アクセンチュア株式会社 インタビュー 2010年

本日はアクセンチュア株式会社、宮尾様・磯部様にお話を伺ってきました。現役コンサルタントの生の声を是非お聞き下さい。

宮尾様・磯部様のご経歴と転職の経緯

movin:

本日は、お忙しいところありがとうございます。
それでは早速ですが、お二人の前職での経歴と転職の経緯をお聞かせください。

宮尾様:

宮尾様 2001年の4月に新卒で総合商社に入社し、2年間半、ITの企画や全社改革のPMO(プロジェクト管理)の仕事をしていました。もともと新卒の時から総合商社かコンサルのどちらにいくか、迷っていたのですが、なんとなく、まずはこの会社に行ってみようかなと思って商社に行きました。
その2年半、全社改革の仕事をしている間、他のコンサルティングファームの方と仕事をしていたのですが、やはり「会社を変えていく」という仕事はなかなかできない経験だと感じました。普段のラインの業務とは違って、何年かに一度しか経験できない大きな仕事ですので。クライアント側に立ってみて改めて、コンサルティング会社にいれば、常に様々な業界やファンクションで仕事ができるんだろうなと思いました。また、そのコンサルティングファームの方達が若い段階からものすごく活躍されていることを、身をもって感じました。その経験を通じて、転職への思いが強くなりました。

movin:

コンサルティング会社といっても沢山ある中で、なぜアクセンチュアを選ばれたのでしょうか?

宮尾様:

コンサルティングファームの仕事には、プランだけで終わってしまうものもあれば、調査した結果をまとめて終わってしまうものもあります。もちろんそれはそれで大事ですが、私が担当していたのは、従業員何千人という単位で仕事のやり方を変えていかなければいけない仕事でしたので、やはり「実行」が非常に大事であると思っていました。
今私もコンサルタントとして仕事をしていて思うんですが、何をやらなくてはいけないか、というのはクライアントも明確な場合が多いんです。我々はそれを整理することは非常に得意ですし、それをストーリーに仕立て上げるというのも我々の価値ではあるんですが、何よりそれを本当に「動かす」、そういう仕事が外部に求められていると思っています。そういう意味で、アクセンチュアには戦略を立案するプロジェクトもありますが、システムという形で会社を変えていくだとか、アウトソーシングという形でお客様ができない仕事、あるいは外に出した方がより効率的・効果的にできる仕事をやっていくということを、文字通りワンストップで提供できるということを非常に魅力的に感じました。

磯部様:

磯部様 私は2002年の4月に新卒として消費財メーカに入社し、営業やマーケティングを約3年半担当していました。入社当初はとても楽しく充実した日々を過ごしていましたが、ライン業務なので1年か2年すると慣れてくるんですよね。業務を回せるようになること自体は楽しいのですが、もう少しインパクトのあることとか全社改革とか、そういったことをやりたいと思うようになったんです。
その後入社3年目に、ちょうど新規事業の立ち上げの話がもちあがり、メーカではありましたが卸業務のような、他社の商品を仕入れて得意先に売り込みをかけるというプロジェクトに参画させてもらうことができたのですが、その時に自分の能力の無さを痛感しました。ライン業務をそつなくまわせるようになり、仕事ができる気にはなっていたのですが、いざ新しいことを一から立ち上げていこうという時に、どういう物の考え方をしたらいいかだとか、誰を巻き込んでどう進めていったらいいかということが全然わからなくて。その時にそういった新規事業の立ち上げですとか、今までにないものを生み出していく仕事をやってみたいと思ったのです。
どういう会社でそういったことができるんだろうと、転職エージェントと話している中で、コンサルティングファームというものがあることを知り、いろいろなコンサルティングファームを回ってみました。
なぜアクセンチュアか?ですが、2つあります。1つは、宮尾と同じように、私も元々事業会社にいたので、実行しないで計画だけたてても全く意味はないという思いがあったので、やはり実行まで責任を持って支援できるファームがいいと思っていたこと。2つ目は、面接した方とウマが合ったというのが正直なところです。コンサルの面接では必ずケーススタディーを行うのですが、私は経験がなかったので、ボロボロだったんです(笑)。こちらの回答に、鋭い指摘が来て、それに対して一生懸命考えて、自分なりに解を出して、そうするとまた次の指摘が来て・・・。でもその時に、たった一時間の面接の中でも自分が成長した実感が持てて、この会社に来たら成長できるんじゃないかなというのが凄くありました。

