【徹底解説】マッキンゼーへの転職方法は? 中途採用情報・難易度

マッキンゼー・アンド・カンパニー

マッキンゼー・アンド・カンパニー

※企業ロゴに関しては、McKinsey & Company社より使用許諾を得ております。

グローバルトップの外資戦略コンサルティングファーム「マッキンゼー・アンド・カンパニー」の転職情報をご紹介します。

採用動向や転職難易度、面接突破のポイントやケース出題例、求人、選考突破の秘訣などの中途採用情報はもちろん、転職後のリアルな年収や働き方・残業時間なども一挙公開します。

ここでしか手に入らない独自の転職ノウハウを紹介していますので参考になれば幸いです。

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選考プロセス、面接・選考対策

大前提!選考で見られるのは?

ポテンシャル採用が基本の外資戦略コンサルにおいて、選考で重視されるのは以下2点です。
・論理的思考力
・コミュニケーション能力

面接官は現役のコンサルタントが務めます。この2つの能力を見ることで、マッキンゼーのコンサルタントとして一緒に働けるかどうか、つまり「コンサル適性」があるかどうかを徹底的に確認されます。

加えてマッキンゼーでは卓越したリーダーシップが求められます。クライアントや同僚と協働して複雑かつ高難易度のコンサルティングプロジェクトを進めていく中で欠かせない能力と言えるでしょう。

そのため選考で「論理的思考力」「コミュニケーション能力」「リーダーシップ」をアピールすることができれば、これまでの職務経験に関わらずどなたにも内定を獲得するチャンスがあると言えます。MBAなどの資格も必須ではありません。
マッキンゼーに受かる人の特徴とは?

ビジネスレベルの英語力

マッキンゼーでは選考時にビジネスレベルの英語力が求められます。

マッキンゼーはグローバルで真の「One Firm(ひとつのファーム)」として運営されているのが特徴で、各国のコンサルタントが国をまたいでプロジェクトにアサインされたり、社内のナレッジ(英語で管理されている)を有効活用する観点から、英語が社内公用語となっているからです(応募時の必要書類も英文レジュメのみ。ケース含め面接もすべて英語)。
同社Webサイトにも「ビジネスレベルの英語会話力があること」としっかりと明記してあります。

一方で「ある程度ヒアリングが出来る」というレベル感でもオファーに至った方もいらっしゃるため、英語素養は必要ですが面接突破を考えた際には日常会話レベルであれば選考対策時に英語を復習すればボーダーラインギリギリといった感触かと思います。(個人差はあるためビジネスレベルがベターですが)

選考プロセス

書類選考→面接複数回(ケースやフェルミ推定、ビヘイビア面接が行われる)

Webテスト・筆記試験についても評価によって有り無しが変わる。

ケース面接と複数回の面接からコンサル適性としての論理的思考能力を徹底的に見られます。

ケース面接とは?
コンサルティングファームで実際に取り組むような課題について解決策を面接官とディスカッションしていく形式の面接です。

【参考:ケース例題】
・ディズニーランドの売上と売上向上施策を考えてください。
・自動販売機を使った清涼飲料水の販売戦略を考えてください
・都内に遊園地をオープンさせたいが3年で黒字にするためには入園料をいくらで設定したらいいか考えてください。

候補者の論理的思考力や課題に取り組む姿勢をチェックし、コンサルの現場で一緒に働いていけるかを判断しています。

そのためケース面接では「特定の回答を出すこと」ではなく「コンサルタントとしての考え方」ができているかを見られており、論理的に説得力のある自分なりの結論を示すことが求められます。

マッキンゼーの面接で聞かれる内容

面接冒頭、自己紹介や職務経歴は当然聞かれますが、特に以下3点がポイントとなります。

・なぜ転職?
・なぜコンサル?
・なぜマッキンゼー?

論理的思考力を見るためにも特にこれらについて深掘質問されます。

自身の転職理由・志望動機とこれまでのキャリア、マッキンゼーに入社して何がしたいのかという中長期的な将来像、そして自分のスキルや経験がBCGでどう活かせるのか、一貫性を持って答える必要があります

そしてそのためにはコンサルについて、そしてマッキンゼーについて理解していることがポイントなります。

また自身の実績を述べるときには具体的な数字とともに、プロセスも論理的に話せるようにしましょう。

選考突破のポイントは?

