マーバルパートナーズは、2005年にアビームM&Aコンサルティングとして発足した、M&Aに関連した領域で戦略からポストM&Aまでを一貫してサポートするユニークなコンサルティング・M&Aアドバイザー会社です。2012年9月にアビームコンサルティングより独立、クライアントのグローバルでの企業力強化とM&A活動を、より強力に支援するため体制強化を進めています。
今回は、マーバルパートナーズの岡社長に、事業領域と求める人材像について語っていただきました。マーバルパートナーズにご興味を持たれた方は、弊社まで気軽にご連絡ください。
マーバルパートナーズについて
movin:
本日はお忙しい中お時間をいただきありがとうございます。早速ですが、マーバルパートナーズとはどのような特徴のある会社でしょうか?
岡様:
一言で言うと、枠にはまらない会社です。戦略コンサルティング会社だと思って私たちに仕事を依頼するクライアントは、私たちの本格的なM&Aエグゼキューション力にビックリします。アドバイザリーファームだと思って依頼するクライアントは、戦略的な思考やディールを立て付けるコンサルティングスキルの高さにビックリします。どちらのケースも、クライアントにとってプラスのサプライズなので嬉しいお言葉を頂いたことになるのですが、私の立場からすると、どう説明すればマーバルの本当の姿を真に理解してもらえるか、苦労が絶えないところです。
movin:
面白いですね。とすると、マーバルパートナーズはコンサルティング会社と理解すればいいのですか?あるいはアドバイザリー会社ですか?
岡様:
旧来のイメージで、私たちの仕事をコンサルティングまたはアドバイザリーのどちらかに分類するのはかなり難しいことです。さきほど申し上げましたように、私たちの仕事は、世間の方々がイメージするコンサルティングの枠にも、アドバイザリーの枠にも入りません。これは私たちの仕事に対する姿勢に起因するものかもしれません。私たちの会社には、旧来の枠にとらわれない考え方を尊び、枠を超えて新しい何かを創造しようとする姿勢が強いコンサルタントが多いためです。ですから私たちの会社をどのセクターに分類するかは、実はこれはよく聞かれる質問なのですが、そろそろ新しい呼び名が必要かもしれません。最近、"M&Aプロデューサー"と呼ぶのはどうかと考えていますが、いかがでしょうか。
movin:
M&Aプロデューサー、いいですね。では、M&Aプロデューサーとして、今後どのような領域に注力したいとお考えでしょうか?
岡様:
一つは、再編です。具体的には、グループ再編、業界再編です。業界再編には再生を伴う再編も含みます。どの再編も言われて久しいテーマですが、これまでの動きは遅すぎます。私たちがこれまでに仕掛けてきた案件もいくつかありますが、関係者から「もう少し様子をみたい」と言われ、先延ばしになっています。でもここへきて、本当に待ったなしの環境になってきました。再編は、どこかで最初にディールが起こると、瞬く間に周りに広がっていくものです。私たちは、どこで再編が起こっても対応できるように、いくつかのグループ企業や業界において、かねてから再編の絵を想定しており、時の流れとともにその絵を見直しています。再編すればもっと強い組織になれる日本企業は多いです。今こそ、日本企業はチャレンジすべき時を迎えています。そうすると、その先にあるグローバル競争においても憂いなく戦えるはずです。
今後の展開
movin:
再編をプロデュースするM&Aプロデューサーということですね。海外展開はいかがでしょうか?
岡様:
海外については、特に東南アジアにおける展開がここのところ急速に拡大しています。 "東南アジア市場を拡大させる。その手段としてM&Aを使う。"と中期計画に謳っている日本企業が多いですので、私たちがご支援する機会も多くあります。それはそうと、さきほどの中計の表現はおかしいと思いませんか?M&Aの現場を熟知したコンサルタントがその中計に関与していたらこういう内容にはなりません。よく考えてみてください。年率8〜10%で成長している国においては、現地企業も同率で一緒に成長できるのです。そういう現地企業のオーナーがオーナーシップを簡単に手放すと思いますか?放っておいても成長するのですよ。と言っても一方で、現地企業には、進んだ日本の先端技術を導入したいという期待感があることも事実です。この両者のニーズをうまく融合させて、新たな価値を生み出すところがM&Aプロデューサーの腕の見せ所です。これは従来のアドバイザリーの枠であったら解決策が出てきません。"買収対象となる現地企業は極めて少ないです"で終わるでしょう。
ところが、抜群のコンサルティングスキルを持ち、かつM&Aに熟知したM&Aプロデューサーであれば、異なる解決策を提示できます。これが多くのアジア案件のご相談が私たちに持ち込まれる理由です。
仕事の醍醐味
movin:
マーバルパートナーズにおける仕事の醍醐味はどこにあるのでしょうか?
岡様:
毎日、本当に忙しいです。アッという間に一日が終わります。プロジェクトに入ると、他では体験したことがないほどの濃密な時間が過ぎていきますが、プロジェクトが終わり、ふと我に返ると、極めて上質の充実感がじわりと押し寄せてきます。満面の笑みをたたえたクライアントから"有難う。一緒に仕事ができてよかった。次にまたM&Aがあったらぜひ頼みたい。"と言われると、これまでの忙しさや苦労は一瞬のうちに報われます。これが私たちの仕事の醍醐味です。
マーバルパートナーズが求める人材像
movin:
それでは、現在御社ではどのような人材を求めているのでしょうか?
岡様:
戦略コンサルティングやアドバイザリーの仕事に興味があることは当然ですが、それにも増して、チャレンジ精神が旺盛な方、何にでも興味をもつ方、新しい業界や領域を自分で作りたい方、こういう人材とぜひ一緒に仕事をしたいです。業務に必要なスキルはプロジェクトを実施する中で伝達できます。枠にはまらない仕事を自ら作っていく意気込みは、自ら湧き出るエネルギーがないと出てきません。溢れるほどのエネルギーをもった人材と同じ時間を過したいと願っています。
movin:
岡様、本日はお忙しい中、ありがとうございました。
マーバルパートナーズでは、特に若手のM&A/戦略コンサルタントを積極採用しております。
戦略コンサルティング・M&Aに興味のある方、チャレンジ意欲の高い方、他ではできない経験をしたい方、ぜひご応募いただければと思います。
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