医療コンサルタント転職でよくある質問
Q:そもそもコンサルタントって何するの?
コンサルタントの最大のミッションは、クライアントの経営上の課題を解決することです。クライアントの利益を上げるために、あらゆる角度からの分析を通して課題を明確化し、プロジェクトの提案から運営の助言や指導、アフターフォローを一貫して手掛けます。
商品・サービスを販売することが目標の“コンサルティング営業”とは違い、課題解決することそのものがコンサルタントのサービスですので、クライアントからはプロジェクトに要した時間に対しての報酬をいただきます。
Q:コンサルティング経験がないと転職は難しいの?
未経験からでも医療コンサルタントになれる可能性は十分にあります。
コンサルタントに必要な要素として「論理的思考力」「コミュニケーション力」などが挙げられます。
コンサルティングを行う際は、データに基づいた客観的な視点で課題を捉える必要があるため、コンサルタントの採用試験では、コンサルや企業の経営部門の経験があるかどうかではなく、先入観を排除しいかに物事を論理的に考え組み立てることができるかが重要視されます。
また、プロジェクトの運営は一般的に個人ではなくチームプレーです。自社のメンバーだけでなくクライアントの現場の社員と一緒に、スピード感を持って業務に取り組む力が求められます。
Q:医療業界やヘルスケア業界からでも、コンサルタントへの転職は可能?
可能性はあります。医療コンサルタントの採用では、先ほどご説明した2つの要素の他に「医療に関する専門的な知識」があるかどうかも評価ポイントとなりますので、実際に医療現場や医療関連メーカーでの勤務経験は非常に強みとなります。
特にMRに関しては、近年の製薬企業による早期退職実施を背景に、弊社に転職相談にいらっしゃる方も多くなっています。
もちろん、コンサルタントという職業そのものが狭き門であり、医療現場ではなかなか身につかないビジネススキルが問われる職業のため、コンサルティングファームからの内定をいただけない方がある程度いらっしゃることも事実です。中には、一度一般企業での営業職やマーケティング職に就きビジネススキルを磨いてから、再度コンサル転職に挑戦される方もいらっしゃいます。
看護師や薬剤師の方などは、年齢・学歴・職歴・コンサル適性などの複数の条件が備わらなければ、コンサルタントへの転職は難しいのが現状です。
【体験談】病院・医療コンサルタント 転職事例
Q:医療コンサルタントになるには何から始めればいいの?
まずは情報収集です。コンサル転職に限らず転職活動の基本的なステップとも言えるでしょう。
自分がやりたい業務を行っているのはどこの企業なのか、その企業は採用を受け付けているのか、応募できたとして書類や面接はどう対策すればよいか…などをリサーチし、何を準備すればよいのかがある程度分かってから、求人への応募、選考に向けた具体的な対策を進めていきましょう。
医療・ヘルスケアコンサルタントへの転職情報・ノウハウ
Q:どの企業で医療コンサルタントの採用が行われているの?
医療・ヘルスケア分野に特化したコンサルティングファーム、外資系の総合コンサルティングファームのヘルスケアインダストリー、日系のシンクタンクなどで通年を通してさまざまな企業・機関でコンサルタントの採用が行われています。
弊社に転職相談にいらっしゃる方からは、メディヴァ・メディカルクリエイト・グローバルヘルスケアコンサルティング・日本経営・医療経営研究所・日本医業経営コンサルタント協会などの採用状況についてのお問い合わせをいただくことがあります。
医療・ヘルスケアコンサルティングファーム・医療製薬系企業一覧
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