マッキンゼーの中途採用HPには面接のポイントとして以下6つの観点を挙げています。

Personal Impact(対人影響力)
<質問例>
あなたと正反対の意見を持つ人と働いていた際に直面した困難な状況について説明してください。

Entrepreneurial Drive(起業家的精神)
<質問例>
限られた時間の中で、自分のコンフォートゾーンを超えた目標を達成しなければならなかった時のことについて話してください。

Inclusive Leadership(包摂的リーダーシップ)
<質問例>
様々な経歴を持つ人々と効果的に協力し合えた時のことについて教えてください。

Courageous Change(変化への果敢な対応力)
<質問例>
これまでに大きなな変化が起こった時のこと、または先が見通せない漠然とした状況に置かれた時のことを思い返し、新たな状況に適応するためにどのような行動を起こしたのかをお話ください。

Problem Solving(問題解決能力)
<質問例>
架空のクライアントシナリオのケースを通して、どのように難しく、曖昧な課題に対して構造化し、その中で重要な課題を見つけ出し、事実やデータが意味する事を理解し、結論と試作を提示し、またご自身の考えを明確化していただきます。

Expertise(専門性・知見)
<質問例>
面接では、あなたがこれまでに習得してきた知識やスキルが、どのような形でマッキンゼーのクライアント企業に貢献し得るのかについてディスカッションを行います。

最低でも以上の6つの観点を具体的なエピソードをもとにアピールすると面接官にも納得感を持ってもらえるでしょう。

転職エージェントからのアドバイス

なぜマッキンゼーなのか、なぜコンサルなのか、論理的に回答することに加え、自身のやりたいことを軸に話を進めると良いでしょう。

また面接では、これまでの職務経験から「論理的思考力」「コミュニケーション能力」「リーダーシップ」が伝わるエピソードを話し、面接官に「マッキンゼーのコンサルタントとしての適性」があることをアピールしましょう。

書類作成のポイントや、コンサル適性のアピール方法、外資戦略コンサルの面接官に刺さるケースの考え方、面接で聞かれる質問例など、さらに詳細な情報を知りたい方は是非お気軽にご相談ください。
29年分の転職ノウハウから受かる選考対策をお伝えします。

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マッキンゼーへの転職準備・方法は?

マッキンゼーを含めコンサル転職を成功させるために必要な手順は以下になります。
・コンサル業界の情報収集
・履歴書・職務経歴書の用意
・マッキンゼーを含む複数コンサルティングファームへの応募
・複数社の面接日程のスケジュール調整
・ケースを含む面接対策
・内定後の条件面談(年収・ランク・入社日)
・内定承諾
・退職交渉

これだけのプロセスの中で個人で転職活動をする場合、
・職務内容・採用ニーズ・年収・働き方などのリアルなファーム情報収集
・膨大な書類を目にする採用担当者に「会ってみたい」と思わせる書類作成
・志望度を踏まえた複数社の選考を上手にスケジュール調整
・面接を突破するための面接対策、ケース面接対策
・さらに内定をもらうタイミングでの条件交渉や入社日の調整
は日々働きながら行うのは難しいでしょう。

外資戦略コンサルへの転職ならムービン!

まず前提として、マッキンゼーを含めコンサル各社はエージェント利用を前提にした採用予算を組んでいるため、 「個人応募だから受かりやすい/エージェント経由だから落ちやすい」など採用ハードルに差は一切ありません。

むしろエージェントを活用いただくことで、
・公開情報だけではわからない“リアルな企業情報”
・過去の支援実績にもとづく選考突破のポイント
・職務経歴書のブラッシュアップ・面接対策
・これまでの経験のどこをどうアピールすべきか(=年収アップ交渉にも直結)
など、個人では得にくい情報・ノウハウをフル活用しながら選考に臨むことができます。結果として、エージェントを活用したほうが選考通過率は格段に高くなります。

外資戦略コンサルへの転職支援実績数毎年No.1を誇るムービンをご活用ください!キャリア相談や入社後のフォロー含む、転職活動全般を完全無料でサポートしています。

業界最長29年以上の転職ノウハウに加え、外資戦略コンサル出身のキャリアアドバイザーが「職務経験のアピール方法」や「コンサルタントの考え方」を伝授します。

皆様は最も重要な書類作成・面接対策に時間をかけることができ、効率よく転職活動を進めることができます。

まずは職務内容や働き方・年収・自分に転職可能性があるか知りたいという方も歓迎していますのでお気軽にご相談ください。

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中途採用動向と転職難易度は?

