Kさん（男性）
有名私大卒業後、ベンチャー企業に入社。
リーマンショックの煽りを受け、会社が業績不振に。その際、経営的なスキルを身につけたいと思い、総合系コンサルファームに入社。
入社時から5年間常にトップの評価を獲得するトップコンサルタントとして活躍。職位はマネージャー。

入社以降、わからないことだらけでとにかく必死に走り続けてきました。
毎日目の前のことだけを見て仕事してきましたが、同じような案件が続いてくることで徐々に自分の成長も鈍化してきたなあと感じました。
また、失礼な話ですが、気づけば同僚や上司から得られることも減ってきたなあと思いました

まずはコンサルはもういいかなと思っていました。
同僚も転職先として事業会社に行く方が多かったので。ほかには新しいことを学べる環境、長く働ける会社、年収アップなどを意識していました。

＜選考前＞
事業会社に行きたいという気持ちからポストコンサルに強いということでMovinさんにご相談に行きました。
まずは事業会社しか考えていないと話したため、事業会社の案件のお話を色々としました。
ただ、Movinさんから「事業会社に行くのであればその事業がやりたいとか理念に共感しているという想いみたいなものがないと受からないですよ」と言われました。ただし、私の場合、いろいろと考えましたが中々この会社に行きたいということが伝えられませんでした。
そんなやり取りをしながら何度か訪問する中で、「特にこの会社という会社が無いのであればやはりコンサルティングファームでいろいろな会社に関わっていく方が好きなのではないですか？」と言っていただきました。
その一言から自分の場合は事業会社に行きたいと思っていたのは何となくでしかなく、とにかく今の会社を卒業したいだけなのでは、と思うようになりました。

＜選考中＞
そんな中、1社コンサルティングファームのセミナーを紹介していただきました。
自分はコンサルティングファームと言っても自分の会社しか知らなかったのでとりあえずほかのコンサルってどんな感じなんだろうと思い、参加してみました。
それが、今の会社だったのですがその時はかなり衝撃を受けましたね。
同じコンサルティングファームなのにその方たちが話している内容の広さ・深さがすごかった。
自分はいつも目の前のお客様だけを見ていたのですが、プレゼンターの方たちは自分と同じくらいの年齢の方も日本・世界という視点でコンサルティングについて語っていました。
しかも非常に納得感があった。そこで今の会社に是非行きたいと思い、準備を進めました。
それから選考プロセスはとんとんと進みました。自分自身この会社に行きたい理由はいくらでも語ることができたからだと思います。
事業会社に対しては何も言えなかったんですがね。

お世辞ではなく、Movinさんと何度も議論をしたからだと思います。
ほかのエージェントでは事業会社を考えているという話をしたら案件はいろいろとご紹介いただきました。
ただ、Movinさんは紹介すること以上に私の考えを深堀する、提案する、整理することに力を入れてくれました。
プロの方としっかりと議論できたことで漠然としていた自分の考えがクリアになりました。
事業会社を色々と受けてもきっとどこの会社も受からなかったと思います。