の個人部門が掲げるビジョンです。個人部門は、当行が合併によって新しいスタートを切って以来、2600万人を超える個人のお客さまとのお取引をベースに、右肩上がりで最も成長を遂げたビジネスであり、今後も大きな発展が見込める有望な戦略分野です。その原動力となっているのが、コアビジネスとして掲げている以下の2つの大きな柱です。
ひとつは、「コンサルティングビジネス」。個人向けの金融ビジネスにおいて当行は"LEAD THE VALUE ひとりひとりに価値あるサービスを。"というコンセプトを展開していますが、このメッセージが、まさに私たちの目指す姿を端的に示しています。三井住友銀行はいま、個人のお客さまの資産運用やローンに関するニーズに対して、ひとりひとりに最も適したプロダクトやサービスをご提案することで、お客さまのお役に立ち、暮らしに付加価値をご提供していく。そんなビジネスモデルを強力に推進しています。
そしてもうひとつは「決済ファイナンスビジネス」。こちらは、ATM、インターネット、モバイル、そしてクレジットカードなどによる決済サービスや、カードローンによる小口のご融資など、幅広いお客さまを対象に、いわば「社会インフラ」として、便利で安心なサービスを提供しています。また、他社との提携や新たなサービスの開発などを通じ、独自のビジネスモデルを日々進化させています。
三井住友銀行は、業界に先駆けて「コンサルティングビジネス」「決済ファイナンスビジネス」というコンセプトを打ち出し、リソースを投入、それぞれに特化した組織を立ち上げるとともに、早くから採用を積極的に展開し、人材の強化にも意欲的に取り組んで参りました。たとえば、個人金融ビジネスを担う人材育成機関として、『SMBCリテールバンキングカレッジ(RBC)』を平成20年5 月に設立しました。RBCは、ロールプレイングを通じて個人向けコンサルティング業務を習得する「模擬カウンターゾーン」や、ロールプレイング内容を中継し、研修受講者全員で共有できる「視聴覚室」等を備えており、業務知識・スキルの習得スピードを速めて個人金融ビジネスの一層の高度化・高品質化を図るための特別な研修プログラムを展開しています。
こうした一つひとつの積み重ねにより培われてきた個人向け金融ビジネスの専門的なノウハウは、いまでは大きなアドバンテージになっています。その実力は、投資信託や個人年金保険、住宅ローンなどでそれぞれ業界トップクラスの成果を残していることからも明らかです。また、当行のリモートバンキング「SMBC ダイレクト」は、外部機関の評価ランキングで、インターネットバンキング、モバイルバンキングともに高い評価を得ています。三井住友銀行・個人部門は、今後も新しい戦力を得て、ビジネスモデルの新たなデファクトスタンダードを築き上げ、お客さまから最も信頼されるNo.1の総合金融サービス業を目指していきます。
法人部門
ひと言で表現するなら、「企業向けソリューションビジネス」それが法人部門のミッションです。職務内容としては、企業の海外進出支援や、シンジケートローン、コミットメントライン、不動産(資産)流動化等の資金調達ソリューションの提供、M&A、企業再生・再編、リスクヘッジ商品の提供、運用商品の提供、融資、外国為替など、ときには、取引先企業のビジネス拡大のための業務斡旋を含めて、法人のお客さまのあらゆるニーズに応えます。
法人部門のお客さまは、2,000社を超える上場企業、更に中堅・中小のお客さまも含めますと30万社に及びます。それぞれのお客さまのニーズも多様化・高度化・グローバル化しており、その解決のための最適なソリューションを提供するため、法人部門内の各機能は勿論ですが、それ以外の部門やグループ会社のリソースをフルに活用出来る仕組み等、戦略的に営業を行える体制が整っており、機動力とスピード、そして提供するサービスの質ではどこにも負けない「企業取引のプロ集団」が出来上がっているのです。
対外評価としては、法人部門のお客さまを主たる対象として、シンジケーション等の分野でトップクラスの実績をあげており、売掛債権を担保としたファイナンスでの成長企業支援等、プロダクトの先進性でも注目されています。また、中小企業取引では、「無担保・無保証の貸出商品:ビジネスセレクトローン」を他行に先駆け投入し、お客さまの資金ニーズにお応えしています。更に、事業再編、事業承継対策、環境配慮融資などの企業価値向上ビジネスに特に力をいれており、新しいお客さまとの取引も積極的に推進中です。
三井住友銀行・法人部門がめざすのは、変化の激しいマーケットおよび時代の流れを見極めながら、お客さまの経営課題解決を包括的にサポートしていくこと。これからは、よりアクティブにお客さまとのリレーションを深めていきます。そして、三井住友銀行は、お客さまそれぞれにとって最も信頼できる「ベストパートナー」をめざします。
国際部門
米州・EMEA・アジアの3地域を軸として、地域ごとに異なるマーケット特性を活かす運営体制により、多様なビジネス機会を捉え、国際ビジネスの伸長を図ること。これが国際部門のミッションです。
全世界の金融マーケット、政治経済状況と対峙しながら、グループの総合力と世界中に拡がるネットワークを活かし、海外の日系・非日系企業、金融機関、各国政府・公営企業や、国内に展開する外資企業といったグローバルに事業展開するお客さまのニーズや課題に対して最適なソリューションを提供しています。
海外業務を積極的に拡充させていく方針のもと、現地でのサービス向上や新興・成長市場へのアプローチを強化するため、海外ネットワークも充実させています。2013年は3月にインド・ニューデリー支店、4月にオーストラリア・パース出張所、5月にチリ・サンチャゴ出張所、タイ・チョンブリ出張所、10月にモンゴル・ウランバートル出張所を開設しました。今後も新興国を中心に、他の地域においても新たな拠点の開設を検討しています。