グローバルで採用が滞っていたマッキンゼーですが、直近中途採用が再開されました。この数年でマッキンゼーへの転職を考えていた方は今が転職のチャンスと言えるでしょう。

転職難易度は従来と変わらず非常に高く入念な選考対策が必要です。
世界最高峰の社格・ブランド力・年収・成長・やりがいなどから選考には優秀層が集まりますが、マッキンゼーをはじめとする外資戦略コンサルの内定率は1%と言われており、転職難易度は非常に高いと言えるでしょう。

転職のチャンスは広がっていますが、内定を獲得するためには入念な選考対策が必要となります。

弊社転職エージェント「ムービン」では、業界最長・最多を誇る29年以上の転職ノウハウをもとに、元戦略コンサルタントのキャリアアドバイザーが、書類添削からケース面接対策まで、受かる転職サポートを提供しています。
採用熱が高まっている絶好の機会に、外資戦略コンサルへの転職をお考えの方は是非お気軽にご相談ください。

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マッキンゼーはどんな会社?特徴・魅力

世界最大の外資戦略コンサルティングファームとして圧倒的なブランド力・報酬水準・成長環境を誇るマッキンゼー。数年でキャリアを一気に伸ばしたい人におススメの企業です。

“ザ・ファーム”と称される世界トップクラスの戦略コンサル

マッキンゼーは、世界50カ国以上・約100オフィスを展開する、世界最大級の戦略コンサルティングファームです。
日本オフィスも1971年設立と歴史が長く、日本企業の経営課題に深く入り込んできました。

案件は経営戦略・全社変革・新規事業など、各業界のトップ企業の“社運を賭けたテーマ”が中心。 経営者の最重要アジェンダに、常にど真ん中で関われる環境です。戦略コンサルの“王道”でキャリアを築きたい方には、これ以上ない舞台と言えます。

ファクトベースの問題解決と“One Firm”文化で、圧倒的に鍛えられる

マッキンゼーはファクトベースの分析的アプローチによる科学的・論理的な問題解決の方法論を確立。年次や年齢ではなく、ロジックとアウトプットの質で勝負するカルチャーのため、20代から経営陣と対等に議論する力が磨かれます。

さらに、世界共通のナレッジやトレーニング、デジタル・オペレーション・新規事業など多様な専門ユニットを束ねる“One Firm”体制により、国境や組織を超えてベストプラクティスにアクセス可能。入社後の成長スピードと学習機会の量は、他ファームと比べても頭一つ抜けています。

グローバルリーダーを輩出する“マッキンゼー・マフィア”という資産

マッキンゼーの魅力は“在籍中”だけではありません。卒業生(アルムナイ)は、世界中の事業会社CXO、スタートアップ創業者、投資ファンド、官公庁・国際機関など、あらゆる領域でリーダーとして活躍しています。

マッキンゼー出身という共通項でつながるネットワークは、業界や国を超えて機能する強力なキャリア資産です。「マッキンゼーで修行してから、次のステージへ飛び立つ」というキャリア設計がしやすい点も、転職先として選ばれ続ける大きな理由と言えるでしょう。

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【FAQ】マッキンゼーへの転職でよくある質問

マッキンゼーへの転職でよくある質問に、支援実績No.1を誇る転職エージェントがお答えします。

マッキンゼーは、“ザ・ファーム”と称される世界最高峰の戦略コンサルティングファームです。

クライアントに常に最高水準の支援を提供することを掲げていることから、時代と共にクライアントのニースに合わせてサービス内容を拭げており、従来のジェネラルな経営コンサルティングを手掛けるインテグレイティプに加えて、デジタルやアクセラレート(実行支援)、オペレーション(サプライチェーン・マニュファクチャリングなど)、RTS(企業変革・事業再生)、クオンタムブラック(データサイエンティスト)、リープ(新規事業立案)などの多岐にわたるサービスラインを有しています。

「Client Interest First(顧客第一主義)」を追求するファームであり、クライアントの課題を解決する方法を徹底的に考え抜くことが好きな人たちが集まっています。

