特集 企業・ポジション別 ポストコンサル転職事情
外資系コンサルタントを経験後、どんなキャリアを歩まれているのか、どんな企業への転職先があるのかご紹介していきます。
目次 - INDEX -
(1)外資系コンサルタントの転職マーケットでの評価
(2)外資コンサル経験が活きる環境
(3)外資コンサルタント経験者を採用したい企業
(4)外資コンサルの転職事例
(5)最後に(キャリア相談会のご案内)
まずコンサルタント経験者、ポストコンサルタントは他の職業と比べ転職マーケットでの評価は非常に高いです。いわば特等席にチケット持っており、転職において有利に働くと言っていいでしょう。
これまでコンサル経験者の採用というと、企業の中にはあまり好まない会社や、転職をしてもなじめず結局はコンサルに戻るというキャリアもしばしば見受けられました。
これは一般的なイメージですが、コンサル=机上の空論で、「現場を知らない」「立案と実現の乖離」などあまり良いイメージを持たれていない会社も多かったのも事実です。しかし最近の外資系コンサルティングファームでは戦略立案だけに留まらず実行という部分までコミットしていくスタイルに変わってきているため、上記のようなイメージを持たれる企業も少なくなる一方、コンサル出身者の方々が多くの企業で成功されている背景もあり、コンサルタント出身者を歓迎する企業が増えています。
外資系コンサルタントの強みは、なんと言っても汎用的な「論理的思考能力・考える力」でしょう。もちろん特定の専門領域への知見について強みを持っている方もいらっしゃいますが、色々な業界、テーマ、課題解決を経験してきた実績は大きな武器となります。
昨今の企業を取り巻く環境は非常にスピード感も早く、経営側では今までに経験したことのない経営課題が多くなっており、ポストコンサルタントとしての真価を発揮出来る場面が多くなっています。
さて、外資コンサル出身のポストコンサルタントの方々はいったいどんな企業へ転職されているかですが、様々な業界が挙げられます。人気のある業界、弊社での支援実績、積極採用の企業など含め以下のような転職先がございます。
カーライル、KKRなどといったPEファンドは外資系コンサルタントにとって非常に人気のあるポジションのひとつになっています。これまでのコンサルティングスキルを基に投資先でのバリューアップが主な業務ですが、ファームと違いより深く企業に入り込むことが出来ること、ある程度長期間で企業経営に携われること、Exitなど目に見える結果があること、などが人気の理由となっているようです。また投資先企業が成長、業績が上がればキャリーボーナスも支給されるため、これも大きな魅力の一つとなっています。
ゴールドマンサックス、モルガンスタンレー、UBS、メリルリンチなどといった外資系投資銀行では、コンサルを大きく超える給与水準や、M&A支援などに携われる点において、人気があります。ある程度シニアなポストコンサルより、20代若手のポテンシャル人材を好む傾向にありますが、数年コンサルを経験して投資銀行へ、というキャリアパスは業界内でもスタンダードなキャリアパスとなってきています。ただし投資銀行の採用は少数であり、ポジションがオープンになってもすぐに埋まってしまうことがほとんどです。転職エージェントと密に連絡をとりチャンスを逃さないようにした方がいいでしょう。
ポストコンサルのベンチャー企業への転職は年々増えている傾向にあります。
DeNA、リクルート、楽天などをはじめとするメガベンチャーだけでなく、100名以下の立ち上がり間もないベンチャーにおいても転職事例は多いです。そのポジションも経営企画、新規事業責任者、海外展開担当、マーケティングからCFO、COOなど幹部ポジションへのキャリアも目立っています。コンサルスキルを活かし主体的に企業成長に携われること、IPOにおけるストックオプションも魅力の一つです。
国内大手事業会社でもポストコンサルタントのポジションは多く、自動車、商社、メーカーなど業界を代表する企業で採用を行っております。ネームブランドはもちろんですが、なかにはコンサル時代にクライアントとして入っていたところから声を掛けてもらい転職する例もあったりします。所謂年功序列企業のなかで30代で経営サイドにいる人は少なく、コンサル経験者のために部署新設をしたりするなど、ポストコンサルタントへの期待も高い印象です。ポジションとしては、M&A部隊や社内コンサル(業務改善)、海外展開などコンサルティングファームでもトレンドとして扱うテーマが多い印象です。
外資系企業は今も昔も外資コンサルの転職先としてメジャーな企業となっています。
一例ですがDELLやアップル、Amazon、GE、P&G、マクドナルド、MSD、ノバルティスなどグローバルにおいて業界を代表する錚々たる顔ぶれの企業が挙げられます。ほとんどがマーケティングや経営企画ポジションでの募集となっており、元外資コンサルの方々も多く、転職してからの環境も整っています。外資系企業では高給傾向になるためポストコンサルタントとしてもスムーズにキャリアチェンジが可能です。
他ファームに移る外資コンサルの方もいらっしゃいます。規模同等の外資コンサルティングファームから、専門領域をより極めたいということで特化系ファームに移る方、また新興系ファームにてまだ出来上がっていない組織を作り上げたいという方、様々です。
コンサルtoコンサルはファームごとにやり方は違えど転職後すぐに即戦力として動けること、給与についても同水準のファームが多いため余計な心配はせず、ファームの方向性など自身のコンサルティングスタイルを考えながら転職するファームを考えられることも大きなメリットかと思います。
実際に転職された方の直近の転職成功事例をご紹介いたします。
多くのケースがございますので、ぜひご参考になさってください。
前職 | ご転職先 | |
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戦略系コンサルティングファーム6年目 | ⇒ | プライベートエクイティファンド |
戦略系コンサルティングファーム8年目 | ⇒ | 再生系コンサルティングファーム |
外資系コンサルティングファーム15年目 | ⇒ | AI関連のベンチャー企業 |
外資系アドバイザリーファーム12年目 | ⇒ | Fintech関連のベンチャー企業 |
大手外資系コンサルティングファーム9年目 | ⇒ | ヘルスケア系ファーム |
大手外資系コンサルティングファーム8年目 | ⇒ | 有名戦略ファーム |
戦略系アドバイザリーファーム7年目 | ⇒ | 投資銀行 |
弊社では、外資コンサルティングファーム出身のポストコンサルタントの方々を中心に、数多くのご転職支援を進めて参りました。
些細なことでも結構ですので、コンサルティングファームからのセカンドキャリアを検討し始めた際には、ぜひ弊社キャリアコンサルタントにご相談いただければ幸いです。
日程 | いつでも!(ご登録後、担当キャリアコンサルとご相談ください) |
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場所 | 弊社オフィス |
対象 |
現役コンサルタント・元コンサルタントの方 すぐの転職ではなく、今後のキャリアについてのご相談もお受けしております。 ご相談面談では、ざっくばらんな意見交換・ご相談をさせて頂きながら、最適なキャリアチェンジ機会のご紹介、キャリアチェンジ成功のためのアドバイス等できればと思っております。 |
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