病院医事課から医療・病院コンサルタントへの転職

氏名：日野さん（仮名）
学歴：地方国立大学 医療学部
前職：公共病院 医事課
年齢：32歳

（転職を考えた動機）
私は子供の頃から身体が弱く、病院で良くお世話になっていました。そのため、将来は医療に関わる仕事に就きたいと考え、地元の国立大学で医療経営学を専攻した後、以来10年間病院の医事課で医事業務に従事してきました。
受付での窓口業務や電話対応、夜間の当直、診療報酬請求業務、電子カルテ導入など様々経験させていただきました。勤務病院にDPCが導入されてからはDPC分析を行い経営会議や医療材料審査委員会向けの資料作成に携わった経験もあります。
その中で、病院経営への興味が高まり医事業務以外にも広く病院経営に関われる仕事に就きたいと思い転職を考えました。

（Movinさんとの出会い）
これまで病院以外での勤務経験がなく、世の中にどのような仕事があるのかを全く知らない、世間知らずの私でしたが、ネットで調べていく中で医業経営コンサルタントという存在を知りました。
文字情報だけでは具体的な仕事のイメージがつかなかったのですが、人材紹介会社というものの存在や、その中でも医業経営コンサルタントに強みを持つムービンさんのことを知り、まずはお話を聞いてみようと思い、登録させていただきました。
人材紹介会社へ行くのも初めてだった私は非常に緊張しながらムービンさんのオフィスへ伺ったのですが、私のように病院経験のみの方の対応にも慣れていらっしゃるようで、人材紹介会社の仕組みからムービンさんの特徴、転職活動の流れまで丁寧にご説明頂き、とても安心しました。

（思考の整理と企業選び）
医事業務の経験やDPCの分析経験はコンサルタントという仕事でも活かせる部分があるらしく、私でも応募可能な求人を複数ご紹介いただきました。
各社のコンサルティング内容の違いについても詳しくご説明頂きました。例えば、DPC分析に特化したコンサルティング会社や医事・財務会計・人事・システムなど総合的なコンサルティングを行っている会社、コスト削減に特化したコンサルティング会社などがありました。
その中でも、強みとなる医事業務の経験やDPCの分析経験を活かせる、という軸で企業を選択しました。

（書類準備・面接対策）
書類準備については、ムービンさんへ伺う前に市販の書籍を参考に作成していましたが、コンサルタントとして活きる私の強みが全くアピールできていないということでダメ出しを食らいました。。指導いただきながら職務経歴書の修正を行うことで、私自身のスキルの棚卸にも繋がり大変参考になりました。
面接対策については、志望理由や自己PRなど基本的な部分や、各社毎の面接の特徴・見ているポイントについて詳細に教えていただくことができました。
それでも最初のうちは面接でかなり緊張してしまいましたが、聞かれた質問への回答に窮する場面は少なく、何とか乗り切ることができました。
最終的には2社から内定を頂き、私の強みを活かしつつ将来的には総合的に医療経営に関われるコンサルティング会社を選択しました。

（入社後の感想）
これまでも頭を使って仕事をしてきたつもりでしたが、コンサルティング会社は想像以上に考えることを求められ、実力以上のアウトプットを期待されることも多く、非常に大変です。ですが、分析をしていてボトルネックを発見した時や、クライアントに喜ばれる提案ができた時の喜びは一入で、コンサルタントになって本当に良かったと思います。

私はムービンさんのサポートもあり無事医療コンサルティング会社へ転職することができました。コンサルタントになりたいかどうかは人それぞれだと思いますが、もし少しでもご興味をお持ちの方はムービンさんにご相談されて損はないと思います。皆様のご転職活動が上手く行くよう祈念いたします。