実際にダイヤモンドオンラインのインタビューではマッキンゼーでパートナーを20年間務めた 山梨 広一 氏は以下のように述べています。

顧客の期待値を下げておけば「ほどほどの成果」でも満足してもらますが、マッキンゼーのコンサルタントは絶対にそれをしない。クライアントが満足しても自分が満足できないから。その意味では、ビジネスエリートというよりも、研究者や職人のアプローチに近い。

「そこまでやらなくていい」「仕事には妥協も必要なんだ」と、つまらないブレーキをかける人がいないし、みんなが「もっとよくできるんじゃないか」「まだまだやれることがあるんじゃないか」と粘り続ける。

マッキンゼーを含め外資戦略コンサルでイメージの強い「UP or OUT(昇進かクビか)」の文化は、現在ほとんど見られません。
実際にマッキンゼーは「人を育てる(People Development)」をミッションに掲げており、採用したら本気で育てていくという考え方が根付いています。だからこそ採用基準が厳しいとも言えるでしょう。

また中途採用HPを参照すると、コンサルタントが現在の職務に長く留まることを選択できる「Pace」という制度があり、1つ上の役目の要件を満たさなければならないというプレッシャーを軽減しています。

このように「マッキンゼーに入るとすぐにクビになる」というイメージは、実態とかなりかけ離れています。

マッキンゼーは「One Firm」として世界中のオフィスがフラットにつながっており、各オフィス間で専門家を融通し合う文化が根付いているため、日本にいながらも日常的に海外メンバーとチームを組み、世界のクライアントの課題に携わるチャンスがあります。

コンサルティング業界への転職は他業界と比べて、はるかに難易度が高いです。さらに圧倒的なブランド力・報酬水準・やりがい・成長を求めて選考には優秀層が集まるため中途採用の倍率も高くなります。

そのためマッキンゼーをはじめとする外資系戦略コンサルティングファームにおいてその合格率は1%にも満たないと言われています。
内定を獲得するためには入念な選考対策が必要だと言えるでしょう。

また他社サイトで、「英語が求められるからBCGよりマッキンゼーの方が難易度が高い」と説明されているケースがありますが、これは大きな間違いです。

戦略コンサルの場合には、面接だけでなくファームとのフィット感も重要視されており、一部ファームではフィット感を確認するために面接を6回、7回と実施する場合もあります。

そのためマッキンゼーは受かったけど他ファームは全て落ちた、逆にBCGをはじめ複数社受かったがマッキンゼー含め数社落ちた、ということが当たり前にあるのです。

今では多くのサイトでマッキンゼーへの転職情報を見ることが出来ますが、「間違った情報」も乱立しているため、注意が必要です。

日本初のコンサル特化転職エージェントで創業29年以上のノウハウを有する弊社ムービンでは、外資系戦略コンサルティングファームをはじめ、コンサルティング業界への支援実績が豊富です。

「真に本当のコンサル転職情報」と「これまでの実績から裏付けられた対策方法」を提供しておりますので、コンサルタントへのご転職をお考えの方はまずはご相談頂ければ幸いです。

書類選考→面接複数回(ケース、ビヘイビア面接)

Webテスト・筆記試験についても評価によって有り無しが変わる。

ケース面接と複数回の面接からコンサル適性としての論理的思考能力を徹底的に見られます。

ポテンシャル採用を実施しているマッキンゼーでは「論理的思考力」「コミュニケーション能力」「リーダーシップ」が求められます。
特にマッキンゼーに向いている人の特徴としては「知的好奇心が旺盛な人」が挙げられます。

実際にダイヤモンドオンラインのインタビューではマッキンゼーでパートナーを20年間務めた 山梨 広一 氏が以下のように述べています。

面接で測っているのは「どれだけ知的な刺激を求めているか」。特にマッキンゼーに向いている人は「知的な刺激」に飢えている人ですよ。

基本的に完全ポテンシャル採用を実施しているマッキンゼーでは、応募要件として、特定の学位や特定分野での業務経験は必須ではありません。
これまでの職務がどのような分野のものであっても、そこでリーダーシップを発揮し、第一線で高い成果をあげてきた方であれば、十分に活躍していただくことが可能です。

マッキンゼーの選考では高い英語力を求められます。

同社Webサイトにも「ビジネスレベルの英語会話力があること」としっかりと明記してあります。

実際のコンサルティング業務でも比較的にグローバルで英語を使い、マッキンゼーでの面接、ケース面接、筆記試験すべてが英語が行われますので必須と言えるでしょう。

筆記試験についてはマッキンゼーWebサイトに掲載されている問題集等に目を通しておき、問題形式に慣れておくこと、そして必ず問題集を解いた上で解説を読んで復習することが大切です。

