アビームコンサルティングでは通年でコンサルタント採用を行っています。
特徴的な点として、ファーム全体としてではなくユニット別で採用が行われております。(興味のある業界・テーマの専門性を身につけることができ、市場価値を高めることができます。)
選考フロー
ポジションによって異なりますが概ね、
書類選考→適性検査→面接2~3回
となっており、部門や候補者によってはケースが出されることもあります。
また通常の選考とは別に一日で選考を完結できる一日選考会が開催されることもあります。休日に一日で複数回の面接を実施し内定を獲得することができるため、現職が忙しい方にとっては選考をスピーディーに進める絶好の機会です。
アビームコンサルティングの面接で聞かれる内容
面接冒頭、自己紹介や職務経歴は当然聞かれますが、特に以下3点がポイントとなります。
・なぜ転職
・なぜコンサル
・なぜアビームコンサルティング
特にこれらについて深掘質問されます。自身の転職理由・志望動機とこれまでのキャリア、アビームコンサルティングに入社して何がしたいのかという中長期的な将来像、そして自分のスキルや経験がアビームコンサルティングでどう活かせるのか、一貫性を持って答える必要があり、そのためにはコンサルについて、そしてアビームコンサルティングについて理解していることがポイントなります。
また自身の実績を述べるときには具体的な数字とともに、プロセスも論理的に話せるようにしましょう。
面接ポイント
ロジカルシンキングなどコンサルベーススキルと共に、部門ごとに求めれるスキル・経験とフィットしているか見られます。
また、「なぜアビームなのか?」を面接で問われるため、これまでのキャリアの一貫性から彼らが指標とする「リアルパートナー」を踏まえて話すことが重要です。そのためアビームコンサルティングへの理解もキーポイントになり、企業研究、コンサルティング業界研究も対策として必要です。
実際にアビームコンサルティングに転職した方の口コミやインタビューを見てみましょう。
アビームコンサルティング転職成功者から
・まずはコンサルティング業界・ファームの知識をインプットすることが大切
・今までのキャリアを振り返って、何ができてファームではどう活かせるか論理立てて話すこと
・なぜコンサル業界なのか、なぜアビームなのかを話せるように落とし込む必要がある
転職エージェントからのアドバイス
アビームコンサルティングは日本発のコンサルティングファームとして国内最大規模を誇っており、提供しているサービスラインも幅広いですが、「デジタル」というキーワードがポイントでしょう。デジタル化が推進されるようになって久しいですが、戦略コンサルでも業務系コンサルでもITコンサルでもデジタルに絡むプロジェクトが多くなっています。
このデジタルというキーワードは面接においても自身の経験とやりたいことから何かしらデジタルに絡めた内容を話せるとベターかと思います。
その他対策としては、
コンサルタントは「経営者の指南役」「頭が良くて企業局面の舵取りを担っている」「どんな問題でも簡単に解決していそう」と華々しいイメージですが、泥臭い仕事もおおいがコンサルタントです。
コンサルティングを提供する相手は企業の経営陣、その業界を熟知した人たちであり、その彼らを納得させるアウトプットを出さなくてはいけません。簡単にはいかないでしょう。
多くのコンサルティングファームではアナリスト、コンサルタント、マネジャー、パートナー(ファームによって名称は変わります)と役職・職位に分かれており、プロジェクトにおいて各職位の担当範囲も決まっています。
未経験からコンサルへと転職した場合、多くの方がプロジェクトにおけるリサーチ・情報収取から資料作成の業務を最初の頃は担当します。そもそもコンサルタントは前面に出ることはなく、企業の黒子役、裏方作業という側面が強い職業です。とはいえ自身の手掛けたプロジェクトが社会に大きなインパクトを出したり、企業の今後を担う事業のコンサルティングに参画するなど、そのやりがいは非常に大きいでしょう。そして1人前のコンサルタントになればバイネームでプロジェクト指名されることもあります。そのためにも地道な努力と積み重ねが必要になってきます。
コンサルタントへ転職する際に、こうした「コンサルタント」という職業について理解が薄い方は入社したあとにイメージとのギャップに悩まされたり、キャリアに悩む方も少なくありませんので、まずはコンサルとはどんな仕事なのかを理解しておきましょう。
