movin:
なるほど!面白いお話をありがとうございます。
それではちょっとお話を変えまして、まだ半年ということですが、これまでに苦労したことはいかがでしょうか?
大野様:
ないですね!!
movin:
多分、大野さんは苦労を苦労と感じない、そういう体質になっていますよね?
大野様:
はい、多分そういうマインドセットですね!
ムービンさんには、前職にいた時からずっとお話していましたが、如何に「外資系金融」といっても5~6年経つとそれなりのポジションにはなりますし、仕事の回し方も分かってきますので、1~2年目に必死になってもがいていた瞬間というのは無くなってきます。そうしますと「これで良いのかな?」と思ってしまいますし、おそらくは私がそこで年と共にマネジメントロールに興味が出てくれば、徐々に役割が変わって来て良いと思うんですけれども、なぜか私はバリバリのプレイヤーとしての現場が良かった。そのような時にムービンさんとお話させていただいて、ドリームインキュベータの案件をご紹介いただいたという背景がありますので、そうしますとおっしゃる通り苦労を苦労と思わずに「苦労こそ生き甲斐!」みたいな感じはあるかもしれませんね。ですので、入社して最初にリバリューの米国でのビジネスモデルを調査してと言われた時には、そもそもリバリューって会社も知らないし、余剰品を流動化するって聞いても「何だそれ!?」みたいな感じでしたし、「余剰品は確か英語だとsurplus assetだけど、流動化ってliquidationで正しいのかな?」というところからでしたから、最初はもう必死ですよね(笑)。とりあえず睡眠時間削ってGoogleで調べて出てきたレポート読み漁って「へえ〜!こういうのがあるんだ!」って初めてのことを学んでいって、そこでパッと思ったのが「あれ?この人に連絡すれば良いんじゃないか?」という感じでした。その後は先程お話したような感じでした。
movin:
(笑)
それを苦労とは感じさせない「新しい刺激的なこと」がある、ということですね?
大野様:
そうですね。それは間違いなくあります。
movin:
新卒で入られた最初の1,2年はもう必死で当然苦労だと思うんですけれども、それと同時に新しい刺激があった。でも、年が経つと慣れてきて苦労はないけれど刺激もない、みたいな。
大野様:
そうですね。
あとは、香港に行ったらかなり必死にやらないといけなかったので、日本に戻って来てとても生活が楽になったというのもありますね。英語から日本語になって楽になったという面ももちろんありますが、例えば酔っぱらって帰っても日本だったら最悪でも警察が拾ってくれるとか(笑)。香港だと、酔っぱらったら死んじゃう!って思っていましたし…。一度だけ酔っぱらって、香港で乾杯したら次の記憶がなぜか国境を越えて深?のホテルで寝てたことがありまして…。その時は、本当に殺されるんじゃないかという身の危険を感じましたね…。こういうのは日本ではないんですよね。
movin:
(笑)
それはないでしょうね。
大野様:
まあ、せいぜい渋谷で飲んでいて気が付いたら幕張にいた、くらいだと思うんですよね(笑)。
movin:
幕張もなかなかないと思いますが(笑)。
大野様:
まあ、もしかしたらこのように日本に帰って来て生活面での刺激がなくなったというのもあるかもしれませんが、仕事上の刺激がなくなってしまっていたというのが、とても大きな問題点としてあったと思います。
movin:
それでは、どんな方にドリームインキュベータに来て頂きたいでしょうか。
大野様:
ドリームインキュベータは非常に刺激に溢れていて、手を挙げれば何でもできるし、何かやりたかったら何でも自分でプランを持ってこれるし、別に持って行ったからといってすぐに採用される訳ではなくて「これは筋悪いよ、ボツ!」みたいなことを言われて、じゃあ「もう一度こんなの考えてきました〜」と再挑戦したり。こういうのはとても健全なやり取りだと思います。でも、まあそこで「筋が悪いね」って言われて「あ、そうですか…、分かりました、残念です」って思っちゃう人は、なかなかビジネスを作るのは難しいんじゃないかと思っています。
movin:
そこに信念みたいなものがないと?
大野様:
そうですね。おそらく究極的に新規案件やる人やベンチャー創る人というのは、「絶対俺が成功する!」とか「絶対このメンバーだったら行ける!」「絶対このビジネスモデルはいけるんだ!」という、極めて強い想いがあるからできるんだろうなと思います。マーク・ザッカーバーグがFacebookを1,000億で買うっていう人がいたときに「いや、売りません」って、普通の人なら言えないんじゃないかと。1,000億ですよ!?でも、絶対この会社は兆単位にまで成長するって信じていて、実際に15兆にもなっている訳です。
このようなことを考えますと、是非ドリームインキュベータを受けて頂きたいのは、戦略コンサル志望の方はもちろんなんですけれども、それ以外にもいわゆる超優秀で、色々な経験を積んだ20代後半から30代前半の方で、「なんか仕事はつまらなくなってきたけど、今の給与は良いし、このままいたら何年後には給与はいくらくらいで役職もつくしな。海外駐在できたら面白いとは思うけど、まあこのままいても良いのかな。」って思っているような、くすぶっている方に是非受けて欲しいですね!
それであなたの人生良いんですか?あなたの夢は何ですか?って聞きたいですね。ドリームインキュベータは、中途で入ってきている方も、新卒の就職活動をした時の熱い想いをまだ持っている人ばかりですからね!
movin:
なるほど!
大野様:
人生1回ですから!
私は転職を経て年収は大幅減ですからねえ…
movin:
年収は、そうですよね…
特に未練はないですか?
大野様:
もちろん、未練はないかと言ったら、いやーあのお金があったらな、と思ったりします(笑)。
ですが、何か一回抜けてしまうと楽ですね。断捨離ではないですけれども、いらないって決めた時は「自分強いな」と思いました。
movin:
なるほど。何かに解放されたような感じですね。
大野様:
そうですね。それはありますね。
とはいえ、ふとした時にボディーブローのように効くときありますが(笑)。
movin:
(笑)
大野様:
でもその分、仕事が面白いですし、色々な人にどんどん出会えますし、これはやっぱりとても良いです。さらに、これまでに自分が培ってきた人間関係とか知見が凄く活かされているな、と思います。単なるゴルフ仲間や飲み仲間だったりした人が「あれ?これはあの人に頼むことができるんじゃない?」ということがあったり、この人がちょっと難しくても「紹介して下さい!」とか。発想勝負ではありますけどね。
このような人間の繋がりが非常に重要になっていますし、そういう繋がりやネットワークを大事にしている人間がドリームインキュベータには集まっていますので、人間的な魅力がある人ももちろん大歓迎ですし、新しいものを創りたい、今あるものをより良くしたい、という熱意にあふれている人だったら誰でも是非受けて欲しいですね。
movin:
ありがとうございます。
それでは、最後に何かメッセージをいただけますでしょうか。
大野様:
最後に1つ言うとすると、これはゴールドマンサックスの採用ページに出ていたんですけれども、私は「Life is onetime journey」人生は一回きりの旅だと思っています。人生は一回きりですから、安定して生きることもできるけれども、自分が安定するためには、社会とか国とかより大きなものが安定していないといけないと思うんです。ですので、より大きなものを安定させるとか、成長させるということに強い魅力を感じるとかやってやろうじゃないかとか、「私そういうの創っちゃいますよ!」というような方を是非是非募集中です!
movin:
わかりました!
大野様:
よろしくお願いします!
movin:
本日は本当にありがとうございました。
大野様:
ありがとうございました。
最初のページに戻る > ドリームインキュベータ(DI) ビジネスプロデューサー 大野 秀晃氏インタビュー
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