年齢制限は設けられていませんが、マッキンゼーでは人材育成を重視しポテンシャル採用を実施しているため、20代~30代前半が中途採用のメインターゲットと言えるでしょう。

第二新卒の応募も可能で、実際に弊社転職エージェント「ムービン」の支援実績でも第二新卒からマッキンゼーへの転職成功事例がございます。

マッキンゼーでは平均年収が公開されていないため正確な数字を出すことは難しくなっています。

そのためここでは転職支援実績豊富な弊社ムービンの独自調査からマッキンゼーを含む外資戦略コンサルティングファームの年収をご紹介します。複数社のまとめデータのため、マッキンゼーの実情と比較すると役職名や数値が異なる場合もありますのであくまでも参考数値として見て下さい。
※参照:(「コンサルティングファームに入社したい」と思ったら読む本 著:久留須 親)

役職年数
目安
下限
(ベースのみ)
~上限
(最大賞与含む)
アナリスト1年~3年600万円~1100万円
コンサルタント2年~3年800万円~1500万円
シニアコンサルタント2年~3年1200万円~2100万円
マネージャー2年~4年1500万円~2500万円

マッキンゼーでは高いクオリティとスピードが求められるため、プレッシャーも大きく、仕事は決して楽とは言えないでしょう。プロジェクトの山場によっては平日遅くまで、また土日働くこともあるでしょう。

一方でワークライフバランスの向上の取り組みも実施しており、柔軟な働き方ができるような制度も用意しています。
実際に中途採用HPを参照すると、コンサルタントがプロジェクトが終わって次のプロジェクトに取り掛かる前に5~10週間の休暇を取ることができる「Take Time」があるようです。

中途採用HPでは、母親、父親、さらに養父母も対象とした休暇制度、専任の母親ネットワークマネジャーによるコーチングとサポート、コンサルタントの産休後の職場復帰を支援する「フェーズバック」オプションなど、子育てにも忙しい親に対する福利厚生制度などが用意されています。

コンサル特化を謳う転職エージェントは数多くありますが、実際にマッキンゼーに紹介できるエージェントは限られています。

弊社転職エージェント「ムービン」はマッキンゼーを含め、ほぼすべてのコンサルティングファームをご紹介することが可能です。
コンサルティングファームへの転職をお考えの方は是非お気軽にご相談ください。

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マッキンゼーへの転職成功事例・転職体験談

弊社ではこれまで多くの方をマッキンゼーへとご支援させて頂いております。そのバックグラウンド(前職)、年齢、転職した部門の一覧と、転職体験談をいくつかご紹介します。ご参考にして頂ければ幸いです。

前職 ご年齢(性別) 学歴 転職先
メガバンク 27歳(男性) 有名私立大卒 マッキンゼー
ヘルスケアベンチャー 28歳(女性) 国立大卒 マッキンゼー
都市銀行 37歳(男性) 国立大卒 マッキンゼー
独立行政法人 28歳(男性) 国立大卒 マッキンゼー
中央省庁 35歳(女性) 国立大卒 マッキンゼー
素材メーカー 27歳(男性) 国立大卒 マッキンゼー
総合商社 29歳(女性) 国立大卒 マッキンゼー
総合コンサルファーム 26歳(女性) 有名私立大卒 マッキンゼー
総合系コンサルファーム 26歳(男性) 有名私立大卒 マッキンゼー
人事系コンサルファーム 28歳(女性) 有名私立大卒 マッキンゼー
シンクタンク 25歳(男性) 有名私立大卒 マッキンゼー
広告・メディア企業 27歳(男性) 国立大卒 マッキンゼー
大手ネット系企業 35歳(男性) 有名私立大卒 マッキンゼー
大手損害保険会社 30歳(男性) 有名私立大卒 マッキンゼー
大手製薬企業 32歳(男性) 国立大卒 マッキンゼー
大手生命保険 27歳(男性) 有名私立大卒 マッキンゼー
大手消費財メーカー 32歳(女性) 有名私立大卒 マッキンゼー
インフラ・運輸企業 31歳(男性) 有名私立大卒 マッキンゼー