職務経歴書だけでなく書類において重要な点は企業側に「会ってみたい」と思ってもらえること。そのためには自身の経歴を羅列するだけでなく、相手の会社の価値観や、相手の会社の言語で自身のキャリアを語ることが大切です。
アビームコンサルティングに限らずコンサルティングファームでは書類においても論理的思考力や問題解決能力が確認されます。
例えば営業の方であれば「〇億円の売上を達成」と書くのではなく、その成果に至るまで、どんな問題があり、どのように解決して達成したのか、そのアプローチなどに重点を置き、採用側が「こういう考えができるなら、わが社でも問題解決できそうだ」と思うような書き方にしなくてはいけません。
同様に自己PRについても、応募先ポジションとフィットする経験やスキルを得意分野として記述しましょう。具体的なエピソードなどを盛り込むと説得力が増しますので活用すると良いと思います。
いずれにせよ、相手企業が求めているものと自分の経歴を洗い出すことの重要性は強調してもし過ぎることはありません。一見すると繋がりがなさそうな要素であっても内容を深く検証してみるとお互いに対応する点が見出せるかもしれません。
実際に弊社ご支援から転職成功した方々にどんな対策をしたのかインタビューしました。弊社ムービンがご提供するサービスや、候補者様独自で取り組まれた対策合わせてご紹介していきます。
書類対策
M.Kさん 25歳 男性
ファームの人事の方々、つまり読み手側の負担にならないように、書類の読みやすさを意識して作りこみました。
S.Sさん 29歳 男性
内容をドラフトした後、ムービンさんに添削いただきました。
ドラフト段階では単なる経歴の羅列に終始してしまいましたが、アピールポイントとしてハイライトすべき点や、採用担当者が書類のどの部分に着目するか等を的確にアドバイスいただき、かなり内容を改善することができました。結果として書類通過率は想定していたよりも高かったです。
S.Kさん 28歳 女性
なぜコンサルなのか、なぜアビームコンサルティングなのか、キャリアを振り返って辻褄が合うように書類を作成しました。
S.Tさん 33歳 男性
自分だけで作りこむだけでなく、ムービンのエージェントと何回も添削をしていただきました。他の視点から見てもらえるのは非常に参考になりました。
面接対策
M.Nさん 26歳 男性
答え方が分からないと笑って誤魔化してしまう癖があるので模擬面接から常に意識をして、話し方もコンサルタントらしい話し方を意識していた。
B.Bさん 27歳 男性
「なぜコンサルなのか」、ムービンさんからも細かく指摘されながら完成させ、自分の中で志望動機・転職理由の腹落ちが出来て選考に臨めたので、これがすごく良かった。
U.Aさん 28歳 女性
ケース面接で思考プロセスを明確にするために、書籍や模擬面接で何度も繰り返して慣れていきました。
K.Jさん 35歳 男性
思考の偏りがないように様々な議題のケース面接を行うことが大切です。
アビームコンサルティングは日系企業のため外資系コンサルと比べると日本企業としての一面もあり、従業員の多くは人柄もおおらかでマイルド、優しい人が多い印象です。そのためオファーになる方もフィット感という意味でそのような方が多い印象。
経験によっては30代40代から未経験でも採用される可能性がありますが、アビームコンサルティングが手掛けるプロジェクトテーマや領域が自身の経験と合致しているかどうかが重要です。
コンサルティング業界における転職活動を成功させるポイントをご紹介いたします。
・コンサル業界の情報収集
・履歴書・職務経歴書(英文レジュメ)の用意
・コンサルティングファームへの応募
・面接日程のスケジュール調整
・面接対策
・内定後の条件面談
・内定承諾
・退職交渉
これだけのプロセスの中で個人で転職活動をする場合、
1、実際のリアルなコンサルティングファームの情報収集、特に最新の採用動向などの内情
2、複数のコンサルティングファームの選考を上手にスケジュール調整
3、面接を突破するための面接対策、ケース面接対策。トレーニング
4、さらに内定をもらうタイミングでの条件交渉や入社日の調整
は日々働きながら行うのは難しいでしょう。
だからこそ転職エージェントを利用してください。
ムービンではコンサル業界出身者が転職エージェントです。
ムービンでは業界情報のご提供から、履歴書・職務経歴書の添削、ケース面接・選考対策(各社ごと)、面接日程調整から内定後の条件交渉や入社日交渉など、転職に必要なすべてを無料でサポートしております。