薬事職は、医療機器や医薬品を製造・販売するための承認申請をする仕事です。
書類の作成などの事務的な業務だけでなく、社内外と連携し製品の開発から申請を得るまでをスムーズにするための様々な業務を担当します。
具体的には、過去の事例を参考にしたプランの作成、申請をスムーズに得るため研究・開発への助言、薬機法(旧薬事法)に定められた治験・臨床データ等が正確に漏れなく添付されているかのチェック、申請時の厚生労働省との折衝などです。
今回は、医療機器メーカーの薬事(薬機)職の転職情報についてご説明させていただきます。
現在、世の中の流れとして2025年からの超高齢化社会を見据えて、新規の医薬品・医療機器など多くが開発フェーズにあります。そのような状況で、薬事担当者は医療費抑制のためのジェネリック医薬品やバイオ医薬品に加えて治療アプリやAIの活用した自社製品の承認を得るために必須のポジションであり、大手企業やベンチャー企業問わず医療機器メーカーでは引き続き募集があります。
これまでご担当されていた業務の幅によりますが、非常に多くの企業が積極採用中であり、GQP(品質保証体制)/GVP(安全管理体制)の監視・運用の経験、監査対応、新規申請などのご経験が活かせるポジションが多くあります。
薬機の申請担当者として主に3つの業務スキルが求められます。
製造販売承認事項一部変更申請や新規製造販売承認
外国製造業者認定、原薬等登録原簿(MF)の登録、国内外の原薬製造所におけるGMP適合性調査や製造販売業者の監査対応等のご経験
治験関係での折衝・レポート取りまとめ業務
それぞれ経験としては3-5年程度の経験が必要であり即戦力性が求められます。また、FDAなど海外での申請も期待される場合は海外申請の経験とレポート作成・折衝のためにビジネスレベルの英語力が必要となります。
薬事職の方の主な転職理由で、多くの方に共通しているのが「ポジションが詰まっておりなかなか役職を上げることができない」と「年収アップ」の二点です。
企業によって年収の差が大きい業界でもありますので年収を上げるために転職を決められる方、安定して働ける環境で回りの離職も少なく職位を上げることが難しい為、キャリアアップを図って転職というのが共通する転職理由のようです。
医療機器メーカー勤務の方の中には、新規の機器などの申請経験を積みたいのに、製造販売承認事項一部変更申請などの既存製品を基にした申請業務が多いため、現職をやめて別の企業で経験を積みキャリアアップをしたい、といった方が多い印象です。
PMDA(医薬品医療機器総合機構)への申請に加えて、FDA(アメリカ医食品医薬品局)、EMA(欧州医薬品庁)への申請などの業務経験のある方は、グローバル進出を目指す企業の体制を整えることに貢献することができます。
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