上記のとおり、広告、金融、ヘルスケア、官公庁など幅広い業界出身者がマッキンゼーへ転職しています。
学歴や出身業界などのバックグラウンドが影響したり、コンサルティング会社を経験していないと転職ができないというわけではないため、論理的思考能力やコミュニケーション能力を身に付けて選考に臨みましょう。

転職体験談

<転職のきっかけ>
顧客の財務面しかタッチできないため、物足りない気持ちをずっと持っており、コンサルを経験するとその先のキャリアの幅が広がることや、プレッシャーの大きい仕事で自分自身を成長させたいという思いから、転職を決意しました。


<転職活動の様子>
まずは応募書類の用意と筆記試験が他ファームの面接で何社かあるということで同時に準備を進めました。
幸い中途採用の場合、かなり時間のコントロールはききますので、筆記試験が確定してから、1ヵ月ぐらいかけて準備するかたちで十分だと思います。
志望動機に関しては、新卒ではなく中途ですので、いかに現職の仕事の経験と結び付けられるかがポイントです。そのため面接でも論理的に話せるよう何度も練習しましたね。笑

一番苦労したのはやはりケース対策です。
最初はエージェントさんから課題を貰い、それをWordに書いて提出して、詳細なコメントをもらいます。
一つの課題を半日かけて解いていました。これを繰り返していくと、いろいろ考え方のコツを掴むことができます。ここで学んだ考え方のコツを実際の面接を受けながら洗練させていくことになると思います。

次に新聞で面白そうな記事(または強制的に朝刊一面の記事等)をとりあげ、その背景や、将来の結果を考えてみる、ということを繰り返しました。面接でよく「最近気になったニュースは」と聞かれることもあるので、一石二鳥になります。
常に「考えること」を意識、イメージして物事を捉えるようにしていましたね。

あと私はもともと心配性だったので、ケース面接に有益(と言われている)本をひたすら読み漁りました。
これらの本は個々には非常に勉強になりましたが、「これらを読んだから受かるわけではないな」ということを確認できたこと一番の収穫かなと。笑
本に関してはメジャーなものを数冊読んでおく程度で良いと思いますが、やはり実践して考え方のコツを身に付けていく形が良いと思います。

実際の面接ではすべてがうまくいったとは言えませんが、何度も繰り返しフィードバックをエージェントさんにしてもらうと共に、家に帰ってからどう答えるべきだったのか落ち着いて考え直しすべてメモにして蓄積していきました。
そして面接前にすべてを読み直す、ということを繰り返すことで自信にも繋がり、志望動機やコンサルで何をやりたいのかが自然とブラッシュアップされたと思います。

<これからマッキンゼーへの転職を目指す方へのメッセージ>
もし差し迫った事情がないのならば、じっくり準備することをお勧めします。
先輩に話を聞いてみると半年~一年ほどかけたという人も多い業界です。特に、ケース面接はどれだけ普段からじっくり考えているかが問われますので、納得がいくまで対策をしてから本番に臨んで下さい。

自らの転職活動を振り返りながら、コンサルティング転職を検討し始めた方にムービンをお薦めしたい理由と期待できる機能を以下の3つのポイントで纏めてみたいと思います。

・コンサルティング業界の採用事情と豊富な情報提供(アドバイザー)
・書類、筆記、面接を突破に役立つコーチング(コーチ)
・転職を実現する、最適なスケジュール調整(セクレタリー)

.灰鵐汽襯謄ング業界の採用事情と豊富な情報提供(アドバイザー)
コンサルティングファームへの転職成功の鍵は「適性、準備、そしてタイミング」に尽き、これら3条件が揃ってようやく内定は獲得できるものと私は実感しています。自らの職業的適性に確信を持ち、コンサルタントと対峙するために必要なマインド・セットを備え、適切な時期に臨む。いずれもムービンさんのアドバイスがなければフォーカスできなかったことです。

書類、筆記、面接を突破に役立つコーチング(コーチ)
活動全般を振り返ると、すべてムービンさんのアドバイスどおりに事が進んでいました。意中のファームからオファーをもらうまで、書類審査、筆記、面接と関門はいくつもあり、私は登録してから8ヶ月かかりました。最初は上手く行かず悩んだり落ち込んだり、現職の業務が多忙になったり、海外出張に出て気持ちが途切れそうになったり・・・。

そんな時も決して過保護にならずにモチベーションを高めたり、「気づき」に導くスタンスはまさに「コーチング」。社会人として一定の実績を積み、自信を備えた大人がさらに上を目指すわけですから、ムービンさんのスタンスは心地の良いものでした。

