ドリームインキュベータ(DI) マネジャー 宮内 慎氏インタビュー

  1. ドリームインキュベータの強み・特徴
  2. プロジェクト事例から見るドリームインキュベータの魅力・醍醐味
  3. 入社後初めてのプロジェクト
  4. 育成方針・ワークライフバランス
  5. 求める人材像

対談 弊社キャリアコンサルタント 久留須 親

ドリームインキュベータの強み・特徴

movin:

本日はインタビューのお時間をありがとうございます。今日は宮内さんのご経験や実際のエピソードを交えながら、ドリームインキュベータの強みや特徴、醍醐味、面白みなどを伺えればと思っています。

宮内様:

承知しました。

movin:

まず、ドリームインキュベータの強みや特徴を伺えますか。

宮内様:

私はドリームインキュベータに入社して6年になりますが、入社して以来実感している強みというのは、ドリームインキュベータが大きな業態変化を遂げ、良い意味での進化を遂げているなということです。最初はベンチャーインキュベーションを基軸にしながら、コンサルティングも手掛けていました。約4、5年前からは、コンサルティングの中でも、特に解決をしなくてはいけない社会的課題に対して、新事業の創出などのコンサルティングを提供しています。これはコンサルティングの派生形ですが、産業プロデュースと呼んでいます。産官学で様々な人を巻き込みながらその解決策の実現を行うものです。テーマのサイズが非常に大きい場合は、産官学での代表を決めていきます。

つまるところ、結局我々はビジネスプロデュースを手掛けている会社といえます。ビジネスをプロデュースするのがクライアントの場合もあれば私達自身ということがあります。そこには良い意味で境界線がある時もありますが、ない時もあります。

ビジネスを作るという名のもと、結果として大きく3つの事業の柱が立ち上がってきたところです。1番目がいわゆるプロフェッショナルサービスです。これは戦略コンサルティング、産業プロデュースだけではなく、人材開発支援や、M&A支援などを含みます。これらもトップダウンでこうしていこうというよりは、こういう武器を持ってドリームインキュベータというフィールドで、それを1つの事業の柱にしていこうと思う人間が、どんどんプラクティス化をしていったと言えるでしょう。
2番目は事業経営と投資育成で、これはドリームインキュベータが持っているアセットと言えます。これは今まで積み上げてきたものがかなりありますが、これを更にどう良くしていくのかが大切だと考えています。それぞれをどの様にビジネスとして繋げ、さらに大きな仕組みができるかを考えていくがキーになると考えます。
3番目が次世代事業創出ということで、これは現在我々が大きく打ち出しているところです。ここは社長の山川や私も積極的にドライブしているのですが、主にメディアエンターテイメントコンテンツのところです。ドリームインキュベータができる事業ということを考えると、インフラなどをゼロから作るというのはさすがに距離感があります。コンテンツなどの領域であれば、我々のネットワークとか、コンサルティングで培った強みを生かしてやって行くことができます。

この3つの柱となる領域を個人の志向により行き来ができる、或いはやりたい人によっては全てに挑戦できるというのはドリームインキュベータだけですね。これは日本でも稀有な存在と思いますし、これがまさにドリームインキュベータの醍醐味と思っています。

苦労する点は、世の中で戦略コンサルタントと言われる人と、アントレプレナーと言われる人が似て非なるものであることです。実際コンサルタント出身で、事業で大成功している人は限られますね。もちろんDeNAの南場さんのような方もいらっしゃいますが。
戦略コンサルティング的な知識というのが、事業を実際にドライブしていくうえで重要です。
世の中のどこがどうなっているかを知り、自分の強みと他人から借りた部分を組み合わせてビジネスを作っていくうえで、やはり戦略コンサルティング的なスキルは重要ですね。
ドリームインキュベータ が行う事業というのは、そういった戦略コンサルティングの現場経験を持った人間が実施することこそ、やはり差別性だと考えています。例えば、コンサルティングという視点で切り出したらBCGとかマッキンゼーとかとどう戦っていくのか、事業性・投資性だったらPEファンドとどう戦っていくのか、次世代事業創出性だったらベンチャーや大企業であるとか、商社とどう戦っているのかという点があります。我々の差別性は、それらを1つの組織としてかつ戦略コンサルティング現場で培ったものを軸にそういったところに派生していける。そういった個人のチャレンジを会社がバックアップするというところが、大きな魅力と感じています。これは私の入社後の経験です。

movin:

