アビームコンサルティング 経営戦略セクター インタビュー




斎藤 執行役員 プリンシパル 戦略ビジネスユニット 経営戦略セクター長 斎藤 岳
執行役員 プリンシパル 戦略ビジネスユニット 経営戦略セクター長
コンサルティングファームを経て、2001年に入社。総合商社、情報通信業、サービス業、製造業、小売・卸業、独立行政法人といった幅広い業種に対し、戦略策定および戦略実現支援のコンサルティング・プロジェクトを実施。

Chapter1:経営戦略セクターの特徴/強み

斎藤様:

「戦略を描くだけでなく、その実現にこだわる」
これがアビーム経営戦略セクターの強みであり、特徴です。
戦略を描くということと、それを実現・実行することの両者を行うことは、多くのコンサルティングファームが掲げているものの、現実にはその達成の難易度は高いものだと感じています。というのも、両者を達成するコンサルタントは、「ビジネスや企業価値といったものへの興味・理解・行動」と「人・組織を変革することへの興味・理解・行動」の両者を兼ね備えている必要があるからです。

経営戦略セクターでは、その両者のスキルを兼ね備えることを良しとしています。また、アビームという非常に風通しの良い組織の中で、全社で連携して英知を集結し、両者を達成する文化があります。さらに、「Client 1st」ということを本音で考えている文化があります。こういった背景が、「戦略を描くだけでなく、その実現にこだわる」ということに繋がっているのだと思います。

また、一度お付き合い始めていただくと長い付き合いになるクライアントが多いのも特徴です。これはクライアントとの真剣勝負を重ね、信頼関係を築くことでクライアントの連続的な成長を支えた結果だと感じています。
この結果、いわゆる「コンサル冥利に尽きる案件」が多くなり、我々コンサルタント一人ひとりの成長にもまた繋がっています。

Chapter2:クライアント/プロジェクトについて

斎藤様:

長いお付き合いをしている多くのクライアントは、日系の大手企業が多くを占めています。一方、日系の大手企業は、ここ20年、米・独の大手企業に比べると成長のスピードに著しく差がついています。この差が何故起こっているかという本質に切り込み、その状況の打破に繋げたいという想いで我々は日々汗をかいています。
具体的には、
・「グローバル市場」で本来持つ強みを活かしていかに戦っていくか?
・「モノからコトへ」 ということを概念だけでなくビジネスとして、組織として組み込むにはどうしていけばよいのか?
・デジタル化の渦の中で、自ら「新規事業をいかに開発」していくか?
・スピードへのこだわりの中で、「M&Aをいかに活用」していくか?
・「PMI」では、いかにシナジーを実現していくか?
といった案件を実施することが最近多くなっており、我々としても力を入れて活動をしています。

Chapter3:組織/育成方針について

また、戦略ビジネスユニットは、現時点で、ユニット全体で150名、経営戦略セクターで50名弱という体制ですが、規模をさらに拡大していきます。そのためには、我々一人ひとりがさらに強くなっていくとともに、新しく参画したメンバーをしっかりと育成をしていく必要があります。人数を増やしていくには、戦略コンサルタントとして経験のある人ばかりを採用するわけにもいかないため、内部でしっかりとコンサルタントとしての育成を行うということにも力を入れていますし、これまで多くの未経験者を売れるコンサルタントに育ててきた実績もあります。
研修プログラムは、全社プログラム、戦略固有のプログラム等、多くを現場でクライアントと対峙し、苦労を経験した経営戦略セクターのメンバーで作り上げてきました。また、日々のOJTの実践、カウンセリングの仕組みなども充実したものを作ってきています。イメージとしては、人材育成に関する「コンサル業界の広島カープ」として、黒田選手のような名選手になるべく、また育てるべく一人ひとりが相互に切磋琢磨しているのです。

なお、我々にはアビームのグローバルでのStrategyグループを牽引する役割もあります。これが規模を拡大しているひとつの要因です。日系企業の成長スピードを加速するというチャレンジ、我々一人ひとりが名選手になるというチャレンジ、アビーム全体のグローバル戦略を牽引するというチャレンジ、これら多くのチャレンジに挑戦したい人は、ぜひアビームの門をたたいてほしいと思います。

マネージャー 木原 良人 木原 良人
マネージャー
新卒でノンバンクに入社。M&Aや経営管理、企業再生などを経験。経営局面にある企業の支援に挑戦したいと考えアビームコンサルティングへ入社

Chapter1:これまでの経験

木原様:

新卒でノンバンクに入社し、営業部門を経て経営企画部にてM&Aや新規事業開発、全社の経営管理全般の業務を経験しました。前職在籍時には、日系の投資銀行に1年間出向し、企業の成長や再生を支援する業務にも携わっており、様々な経営局面にある企業を主観的/客観的に見ることができました。

それまでの経験を通じ、経営判断の局面において第三者が関与することの重要性を強く感じていたため、コンサルティング業界において様々な経営局面にある企業の支援に挑戦したいと考え、転職活動を開始しました。

Chapter2:アビームコンサルティングへの転職理由

木原様:

「実行にこだわっていること」「多彩なメンバーが在籍していること」「新たな経験が多く積めそうであること」の3点でアビームコンサルティングを選びました。

元々前職の経営企画部在籍時にコンサルティング会社を活用する機会があったのですが、構想や計画作りだけでは会社が変わらないことは痛感していたので、アビームのポリシーに共感しました。また、私がアビームにジョインした際には経営戦略セクターが立ち上げ期にあったため、様々なプロジェクトに携われる機会があった点、所属メンバーもコンサル業界出身者のみならず、様々な業界の出身者が在籍していたことから、メンバー間での切磋琢磨にも期待してアビームを選択しました。