E梢Δ鮗存修垢襦∈播なスケジュール調整(セクレタリー)
ファームへの応募タイミングと、複数のファームの面接が次々と進めるステージを迎えたときの日程調整は難しく、なかなか自分の思い通りにいきません。そんなとき、ムービンさんの存在は心強いものがありました。

私は数社で計39回の筆記と面接を受けましたが、もし自分で現職の業務をこなしながら日程調整も行わなくてはならない状況だったとしたら、転職はほぼ不可能だったと感じます。

戦略コンサルへの転職活動を開始するにあたって、まずは以下のような計画を立て行動を始めました。

・業界、会社研究フェーズ(1か月)
・提出書類準備、作成フェーズ(1か月)
・筆記試験準備、面接準備フェーズ(1か月)
・実際の応募、面接フェーズ(3か月)

ゞ罰Α会社研究フェーズ(1か月)
この間はともかく戦略コンサルに関わる情報をいろいろ調べたり、本、パンフレットやHPを徹底的に読み込むことでそれぞれのファームの特徴、相違点、自分とのフィットなどを考え、自分の志望順位を考えました。 自分の場合、戦略コンサル10社を受けることとしましたが、ここで3つの志望順位グループを仮に決定しました(後に面接を受ける中でどんどん変わっていきましたが)。

提出書類準備、作成フェーズ(1か月)
ここでは、履歴書、志望動機書、職務経歴書などの準備、作成をしました。 シンプルで明快であること、熱い想いを込めること、自分ならではの個性が伝わり印象に残る具体例を織り込むこと、を意識していました。

I記試験準備、面接準備フェーズ(1か月)
筆記試験については、中学、大学受験、MBA受験等で多く経験してきているので、それ程心配をしていませんでしたが、油断はしないよう気をつけていました。筆記試験では、「判断数理必殺の解法パターン」は復習に役立ちます。 電車の中や開いた時間にちょこちょこやりました。また、GMAT系の問題対策としてはMBA受験時のGMATのCritical Reasoning対策本を見直しました(Meisterなど)。

面接対策ですが、まずEstimation系ですが、自分で何度も家や電車の中、帰り道などに練習しました。実際の面接の自分の経験を踏まえると、ポイントかと思ったのは、

・まずは計算にあたっての大きな骨組みをわかりやすい因数分解フレームワークとして示すこと
・細かい数字には悩まずざっくりとした数字を使い合理的なAssumptionをどんどん使ってとにかく前に進んでいくこと
・難しい顔をして困りながらやるのでなく知的な遊びだと思って楽しんでやること
といったところです。

ケース面接についても、準備はEstimation系とあまり変わりません。自分なりのやり方、フレームワークは問題の系統に応じてだいたい決めていました。

どんな業界の話にもスムーズについていって、答えを大外ししないため、業界地図の本(「日経流通・サービス業界地図」(日本経済新聞社)など)を暇なときにぱらぱら見たり、ビジネス紹介のテレビ番組(ガイアの夜明け、カンブリア宮殿、経済羅針盤、ジパング等)などは欠かさず見ていました。

ぜ尊櫃留募、面接フェーズ(3か月)
実際の面接で心がけたこととしては、以下が挙げられます。

・自分のエネルギーを200%ぶつけること・・・1回1時間という短い面接の中で自分という人間を見てもらうため、どんなに仕事で疲れていても、体調が良くなくても面接前にはテンションを上げて、思いっきり自分の意見をぶつけました。

・プロフェッショナルさを見せること・・・外見、仕草、姿勢、話し方等を含めプロフェッショナルに見えるよう意識しました。スーツはきっちりプレスされた良いスーツを着て、ネクタイの歪みがないか、靴紐が緩んでいないか、姿勢は良いか等当たり前ながら面接前は必ず確認しました。面接中に使用する筆記用具、メモなども良いものを使用するなどDetailにもこだわりました。

・面接が進捗するにつれて自分の答えを必ず進化させていくこと・・・面接の進捗につれて志望理由については常に進化させていきました。以前の面接で会った人、話した内容等を含めながらよりリアルに話をさせることに努めました。

正直なところ、この6ヶ月間は仕事をしながら、転職活動を行い、精神的にも肉体的にも相当ハードでしたが、ムービンさんのお陰でうまく乗り切りよい結果を得ることができたと思っています。いろいろありがとうございました。

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マッキンゼーの平均年収

大手口コミサイトによるとマッキンゼーのおおよその平均年収レンジは約1500万~1700万円となっています。 (エン カイシャの評判、タレントスクエア、ワンキャリア等参照)
個人の経験・スキルによって役職・給与が決定されるため平均年収レンジも広くなっています。

戦略コンサルの年収は?

