医療機器メーカーからの転職

なかなかイメージし辛いかもしれませんが、医療機器メーカーからコンサルティングファームやシンクタンクへの転職は可能です。
特に医療機器メーカーからコンサルティングファームへ転職する場合は、以下のいずれかへ転職することが多いです。

戦略コンサルティングファーム
総合系コンサルティングファーム
ヘルスケア業界特化型コンサルティングファーム
医療機関向けコンサルティングファーム

これらのコンサルティングファームは現在積極的に未経験者を採用している背景もありますが、非常に人気で倍率も高く、それなりの学歴や経験を求められることが多いです。
その中でも企画・マーケティングや薬事の経験者は引き合いが強く、合格可能性は営業経験のみの方よりも圧倒的に高まります。

現在大手メガバンクでも2卒採用が行われていたり、M&A業界でもタフな営業経験を持った若手を募集しているという背景があり、大いに可能性があるかと思います。
また特にM&A仲介への転職に関しては現在医療機関や薬局、医療系企業などの案件も取り扱い会社も増えてきており、今までの経験が活かせる可能性があります。
企業の経営者との折衝が主になるこの業界で、医師との密な折衝経験が活かせるのではないかと考えられます。
M&A仲介では高年収が見込める会社もあることから、これらの業界に転職をされる方も最近では増えてきました。

業界の安定性や年収の維持、といった部分が魅力的な部分であり、やはり一定数の方は同業界へ転職される場合があります。
医療機器メーカーでは直近でも大手企業を含め積極的な採用を行っている企業も多く、多くのポジションがオープンとなっております。営業からマーケなどのポジションチェンジや治療機器から診断機器会社への転職なども含め、同業界で転職を考えられる方もいらっしゃいます。

近年転職先としてかなり多くなってきている業界です。最近ではAI、ITなどのテクノロジーを活用して医療業界においてイノベーションを起こそうとしている会社も多く、これまでの医療業界での経験を活かして新たな技術やビジネスを世界へ広めていくというミッションに共感し、やりがいを感じられるという点で非常に人気の業界です。
エムスリーを筆頭に医療系のベンチャー企業は急激な成長を遂げており、積極的に採用している企業も多く、転職先として最近ではかなり多くなってきました。