宮尾様:

確かに私も面接官が魅力的だと思いましたね。何人かの方にお会いしましたが、それぞれに個性がある。面接内容も、質問攻めの人もいれば、半分くらい禅問答みたいな人もいる(笑)。

磯部様:

出てくる人出てくる人が皆違うタイプで、それぞれ個性があって、面白いですよね。前回の面接でここを叩かれたから今回はここを準備していこうと思うと、全く違う角度やスタンスで来られて(笑)。

movin:

お2人とも、会社は違えど、「たてた戦略を実行まで支援する」という点、個性豊かな社員に引かれてご入社されたんですね。
今はどういったプロジェクトに携わられていますか?

宮尾様:

現在は磯部と同じプロジェクトに入っていて、あるメーカにおいて、中期経営計画の策定から実行までを主要部門に対して長期的に支援する仕事をしています。磯部には、ある事業の経営企画領域を担当してもらっています。いくつかコアな事業があるのですが、領域としては、M&A、営業戦略、コスト削減、経営管理の仕組み構築・・など、非常に幅広いテーマを支援しています。私は全体を見ていますが、非常に幅広いかつ難易度の高いものばかりで、とてもチャレンジングかつやりがいのある仕事です。

磯部様:

通常のプロジェクトですとプロジェクトルームをお客様先に借りて、そこに行く形になりますが、今はお客様先に席を頂いて、毎日そこで、部員のような感じで仕事をさせ頂いています。
プロジェクトの、テーマは決まってはいますが流動的な部分もあり、お客様の中でテーマの優先順位が変わったり、我々のサポートの仕方も、アウトプットを主体的に次々出していく時もあれば、部門間をつなぐ、後方で支援をする、プロジェクト管理をするなど、その時々でやり方を変えていかなければいけないので、その中で自分の得意不得意なやり方はありますが、それを含めて柔軟にやれるというのは凄く面白いなと思います。まさに実行系ですね。

movin:

通常の経営コンサルティングでは3ヵ月程度を1つのサイクルとしてまわすケースが多いようですが、数年間ずっと同じプロジェクトにいるのですか?

宮尾様:

はい、もちろん最後までいます。ただ、同じプロジェクトといっても、内容は多種多様でかつクライアントのニーズに合わせて、変わっていきます。
最近のプロジェクトは、戦略をたてながら実行していくという意味で長くなってきている傾向があります。ただ、長くお付き合いをさせて頂くということは、その分、当然お客様から頂く要求のレベルも上がっていきますし、お客様自身も変わっていきます。我々としてはそれにこたえていくために、深く広い知見であったり、専門的なスキルを身に着けていかなくてはいけない。止まってはいられないんです。

磯部様:

そうですね。常に新しいことを、ハイバリューを出さなければいけない。

宮尾様:

やはり会社を動かしていくということの一翼を担う仕事だと思うので、前に進めていくことが求められる。それにはいいことを言っているのも大事ですが、結局人がやっている仕事なので、そこに入っていって、止まっている人がいたらひと押しするとか、つながっていない人がいたらつないでいくとか、そういう仕事も多いですね。

movin:

プロジェクトはどういったメンバーで構成されているのでしょうか?

宮尾様:

宮尾様 所属グループもバックグラウンドも多様性があります。
公認会計士で財務・税務のエキスパートもいれば、サプライチェーンのエキスパートやマーケティングのエキスパートもいます。
例えば、営業改革や営業戦略といった時に、顧客別に経費がどう使われているか、売上げがどういう分布になっているかなどを分析して、一番重要なお客様を見つけて、そのお客様にヒト・モノ・カネをフォーカスするというのがいわゆる通常のケースだと思います。当然そういった業務を担当するのは"人"であって、その人たちの行動が変わらないと、仕事が変わらないという側面も一方である。方針だけ決まっても、動かす人がちゃんとしていなかったら意味がない。そこで、業務を動かす人達をどうやって育成していくかという話が出てきます。どうやって人の意識や行動を変えていくか、あるいは教育していくかといったノウハウがセットになっていないと進まないんですよね。またそもそも、顧客分析に必要なデータを整理・統合して分析していくための仕組みを作らないといけない側面もあります。ですので、プロジェクトには戦略グループのメンバーもいれば人材・組織グループのメンバーもいますし、テクノロジーグループのメンバーもいます。
そういった中では、異なるバックグラウンドを持つ人が集まって、シナジーを出して新しい解を出していくということが求められます。「僕はここが得意です」というだけではもう通用しないのです。

