IFRSの強制適用が2017〜2019年に延期することが事実上決定し、会計基準の国際化が進む中、経理ポジションでは、外資系企業やグローバル化を進める企業で、連結決算のご経験、IFRSと違いが少なく、米国会計基準に対応できるUSCPA取得者ならびに、USGAPPの知識がある方を採用する動きが出てきています。
またメーカーや製造業においては原価計算のご経験を重要視する傾向にあります。
どの企業の経理ポジションでも資格の有無や、業務経験年数を見ることが多く、若手であれば、月次・年次決算、財務諸表、キャッシュフロー計算書など開示資料の業務、30代前後になれば部下の教育やマネジメントなどの関連業務のご経験を求めることが多いです。
ERPシステム(SAP、Oracle)などを使っている企業であれば、そのシステムでの業務経験を優遇する場合もございます。
グローバル化を進める企業や、外資系企業では、英語力や国際会計業務などの業務経験を求められる傾向にあり、最近では中国を含むアジア圏に展開する企業も増え、中国語が堪能な方を積極的に採用しています。
また、ベンチャー企業においてはIPO経験者へのニーズも高まっています。
経理ポジションの方が目指すキャリアとして(コンサルティングファームなどへのキャリアチェンジは省きます)、
経理部長
経理についての業務やマネジメントなどの経験が求められる。
税務会計・資金管理・原価計算・関連会社間取引など経理関連業務全般の監督、プロジェクトマネジメントを行う。
コントローラー
会計業務の理解に加え、管理会計・財務についての知識が必要になってくる。
外資系企業に多くみられるポジションで、全体の経理・財務とは別に、各担当事業部において会計の仕事や予算策定から実施まで、事業の全てを見つめ、財務面から様々なアドバイスや提言を行うポジション。
FP&A(Financial Planning & Analysis)
管理会計に関する深い知識が求められる。特に外資系企業に多いポジションで、本国へのレポーティングのため英語力も必要になってくる場合もあります。
企業戦略に必要な財務データ分析や、予算作成、財務計画の立案など、財務の面で経営企画をサポートしていくポジションになります。また、上記プロセスの改善や、マネジメント業務も含まれています。
CFO(Chief Financial Officer)
経営者の一人として企業の財務管理をし、財務戦略を経営戦略に取りこみ企業活動をマネジメントしていくポジションになります。
ベンチャーの管理本部長
経理業務に加え、IPO経験や、上場に向けてのプロジェクト経験が必要になります。また、ベンチャー企業のため自ら手を動かし、周辺の管理業務(労務など)をすることもあります。
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