【アビームコンサルティング】スポカレと資本業務提携を締結

アビームコンサルティング株式会社（代表取締役社長 岩澤 俊典、所在地：東京都千代田区、以下 アビームコンサルティング）は、スポーツ産業発展への貢献を目的に株式会社スポーツマーケティングラボラトリー（代表取締役 荒木重雄、所在地：東京都港区、以下スポラボ）の子会社である株式会社スポカレ（代表取締役 荒木重雄、所在地：東京都港区、以下スポカレ）と資本業務提携を締結しました。

　スポラボは2009年に創業し、リーグやチームの経営層・事業部門に対する戦略コンサルティングやスポーツ領域への参入を検討している一般企業に対するマーケティング戦略の構築・実践を行うなど、スポーツ業界に特化したコンサルティングサービスとソリューションを提供しています。2018年には国内外のプロリーグから日本代表戦、アマチュアスポーツなど様々なスポーツイベント（大会・リーグ戦等）の試合日程や放映情報をスマートフォンアプリ及びWebサイトにて一元的に管理・配信する「スポカレ」を提供する株式会社スポカレを設立し、スポーツの「ライブ観戦人口」を増やすことで、スポーツ業界のさらなる発展に取り組んでいます。

　スポーツの国際大会開催を背景に、国内においては「スポーツの成長産業化」が国家の成長戦略のひとつとして掲げられるなど注目が高まっています。なかでもスポーツ産業を支える重要なプレイヤーであるメディアにおいては、デジタル技術の発展や消費者ニーズの多様化を背景に、インターネット配信など様々な観戦方法が広がる一方、試合情報については各競技団体・事業者ごとにバラバラに発信され消費者にとってわかりにくいといった課題があります。スポーツをビジネスとしてより成長させるためには、それらの情報を一元的に管理し、消費者のニーズに応じた観戦情報やコンテンツを提供することで、スポーツのライブ観戦人口を増やし、新たなファンエンゲージメントにつなげる仕組みづくりが求められています。

　今回の資本業務提携により両社が有するコンサルティングノウハウやスポーツ産業における改革実績を活用し、スポーツコンテンツの持つ価値の向上や新たなファンエンゲージメントを創出する仕掛けづくりを行うなど、スポーツ産業のさらなる発展に貢献します。具体的には、アビームコンサルティングがこれまで幅広い産業分野において培ったノウハウやスポーツビジネスの専門性を活用し、スポカレの事業拡大を支援、スポカレユーザの属性や視聴動向を分析し、マーケティング施策の立案、実施支援を行うことで、よりユーザの嗜好に合ったコンテンツや広告配信の実現に取り組みます。さらにはスポカレをプラットフォームとして、スポーツビジネスに関わるステークホルダー間の共創環境を構築し、スポーツ産業の継続的な発展と成長に貢献します。

2019年 9月19日
アビームコンサルティング Webサイト

アビームコンサルティング
1981年4月に等松・青木監査法人（現有限責任監査法人トーマツ）マネジメントサービス部門より独立、等松・トウシュロスコンサルティングとして設立された。その後、2003年に監査法人トーマツと資本関係を解消、デロイト トウシュ トーマツからも脱退し、同時にデロイトコンサルティンググループから離脱した台湾オフィスと共同で独立したコンサルティングファームを形成する。外資系コンサルティングファームとは異なり、意思決定は全て日本で行い、日本特有の文化・慣習を熟知したコンサルティングファームとして、多くの日本企業の経営改革や海外進出をサポート。特にアジア圏におけるグローバル戦略において、幅広い実績を挙げている。

アビームコンサルティングについて

コンサルティング業界の最新ニュースをお伝えします。最先端の業界で何がどう動いているのかをWatchすることで、広くビジネス界全体の今後の動きを展望することができるはずです。