印象に残っているプロジェクト

movin:

なるほど。お客様の要求が高度化・複雑化している今の時代では、御社のように各領域のエキスパートがシナジーを生み出していくことが必要になっているんですね。
では、今度は、お2人がこれまで携わられてきた中で、印象に残っているプロジェクトの話を聞かせて頂けますか?

宮尾様:

あるメーカで、アジア・ヨーロッパ・アメリカの素材メーカを買収するために、3か月で候補を洗い出し、戦略オプションを考えるというプロジェクトに携わりました。ある特定の技術を獲得したいというお題は決まっていて、それ以外の部分―どんな形で買収するか、どんなストーリーで買収するか、ということを考えるプロジェクトでした。これはもう刺激的でしたね。
そもそもその技術について私は知識が無くて初めてでしたし、言語の面でも、英語だけではなくて、たとえばドイツのメーカであればドイツ語のサイトを何とか英語にひも解いたり、その他資料を読み込んだり、海外のメンバーと電話会議をするなどして、全体を整理して理解しながらいくつかの戦略オプションを出していくものだったので、とても大変でしたね。そもそも英語の壁があったのですが、私が入ったのがアナリストの最後の年、コンサルタントに昇進する手前くらいの時で、作業プランを自律的に自分でたててやってみなさいと言われ、柔軟に自分の裁量で進められたので、自由度も高い反面、やり方も自分で決めなくてはならなくて、そこが大変でした。ただ、その時に社内でも厳しいと評判のシニア・マネジャーが私のアウトプットをほめてくれたんです。これはすごくうれしかったですね。転職してから初めて自分の成長を実感できたのと、これから先の厳しさが見えるようなプロジェクトでしたね。

movin:

その際に、前職の事業会社でのご経験はどのように活かされましたか?

宮尾様:

1年でも2年でも事業会社の経験があることは、私はすごく良いことだと思います。会社のメカニズム―会社がどういう時に意思決定するのか、どうしたら意思決定が進んでいくのか、日本企業での物事の進み方、呼吸や息遣い、たとえばこのミーティングでは絶対何も決まらないというのを大体分かっていて敢えてやることもあるのです。我々コンサルタントは限られた期間で成果を出すために、無駄をなくそうとする。でも彼らには彼らの時間の流れがあり、その時間の流れに合わせたコミュニケーションであったり、やり方というのがある。それを理解した上での正論って、お客様からの信頼度が全然違うと思うんですよね。そういった経験をしているのがやはり中途であり、事業会社出身の方の強みだと思います。

movin:

では、逆に事業会社では身につけられなかったと感じることは何でしょう?

宮尾様:

あえて語弊を恐れずに言えば、全社的かつ幅広い経営課題に触れて、それに対して答えを出していくということを、圧倒的なスピードで身につけなければならないというのが我々の会社だと思います。本当に圧倒的なスピードですね。よく新卒の会社説明の際、「アクセンチュアでは3年で他社の10年分の成長ができる」と言っていますが、あれはまさにその通りだと思っていて、そういう経験ができるというのは間違いないですね。
それから、ビジネスマンとしてどこへ行っても死なないスキルというのがあると思っています。それは、たとえば、論理的思考や調査分析のスキル、経営視点などといったハードスキルでもあるのですが、アクセンチュアでは、"逃げない心"、"負けない心"、"折れない心"といったソフトスキルも身に着けられると思います。短期間でプレッシャーがある中、言い訳せず300点、500点を目指すアウトプットを出していく中で、そういった心が身についていくのでしょうね。正直、論理的思考などのハードスキルはこの仕事をしていると当然身に着けられます。どこの会社にいるよりもそうだと思っています。それはもう当然のもので、上になっていくほど、ソフトスキルの部分を見られるようになると思います。

movin:

では、磯部様の印象に残っているプロジェクトを教えてください。

磯部様:

磯部様 私の印象に残っているプロジェクトは2つあります。
1つ目は、転職して初めての仕事です。メーカの研究開発戦略立案プロジェクトで、どういうカテゴリで消費者に対して価値を出していくか、どういう技術を育成していくかというテーマでした。私は商品企画などのマーケティング領域の仕事をしてきたので、まずは技術という領域がそもそも全然わからないというのが1つのハードルでした。でも一番苦労したのは、スピード感です。事業会社の時間感覚とコンサルタントの時間感覚は全然違うと思いました。例えばマネジャーからあるタスクの指示があり、私の中では1週間なり、出来たベースで出すというイメージを持っていたのですが、半日後くらいに、「もう出来た?」と言われたり。その圧倒的なスピード感についていくということに最初は苦労しましたね。
2つ目は、ある小売業の新規事業立案プロジェクトです。実際に事業として立ち上がり、先日新聞にも掲載されました。自分が関わった案件が新聞に載るというのは非常に嬉しいですね。

アクセンチュアのカルチャー/研修制度について

movin:

中途で入社されると、仕事以外の部分、カルチャーマッチの点も大変だと思いますが、どうでしたか?

磯部様:

戦略グループには、「中途の会」というのがあり、中途入社した先輩方が、入社間もない人を集めてランチや食事会を開いてくれて、悩み相談にのってくれたり、壁を乗り越えるためのアドバイスをもらえます。中途で入社すると、まずは社内ネットワークを作るのがなかなか大変じゃないですか。そういう時にそういう場があって、そこからまたコネクションをつなげていくことができて、私はすごく助かりましたね。

movin:

アクセンチュアは新卒の方が多いというイメージが一般的にあるようですが

宮尾様:

もともとアクセンチュアは新卒と中途のミクスチャーをすごく意識している、新卒と中途の融合を大切にしている会社だと思います。異文化を認め合うというのが会社・社員の基本的なベースラインとしてあります。我々はチームで仕事をしているので、そういう考え方を持っていないとプロジェクトもうまくいかないということがわかっているんです。
また、中途の方のもともと持っているスキルや良さを生かせるプロジェクトに入れるよう配慮もしてくれています。短期視点ではなく育成も含めた中長期視点で、配属を考慮してくれています。

磯部様:

そもそもあまり"新卒"と"中途"という感覚が私には無かったですね。グループによっては新卒入社より中途入社の方が多いところもありますし。

movin:

なるほど。今少し育成のお話が出ましたが、研修制度について教えてください。

宮尾様:

オフィシャルなものとしては、まず入社後1ヶ月程度の研修を行っています。ここでアクセンチュアのコンサルタントとしての基礎スキルや基本動作を見につけて頂きます。あとはOJTです。育成を考えた時に研修も大切ですが、フィードバックというのが非常に大切だと思っています。アクセンチュアの人は求めれば絶対フィードバックをくれます。やはりプロフェッショナルファームですので手とり足とり教えてくれることはないんですが、求めれば必ず、十二分といわず十五分くらいのフィードバックをしてくれる。

磯部様:

そうですね。聞いてないことまで教えてくれる(笑)。

宮尾様:

カルチャーとして人を育てることをどこより大切にしている。これは素晴らしいと思います。

今後のキャリアプラン

movin:

次に、今後のお2人のキャリアプランについてお聞かせください。

磯部様:

私は海外志向が強いので、何らかの形で海外に関わる仕事をしたいと思っています。最近アクセンチュアでも海外進出系の仕事を頂くことが多くなっていますので、そこに関わっていきたいというのもありますし、アクセンチュアの海外オフィスに異動するのもいいと思っています。海外研修で海外のメンバーに会う機会があるのですが、働き方など、ベースにあるカルチャーやアクセンチュアマインドは一緒なのですが、国によってそれぞれ特徴があって、すごい面白いなと思うんです。

宮尾様:

アクセンチュアですごいなと思うのが、基本原則が皆一緒なことです。たとえば"クライアントファースト"という考え方は、誰と話してもベースにあります。あと、チームで仕事をする、ということもどの国の人間も当たり前に考えています。いわゆる多様性を認めるというのもそうですね。

movin:

海外研修で様々な国のメンバーと会えるのはいい刺激になりそうですね。実際にそこで出会った人たちと研修後もつながりはあるのですか?