また、提携・出資戦略においても、カンボジア民間最大手のアクレダ バンクと業務提携、ミャンマー民間最大手のカンボーザ銀行と技術支援の覚書を締結するなど、地場銀行との関係強化を図る一方、2013年5月には、インドネシアの銀行であるバンク・タブンガン・ペンシウナン・ナショナル(PT Bank Tabungan Pensiunan Nasional Tbk)への出資を発表するなど、アジア新興国における事業の拡充に向けた取組も積極的に進めています。
今後益々グローバルに拡がっていくSMBCのフィールドにおいて、皆さんの力を思う存分発揮して頂きたいと考えています。
市場営業部門
お客さまのニーズは資金の調達、運用をはじめ、金利リスクや為替リスクのヘッジなどさまざまですが、どれ一つをとってもマーケットと繋がっています。外国為替だけでなく、例えば、個人のお客さまからお預かりする預金金利や住宅ローン金利も実は最終的にグローバルなマーケットの影響を受けるのです。市場営業部門は、お客さまのニーズに迅速・的確にお応えしていく為、グローバルマーケットへの窓口として重要な役割を担っています。
また、銀行の資産負債のリスク量を的確にコントロールし、持続的で安定的な成長を図っていくことも重要なミッションです。銀行自身が日々変化する環境の中に置かれているわけですから、市場リスク、流動性リスクなどさまざまなリスクに晒されています。このリスク量を適切にコントロールしながら、バランスシートの効率性と安定性を追求しているのが市場営業部門です。
例えばお客さまからお預かりした大切な預金。これをどのように運用するかという視点で考えてみるとどうでしょう。ローン、債券、株、果てはヘッジファンドまで、運用手段はさまざまあります。しかしマーケットは常に変動する上、一般的に安全性と収益性は相反するもの。あなたならどうしますか?
市場営業部門のミッションを達成する上で必要なものは何か。
それは資金・為替・デリバティブ等におけるグローバルマーケットの主要プレーヤーとしてのトップクオリティ。 最新の金融テクノロジーはもちろんのこと、グローバルなマーケット動向、政治情勢の把握は必須です。今後、市場営業部門のビジネスはますますグローバル化・高度化・多様化していくことは間違いありません。こうした環境の中、あらゆる状況に打ち勝つと同時に、お客さまに最高のクオリティを提供すべく一人ひとりが日々研鑽を積んでいるのです。
さらに、現在、市場営業部門は、東京・ニューヨーク・ロンドン・シンガポール・香港・上海に拠点を展開、総勢約400名のスタッフが、刻々と変化するグローバルなマーケット動向をタイムリーに捉えながら、お客さまへの商品提供力向上とALM(ALM : Asset Liability Management 、総合的な資産・負債の管理)高度化に努めています。
SMBCの市場営業部門は、新しいことにいち早く取り組み、一筋縄ではいかないマーケットと全力で対峙し、世界を舞台にダイナミックなオペレーションを行う集団です。さまざまなアイデア、スピード感、バランス感覚にあふれた人材にとって思う存分能力を発揮できる舞台です。あなたも一員になってみませんか。
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人材育成について
グローバル人材の育成に向けた取り組み
SMBCでは社会・ビジネスの急速なグローバル化の進展に合わせ、グローバル人材の育成にも力を入れています。
昨年度より新設したグローバル・コーポレート・バンカー研修では、海外拠点(海外現地スタッフを含む)組織におけるリーダーシップや、グローバル企業を担当する上で必要な戦略立案力の養成を目的に、5ヶ月程度の語学学校での事前研修後、海外現地スタッフとともに英語を共通言語として異文化コミュニケーションやケーススタディ等を行います。
その他にも、語学学校派遣者数を大幅に拡大、本店内に英語教師を常駐させ英会話専門ブースを設置する等、語学研修体制を整備しています。
新卒採用においては海外志向・語学力の高い学生の方向けに、2年間の基礎教育期間終了後の一定期間のグローバルビジネス関連部署(海外拠点を含む)勤務を約束する「総合職グローバルコース」を設置したほか、若手従業員向けには海外短期派遣制度を新設、海外拠点への派遣者も拡充するなど、多くの従業員が一定期間のグローバルビジネス関連部署(海外拠点を含む)勤務を経験する体制を構築しています。将来的に全従業員が英語でコミュニケーションが取れるレベルへ到達することを目指し、今後も施策を強化していきます。
名称 | 概要 | 期間 |
グローバル・コーポレート・バンカー研修 | 国内勤務の総合職・海外現地スタッフ合同で、共通言語を英語とした研修 | 5日間(事前準備期間5ヶ月) |
総合職グローバルコース | 基礎教育期間終了後に海外派遣を含む、グローバルビジネスを行う関連部署への異動 | - |
海外短期派遣 | 短期研修(欧米豪) | 3ヶ月 |
海外拠点トレーニー | 海外拠点での勤務 | 2年 |
海外大学院 | 留学(MBA、LL..M.等) | 2年 |
語学研修 | 英語・中国語等 | 3〜6ヶ月 |
SMBCアカデミー(e-learningシステム) | TOEIC対策講座・中国語対策講座等 | 随時 |
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