今回はMRの方からのご相談が増えているコンサルタントへの転職についてなぜコンサルタントを目指されるか、 またどのようなコンサルタントへ転職をしているかなどご紹介させて頂きます。

まずMR方が転職を考える背景として大きく下記3点がございます。

業界への不安：各社積極的に行う早期退職、後発品推進と毎年の薬価改定により利益が出しづらくなった。
職種への不安：コロナ渦でデジタルシフトが進み営業現場ではMRの削減に拍車がかかっている。MRとして提供できるサービスが限定されている。
自社への不安：社内に50歳、60歳がほとんどおらず将来のキャリアが見い出せない、各種手当が無くなるもしくは減ってしまう。

その中でコンサルタントを目指したいと思われる理由としては「将来の選択肢を増やしたい」というのが多い印象です。
コンサルタントとして数年経験を積まれた後は事業会社、ベンチャー企業の主要役職、経営/営業企画、マーケティングなどのポジションや 経験するプロジェクトによっては人事、ITソリューション等の部署、起業も目指すことも可能です。

またコンサルティング業界は製薬業界以上に業界内での転職が活発です。
コンサルティングファーム出身者であれば、年齢問わずで積極採用中のファームが多いため、 年収/タイトルアップ、希望する領域のプロジェクトへのアサイン、ワークライフバランスを求めての転職がしやすいというの特徴です。

「MRの転職 - 主な転職先とキャリアについて」の記事で、MRの主な転職先や転職を成功させるポイント、転職のタイミングなどを詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

次にMRの方がどのような領域のコンサルタントポジションでオファーが出ているかご紹介をさせて頂きます。

・大手総合系コンサルティングファーム_ヘルスケアユニット所属コンサルタント
・製薬企業特化コンサルティングファーム_経営コンサルタント
・医療経営コンサルタント（病院/クリニック）
・予防医療コンサルタント
・マーケティングコンサルタント（製薬企業向け）

上記のようにヘルスケア領域のコンサルタント職でオファーを獲得される方がいらっしゃいます。
一方でヘルスケアと関係が無い下記のような領域のコンサルタントポジションでのオファーも増えております。

・経営コンサルタント（中小企業向け/業界問わず）
・ITコンサルタント
・組織人事領域コンサルタント
・PMO（プロジェクトマネジメントオフィス）コンサルタント
・営業コンサルタント

ヘルスケア業界問わず幅広く経験を積まれたいというご志向の方、事業会社の人事やIT部署など特定の領域に進まれたい方は上記のような選択肢もございます。
今回は具体的にどのようなプロジェクトを経験していくかなど具体的な内容には触れておりませんが、詳細をお知りになりたいという方は是非ご相談に来ていただければと思います！

自分自身のやりたい事はどこならできるのか？コンサルから卒業後のキャリアは？等々疑問がございましたら是非一度、弊社のコンサルタントにご相談ください。 クローズドな情報、非公開求人など情報もありますので、必要な情報をしっかりお伝えさせていただきつつ、キャリアについても相談に乗らせていただきます。