宮尾様:

はい、彼らから沢山のアドバイスをもらっています。
今は日本の中で閉じた話はあまり無いんです。日本企業が欧米の企業の良いところを取り入れていく中で、海外の企業をベンチマークすることが大事になっていますので、その際に彼らの力を借りるなどします。
日本の会社と違うのは、そういう場面で、上位の役職の人間にも直接アクセスできるところだと思います。私の例ではある中国でのビジネス展開案件で、中国のパートナーに直接質問をしたりしています。

movin:

宮尾さんのキャリアプランもお聞かせください。

宮尾様:

宮尾様 私は、経営者になるためにショートカットしたいと思ってアクセンチュアに入社しました。なるべく早く、若いうちに経営課題に直面して解決する経験をしたいと。そして様々な会社の経営を見ながら経営者になっていきたいと思っていました。
今もその思いはある一方で、この会社で新しいビジネスを創っていきたいという気持ちがすごく強いです。コンサルティングのコアな部分−何かを変えていくとか、課題解決するっていうところは変わらないですが、それをベースに新しい事業を創っていくとか、業界のバリューチェーンを見渡した時にその業界全体の利益が上がるようなプラットフォームを創るとか、そういう仕事をアクセンチュアは実際グローバルで既に実行していて、日本もそれに取り組みつつあります。つまり、アクセンチュア自体がビジネスを実行するステージがあって、それが私には非常に興味深いのです。
あとアクセンチュアの面白いところは、先行投資型のビジネスやお客様と共同投資型のビジネスにも取り組んでいます。コンサルティングファームでありながら事業会社の側面もあるのです。

忙しい中でのワークライフバランスの取り方

movin:

コンサルティング会社というと忙しいイメージがありますが、お2人は仕事とプライベートのバランスをどう取られていますか?

磯部様:

宮尾様 磯部様 私はすごくバランスがとれた形で働いています。最近は大体20時には帰っています。たまに体調が悪い時はチームメンバーに相談しています。我々は一人ではなくてチームで仕事をしているので、そういう時には誰かが補完してくれますし、逆に誰かが困っている時は自分がサポートするなどしています。ですので、バランスが取れなくて困ったことはないですね。

宮尾様:

コンサルティングの仕事は、タイムマネジメントの極みのような仕事で、決められた期間の中で一定以上のアウトプットを出すのが基本です。が、オンの中で3カ月間ずっと忙しく過ごしているとやはり人間のモチベーションって落ちちてしまうんですよね。ですので、ある日は16時仕事をオフにしてメンバーと飲みに行ったり、ある日は夜まで頑張ったりとメリハリをつけています。週末に仕事のことを考えないというと嘘になりますが、絶対に、全然仕事のことを考えない、完全解放する時間は必要と思っています。そうしないと充電されないので。
とは言っても正直、オフの日でもふとアイデアを思いついたら、iphoneにメモを残したり、実際そうやって日常の中で仕事とプライベートって融合していて切り離せないというのが正直な感覚です。

磯部様:

確かに切り離せないですね。でも、意識的にではなく潜在下で仕事のことを考えられていて、それがストレスにならない、仕事という枠ではなくなってくるんですよね。

movin:

女性ですと、結婚や出産といったライフイベントがありますが、女性の働く環境としてはどうでしょうか?

磯部様:

同期の女性で、出産して休暇をとり、復帰して時間短縮勤務制度を利用して活躍している人もいます。
アクセンチュアでは、「アクセンチュアが好きな人・アクセンチュアで働いていきたいと思っている人に残ってほしい、仕事をしてほしい」と、自分もそうですが周りも思っていると思うんです。ですので、そういった人が、結婚や出産・育児で時間的な制限が出来てしまっても、そういった制限の中で出来る仕事を皆で柔軟に創り出していこうと変化する組織だと思っています。ですので、私自身、この会社で長く働いていくことができると思っていますし、自分でも仕事を創り出して環境を変えていける気がするんですよね。不安感は一切ないです。型にはまった仕事のスタイルではないので、如何様にもできると思っています。

アクセンチュアの求める人材

movin:

最後に、こういう方にぜひ来てほしいというような人材像を教えてください。

宮尾様:

