2004年2月に、創業者の田中良和がソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) GREEを公開してから、日本での登録ユーザー数が約3,000万に、また、米国・欧州などを含めたユーザー数が約2.3億以上のサービスに成長（2012年3月末時点）。ソーシャルアプリケーションを支えるソーシャルメディアプラットフォームとしてグローバルで成長を続けています。

ソーシャルアプリケーション事業

GREE上で、自社のソーシャルゲームを提供しています。ゲームとソーシャル機能を組み合わせ、2007年5月に他社に先駆けてリリースした『釣り★スタ』をはじめ、2012年3月現在、18タイトルを提供しています。

プラットフォーム事業

GREEの情報と連携したアプリをサードパーティーが提供できるビジネスプラットフォームGREE Platformを運営しています。フィーチャーフォンならびにスマートフォン上で、ゲームのみならずエンターテインメント・ライフスタイル・コマース・コミュニケーションなど幅広いジャンルのソーシャルアプリケーションを提供しているのが特徴です。

広告・アドネットワーク事業

インターネット広告
GREEの圧倒的なページビューを活用したバナー広告やテキスト広告を展開するほか、SNSの機能を生かしたタイアップ広告、ソーシャルゲームを活用したアドアプリなど、ソーシャルメディアならではの広告サービスを提供しています。

アドネットワーク
国内最大規模のスマートフォン向けアドネットワークを展開する株式会社アトランティスを子会社化し、アドネットワーク事業を手がけています。GREE Platformにおけるトラフィック活性化や、商品ラインナップの拡充を通して、さらなる事業の強化を図ります。

ベンチャーキャピタル事業

GREE Platform事業に関連して、ゲーム開発会社、その他コンテンツ会社や周辺事業等のパートナー企業に対して、資金サポートを実施しています。具体的には、出資、JV設立、及び開発費用負担等の資金提供及び事業サポートを通じて、パートナー企業を多角的に支援しています。

利用者のデータを週次・月次で管理している企業も多いなか、グリーでは日次で詳細なデータを取り、ユーザー動向を把握している。より詳細でタイムリーな分析と施策の検討を可能としている。

また、社員が楽しく活躍できるような各種制度が用意されており、スタートアップ（入社オリエンテーション。社員と気軽にコミュニケーションをとる機会）、月次納会制度（毎月全社員で業績の共有と飲み会）、誕生会制度（社長主催）等がある。

何か特化した趣味、こだわりがあり、それに向かって突き進めるような意欲を持っている方や、仕事を楽しんでいる方、インターネットが好きな方。そして、良いものづくりに積極的に頑張れる方が活躍している。

代表取締役の田中良和は、ソニーコミュニケーションネットワーク（現ソネットエンタテインメント）を経て、楽天株式会社に入社。2004年2月に個人の趣味としてGREEを開発。同年10月、楽天株式会社を退社して、グリーを設立するなど、エンジニアマインドを持っている。
また、社外取締役には夏野剛(東京ガス入社後、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモでiモードの立役者。2008年にドワンゴの取締役に就任）も在籍している。