宮内さんの場合、ドリームインキュベータに入られた時と今とでは、かなり形が変わってきているということでしょうか。

宮内様:

はい、そうです。

movin:

実際、その変化はご入社された時から起こっているのでしょうか。また、その変化をご承知のうえでご入社されたのでしょうか。

宮内様:

そうですね。当時から入社時の肩書がビジネスプロデューサーでした。単なる戦略コンサルティングを超えて、技術を作って行くっていう強い想いで、ベンチャーインキュベーションもやっていました。私のファーストケースもベンチャーインキュベーションでしたし。あとは、日本の強みというのを強く打ち出して行くケースです。私は海外のビジネススクールで学びましたけれども、やはり大きな収穫は、日本には非常に大きな強みや誇れるものが沢山あるということに気づくことができたことです。

それらを武器にグローバルに戦っていくという時に、ドリームインキュベータはコンサルティングだけでは無く、ビジネスをやっていこうとしています。社員がそのようなマインドセットで一丸になっていると感じました。私などは今でも商社マンだと思って仕事をしていますし、やはり事業というところに軸足を置きながらグローバルに戦っていきたいと思っています。いわゆる戦略コンサルティングファームだとそのようなことは難しいでしょう。ドリームインキュベータでは同じ箱で1人の人間が事業とコンサルティングの両方をできるというイメージです。やりたい人間に対してチャンスを与えるという、ボトムアップの提案を許容する文化があります。そこが大きな魅力であり醍醐味であると感じています。

プロジェクト事例から見るドリームインキュベータの魅力・醍醐味

movin:

なるほど。宮内さんが成し遂げたという実例があればお教え頂けますか。

宮内様:

日本酒のグローバル展開を提案しました。日本酒を現地にとって受け入れやすい形でローカライズを提案して行きました。日本のモノ作りや技術などのビジネスモデル以外の強みを、輸出をしていくっていうところを、何かしらの形で関与して行ければと考え、提案したテーマです。

社内でマネージャープレゼンテーションという、自分がこういうことをやりたいと考えていることを月に1回全社にプレゼンテーションする場があります。そこで私は日本酒がどうすれば輸出を広げて行くかを社内でスタディしました。日本酒を選んだのは日本の食を代表する大きなテーマだからです。官公庁の方、日米の酒蔵の方、最終ユーザーのレストランの方など、色々な方々にヒアリングを行い、どうすれば日本酒産業が世界で10倍程度プレゼンスを拡大できるかの構想を練ってみました。

実際社内プロジェクトで私の下にメンバーが2、3名付き、その中でドリームインキュベータとしてのビジネスモデル,ビジネスプランを書くところまで進みました。そのビジネスプランが良ければ出資ということもあり得たでしょう。私の下にメンバーもつけてもらえたということからも、ドリームインキュベータの許容する文化がご理解頂けると思います。やはりそこは大きな魅力だと思います。当然そういったことをやっていくに当たっては、基礎スキルを持っていること、しっかりコンサルティングプロジェクトをこなすということは前提になります。ある程度プレゼンスを発揮できる人間には、チャンスをどんどん提供していくというところです。そこの許容度と幅です。『事業をやりたいのか。そうか、ではちょっと提案してみろ。』といった具合です。このような事が、社内で普通にある点が大きな魅力と感じています。

movin:

クライアントに対するコンサルティングプロジェクトという訳ではなくて、新しい事業を考えるためのフィジビリティスタディのような形で行われたのですね。

宮内様:

そうです。社内で何か構想を作るとか、新規ビジネスを考えるということが個人の場合もありますし、チームの時もあります。そういったプロジェクトというのが、何か会社で誰が何パーセントやれという訳ではなくて、自発的に走るところはドリームインキュベータならではと思います。コンサルティングを実施した後にビジネスを作るという想いに共感を持った人間が比率としては非常に高いですから、自然な社風、流れなのかと思います。

movin:

結構そのようなプロジェクトというのは、あるものなのですか。

宮内様:

はい、今もあります。ドリームインキュベータの次世代を考える様なプロジェクトが走っていたりもします。あとは実際我々が出資した先に対し、我々の大規模リレーションも絡めてどのような展開ができるのかを考えるなど、複数のプロジェクトが走っています。

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