人を惹きつける人ですね。その魅力はなんでもいいのです。
何かひとつのことを真剣にやり抜いてきた人は、いろいろな痛みや悩みを原体験として持つと思います。お客様は人ですので、正論だけではなく、「この人の話を聞いてみたい」とか「この人の言うことならやってみようか」というのがあると思いますが、そういう経験をしてきた人にはそういう魅力が備わるんだと思います。
別にそれは失敗していてもよくて、そういう経験をしたかどうかが凄く大事だと思っています。同情でも共感でも驚きでも何でもいいのですが、人が、「この人いいな」と思う人であってほしいです。
正直、論理的思考とか構造化の能力はあって当たり前ですし、仕事をしている中で身につきますので。
あとはやはり、強い想いを持ってほしいですね。それがないと弱い部分を克服できない。磯部に関して言うと、非常に想いが強いところがすごくいいところだと思っています。
想いがないと人に興味を持てないし、物事にも興味を持てない。例えば商品の売り上げを3倍にしたいという時に、必ずしもその商品を好きにならなくてもいいですが、興味を持てば、実際その商品が販売されている売り場に足を運んで、どんな人が買っているかというのを立ち止まって見ると思うんです。写真も撮りに行くし、あるいは自分で試したり身の周りの人に勧めて感想を聞いたり。ただ単にデータを分析して、このカテゴリの市場は成熟化が進んでいて、商品のコンセプトは機能性が大事で、最近価格も安くなって・・・というレベルのアウトプットの話をしていると、お客様にも響かない。

磯部様:

私は言いたいこと・伝えたいことが沢山あって、もう紙からはみ出ちゃったりする時もあります(笑)。

宮尾様:

宮尾様 磯部様 あえて語弊を恐れずに言えば、最近はお客様もコンサルティングファームを"使い慣れて"いるので、一定のフレームワークで整理されただけのものでは、もう受けないんです。そういう一般的なフレームワークを使って導き出された課題は、その会社を知らなくても言えることだからです。たとえば戦略がないとか、ここのプロセスルールが不十分だとか、言い方によってはどの会社の課題でもある話ですよね。だけど、その会社に響くボタンというのがやはりあって、それは論理的思考で網羅的に打ち手を全部出してそれを解決いくというのとは違う。信頼関係がなければお客様から「あれもあるじゃないか、これもあるじゃないか」と言われてしまいますし。そのリスクヘッジのために、コンサルタントは全体像を整理して、重要度をつけて、平面的にとらえるんですよね。
でも、お客様と本当のパートナーになるということは、酸いも甘いも一緒に分かち合っていく事であって、「これは大事だけど今は捨てるべきだ」という文脈でお客様と話せるかどうかだと思います。平面的なとらえかたでは出てこないボタンの押し方があると思います。どれだけ論理的に正しく出された答えでも、ボタンがかけちがっているように見られる時があるんです。その時に、ボタンのかけちがいに気づけるというのは、どれぐらいその人やその会社に興味があるかで変わってくると思います。

磯部様:

そうですね。相手の会社、その人そのものに興味を持つことはすごく大事ですね。その人の課題認識とか、その会社の課題とか、それはどういうコンテキストでそうなっているのか、といったことを理解しないまま、「会社を客観的に見た時にこういう課題があります」、というのは論理的に導けると思うんですが、その課題の見せ方とか、課題の、「・・・、だからこうです」という「・・・」の部分は、その会社固有のカルチャーや空気感がわかっていないと意識を共有してもらえない。

宮尾様:

磯部さんは、すごくそういった部分を大切にしていて、「こういうところに痛みがありますよね」、「こういうことを大切にしているんですよね」というところを理解した上で、「でも今は、これをやるべきです」と結論を出すので、迫力が違うんですよ。論理だけから出てくる解では出ない迫力がある。そうするとお客様も、「この人は何か違うぞ」と思って頂ける。
コンサルタントとして事実を伝えていかなければいけないのですが、その伝え方というのも考え抜かなければいけない。ある部署や人にとっては良薬にもなる一方で、他の人には毒薬にもなる話もあるので。

磯部様:

そこで必要なのは想いや愛情だと思います。フィーを頂いて参画しているので、耳痛いことこそ我々が伝えていかないといけないと思いますが、その伝え方に工夫とか想いがなければ、ただの嫌なコンサルタントで終わってしまう。

宮尾様:

本当にそうですね。ぜひ強い想いを持った人にきて頂きたいですね。

movin:

本日はお忙しいところ本当にありがとうございました。

宮尾様と磯部様

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