医療コンサルタントに求められる経験・スキルについて、以下2つに分けてご紹介させていただきます。
医療コンサルタントへの転職失敗例として、そもそもの「コンサルタントのベーススキル」への意識が低くなってしまい面接での評価が良くなかった、という例が多くあります。ぜひ医療コンサルタントへのご転職をお考えの方は、「医療コンサルタントに求められる経験・スキル」だけに注目するのでなく、「コンサルタントのベーススキル」、と合わせた2つのポイントについて押さえていただければと思います。
コンサルタントとしてのポテンシャルが重要!
コンサルタントの中途採用では、コンサル経験者とコンサル未経験者(ポテンシャル)の採用を行っております。そのうちポテンシャル採用の割合は6-8割程度と高い割合となっており、ある程度の育成前提でのポテンシャル採用にコンサルティングファームは力を入れています。
その「ポテンシャル」ですが、下記のようなポイントを書類選考や面接を通じて評価しています。
ファームに寄りますが一定の学歴が求められることがあります。(結果的には学歴が高い方の入社が多いのは事実です。)しかし、学歴が高いから入社できるわけではありません。また頭が良いだけで入社できるわけでもありません。地頭だけが良い方が欲しいのであれば新卒採用で獲得すればよいわけで、中途採用においてはビジネスの実践で培ってきた論理的思考能力やコミュニケーション能力も非常に重視します。それこそがコンサルティングファームが中途採用する理由です。
これまでコンサルタントと一緒に業務をした経験や、下記で紹介するような「医療コンサルタントして求められる経験・スキル」があるとフィット感が高いと評価されやすいです。経験の有無で入社後に業務にアジャストするかどうか、早期に立上りができるかの即戦力性を評価されます。
結論ファースト、ストーリー立てて話す力や定量的に考えられるものは数で話す、物事を構造化、漏れなくダブりなく考え、論点の整理をする能力等を指します。例えば面接において、「なぜ?なぜ?」と深堀した質問について、転職理由やこれまでの経歴と合わせた一貫した内容を答えくなくてはいけません。その際に論理的思考力が評価されています。
誠実で信用できる方か人当たりの良さがあり、クライアントの前に出せるかという視点で評価されます。コンサルティングプロジェクトではクライアント企業のメンバーや全社を巻き込んで変革支援を行っていかなければいけません、そのためコミュニケーション能力も重要視されています。
上記の「コンサルタントとしてのベーススキル」は応募書類・面接等を通じて総合的に評価されます。
医療・ヘルスケア業界の知見が無い場合でも、業務改善の経験やITシステムの導入などコンサルタントとして親和性のある経験があると評価されれば、採用される可能性はあります。
具体的にはこんな経験・スキルがあると転職可能性は上がってきます。
医療・ヘルスケア業界の企業をクライアントに抱えるコンサルタントとなれば、業界に関するそれ相応の知識や経験が必要となってきます。その判断材料になり得るスキル・経験をいくつかご紹介いたします。
以下にあげた経験・スキルが全て必須というわけではありません。ご自身のどのような経験が医療コンサルタントとして活かせるのかを知っていただくためのTIPSです。
医薬品・医療材料の購買情報、レセプト情報、カルテ情報、DPCデータなど、最近は医療情報を経営に活用する動きも盛んになってきました。医療情報の統計解析経験がベターではありますが、その他にも複雑なデータの分析・解析経験は高く評価されます。また、SASやSPSS、Rなど統計解析ツールの利用経験があれば尚可です。
医療機関向けコンサルタントとして活躍する上で、クライアント、つまり医療機関のことを理解していることは重要です。特にオペレーション改善や実行支援を行う際には、事業フローや業務理解、現場スタッフの心情理解は非常に役立ちます。
診療報酬への理解は、医療機関がどのようなことをすればどれだけの売上があがるのかを理解することとイコールです。診療報酬は医療の進歩や社会情勢の変化に対応する為、基本的には2年ごとに改定されます。医療機関では診療報酬の最適な算定を行う為に、収益向上の余地がないかコンサルティングファームに分析・提案を依頼することがあります。診療報酬の知識があることでこうしたプロジェクトへの即戦力性が増すこととなり、コンサルタントとしての採用の可能性が高まります。
医薬品・医療材料の購買情報、レセプト情報、カルテ情報、DPCデータなど、最近はビッグデータを活用する動きも盛んになってきました。医療情報の統計解析経験がベターではありますが、その他にも複雑なデータの分析・解析経験は高く評価されます。また、SASやSPSS、Rなど統計解析ツールの利用経験があれば尚可です。
製薬企業や医療メーカーのコンサルティングを行う上でプラスに働きます。 医薬品や医療機器に関する商流や新製品の開発、薬事申請、製造・品質管理といった知識は製品開発・上市戦略、マーケティング施策などのプロジェクトに活かすことができます。
経営企画、事業企画、マーケティング、営業企画など、現状分析-企画立案-実行推進という一連の流れはコンサルティングプロジェクトと共通する部分も多いです。そのため、医療業界以外であっても企画業務経験は評価される傾向にあります。
コンサルティングを行う上で、クライアントの財務状況を正確に把握する能力は大変重要です。そのベースとなる会計や財務に関する知識はコンサルタントとしても求められるスキルです。医療機関向けコンサルタントとして財務面から分析・提案するプロジェクトもある為、簿記2級程度の知識があるとベターです。
英語力は必要?
医療機関向けコンサルタントには基本的に必要ありません。クライアントは国内医療機関がほとんどの為、英語が使えなくても医療コンサルタントに転職することは可能です。
製薬・医療機器メーカー向けにコンサルティングを行うファームではまちまちですがグローバルレベルでの案件を多く取り扱うファームや日常的に英語を使う外資系ファームやですと、ビジネスレベルでの英語が求められることがあります。英語が使えると採用の際の評価がプラスになりますし、コンサルタントとしてのキャリアの幅が広がることは間違いないでしょう。
ここまでご紹介してまいりましたが、自己評価と他者評価は少なからずギャップがあるかと思われます。自分のスキルがどう評価されるのか、さらに具体的な選択肢を知りたい方は、ぜひムービンにお問い合わせください。
コンサルティング業界はもちろんご相談者様の素質・志向に合った業界の求人のご紹介、もしくはざっくばらんなキャリア相談も承りますので、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
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現在、以下のように様々なバックグラウンドをお持ちの方が医療コンサルタントとして活躍されています。
医療業界経験者
医師、診療情報管理士、医事、MR、医療機器メーカーの営業など
コンサルティング経験者
経営・IT・財務・人事など領域問わず、医療業界への関心が高い方
民間企業出身者
経営企画・事業企画・営業企画・マーケティング・営業・財務経理など。コンサル適性が高く、且つ、医療業界への関心が高い方
自分自身の経験・スキルを生かして医療コンサルタントに転職したいという方は、お気軽にお問い合わせください。
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