Chapter3:経営戦略セクターでの経験・プロジェクト事例

木原様:

アビーム入社後は、2~3ヶ月間程度の短期プロジェクトを中心に、様々な業界のプロジェクトに関与してきました。中には新規事業を戦略策定から新会社設立・その後の事業立ち上げまでを長期に渡って支援させて頂いたこともあります。

プロジェクトの内容としては、成長戦略立案、新規事業立上、構造改革の構想策定、組織再編の構想策定等、ハイレベルな経営課題を取り扱うプロジェクトが多かったため、経営層の方々と議論しながら課題解決を図っていくケースが大多数でした。その他、子会社売却のアドバイザーや企業買収に伴うビジネスデューデリジェンスといったM&A関連のプロジェクトも多数経験しています。

Chapter4:経営戦略セクターのカルチャー

木原様:

非常に風通しが良く、「クライアント・ファースト」が徹底されています。プロジェクトではメンバー間での議論を通じて推進していくことになりますが、コンサルタント歴は全く考慮されず、コンサル一筋のプリンシパルとコンサル歴0年のメンバーで熱い議論が繰り広げられることも頻繁にあります。最終的には、議論の結果最もクライアントに付加価値を提供できるアイディアが採用され、実際にクライアントに提案されることになります。

Chapter5:経営戦略セクターの強み

木原様:

良い意味で「コンサル然」としていないことが強みの一つです。型にはめて考えるのではなく、最短距離で結論に辿り着くために、時にはフレームワークや業界の一般常識を敢えて忘れ、課題の本質やクライアントの進むべき方向性をゼロベースで追求していくこともあります。

また、社内外の専門家との連携も活発に行っており、不足している知見がある場合はすぐにキャッチアップできる体制が整備されていることも強みと認識しています。アビームの人材は総じてフレンドリーな人が多く、お願いすれば営業時間外にもかかわらずブレストに付き合って貰うことも度々あり、組織の壁を感じることが少ない点も強みといえるかもしれません。

Chapter6:経営戦略セクターのコンサルタント

木原様:

所属メンバーはコンサルティングファーム出身者のみならず、事業会社、金融会社、ベンチャー企業、監査法人等の様々な業界出身者が在籍しています。プロジェクトでは多様な経験値を持ったメンバーでチームアップしていくため、各メンバーの経験値を組み合わせることによって、クライアントに対して一味違った付加価値を提供できることもしばしばあります。

各メンバーのパーソナリティは外交的・内向的と様々ですが、ひとたびプロジェクト内での議論が始まると、激論がかわされる傾向があります。

マネージャー 今西 創太 今西 創太
マネージャー
新卒でVCに入社。投資先の経営や上場を経験。より経営支援に携わりたいという想いからアビームコンサルティングに入社。

Chapter1:これまでの経験

今西様:

新卒でVC(ベンチャーキャピタル)に入社し、投資や投資先の上場を経験しました。そして、同じ会社の先輩が独立するときに、新しいスタイルのベンチャーキャピタルを創りたいという思いに共感して創業に参画しました。主にスタートアップ企業に投資し、投資先の経営に深く関わって成長を支援していました。
前職を離れた後、それまでの経験とは一桁、二桁違う規模の企業に対する投資か経営支援に挑戦しようと考えて就職活動を始め、アビームコンサルティングに入社しました。

Chapter2:アビームコンサルティングへの転職理由

今西様:

コンサルティングのメソッドがあること、変革の実現を目指していること、メンバーが多様であることです。
私は、企業規模の大小に関わらず経営の本質は同じだと考えていましたが、それまでのキャリアではいつもゼロベースで考えていたので、プロフェッショナルサービスとしてのコンサルティングファームのメソッドを知りたい、実践したいと考えました。
また、生きるか死ぬかのベンチャー企業の経営であり、高い利益を得るか損失を出すかの投資を行ってきましたので、「実現」に価値を置くファームを選びたいという考えもありました。
そして、面接を通じて様々なバックグラウンドの社員が出てきて、その多様性に魅力を感じました。

Chapter3:経営戦略セクターでの経験・プロジェクト事例

今西様:

私は、経営戦略セクターとしては長い方に分類される、半年から1年半程度のプロジェクトに参加し、戦略立案から実行支援までじっくりと取り組んできました。

物流業のグループ再編・新規事業開発、製造業の組織・業務の構造改革、製造業のグローバル成長戦略・M&A戦略などです。

それぞれ売上高1兆円を超える規模のクライアントで、CXOがオーナーを務めるプロジェクトです。
また、1ヶ月や1ヶ月半といった短期の市場調査や戦略立案のプロジェクトも経験しました。

Chapter4:経営戦略セクターのカルチャー

今西様:

それぞれの個性が尊重されるカルチャーがあると思います。プロジェクトにおいては、ジュニアなコンサルタントもプリンシパル(執行役員)もフラットな議論をし、良いロジックやストーリーが採用されます。

Chapter5:経営戦略セクターの強み

今西様:

型にはめず、常に本質に立ち返ろうとするのが強みだと感じます。ファクトや知見をかき集めたり、ファクトがないものは仮説を立てたりして課題を分析し、論理的にフィージブルな結論を導き出そうとみんな腐心しています。

Chapter6:経営戦略セクターのコンサルタント

今西様:

アビームの中でも、特に多様なメンバーが揃っていると感じます。メンバーの出身は、グローバルコンサルティングファーム、専門コンサルティング会社、事業会社、金融会社、ベンチャー企業、監査法人等、実に様々です。それぞれが自分の強みや個性を発揮してクライアントの変革実現に取り組んでいます。



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