マッキンゼーを含め、多くのコンサルティングファームは年収を公開していないため、正確な平均年収を示すことは難しくなっています。

そのためここではマッキンゼーを含む大手戦略コンサルティングファーム複数社の平均年収を弊社独自調査をもとにご紹介します。

※複数社のまとめデータのため、下記の表には該当しない例外的な給与や役職の事例も存在し、一概にこの給与というわけではありません。
マッキンゼーの実情と比較すると役職名や数値が異なる場合もありますのであくまでも参考数値として見て下さい。

※参照:「コンサルティングファームに入社したい」と思ったら読む本 著:久留須親

役職年数目安下限(ベースのみ)~上限(最大賞与含む)
アナリスト1年~3年600万円~1100万円
コンサルタント2年~3年800万円~1500万円
シニアコンサルタント2年~3年1200万円~2100万円
マネージャー2年~4年1500万円~2500万円

戦略コンサルティングファームでは年齢・性別に関係なく評価され、所謂、年功序列のような評価基準はなく完全に実力により、役職・給与が決定されます。

年収はベース給+ボーナスで構成されており、昇格のタイミングで年収が急激にアップします。
第二新卒クラスでアナリストとして戦略コンサルに転職した場合、入社時のベース給は600万円程度ですが、数年後コンサルタントに昇格した場合、ベース給は一気に1200万円程度に跳ね上がります。ボーナスによっては2000万近くに到達することもあります。
マネージャーになると年収は2000万を超えます。新卒入社や第二新卒で入社した場合、20代でマネージャーになる方も多くいらっしゃいますので20代で年収2000万円を実現することができます。

中途採用のメイン層である30歳前後でコンサルタントとして戦略コンサルに中途入社した場合、年収は900万円-1300万円位が見込まれます。

戦略コンサルの年齢別・役職別年収をご紹介しましたが、年収はこれまでの経験やスキル、入社する際の役職などによって年収は変わってきますので、参考として捉えてください。

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マッキンゼーのキャリアパス

以下はマッキンゼーにおいて、どのような役職があるかを解説したものとなります。
マッキンゼーに入社すると最初にいわれるのが「My own Mckinsey」という言葉らしく、「自身のキャリアを形成し、自分の興味を追求する際に多くの選択肢が存在すること」を意味しているようです。
以下は役職をご紹介したものですが、細分化するとかなり多様なキャリアパスが用意されている企業といえます。

役職
・ビジネスアナリスト
・アソシエイト
・アクセラレートコンサルタント
・コンサルタント - マッキンゼーデジタル
・オペレーションコンサルタント
・Capabilities & Insights Analyst

ビジネスアナリスト
実務経験が3年未満の方
ビジネスアナリストは、プロジェクトの課題解決の個別分野を担当します。情報収集、その分析において中心的な役割を果たすだけではなく、顧客メンバーとの協業、プロジェクトの最終提案のとりまとめ、および顧客企業の経営者へのプレゼンテーションも担当します。

アソシエイト
大学院学位(MBA、PhD など)または同等の職歴(通常5年以上)
プロジェクト課題解決の個別分野の担当から取り組みを始めます。その後、プロジェクト全体にわたり、課題の特定、仮説の設定・検証、顧客企業社内や外部でのインタビュー、海外からの情報収集・分析、最終提案のとりまとめなどに取り組みます。

アクセラレートコンサルタント
5年以上の実務経験
企業変革の設計から実行まで様々なフェーズのプロジェクトに関わります。変革を成功に導くために、戦略を詳細かつ具体的な実行プランにまで落とし込み、組織的な課題解決やマーケットインサイトの取得、現場のパフォーマンス管理など多岐にわたる領域で問題解決をしながらプロジェクトを牽引しています。ひいてはトップマネジメントを含めたクライアントにトレーニングやコーチングを提供することで実行能力の構築まで行います。

コンサルタント - マッキンゼーデジタル
IT領域における知識・経験を持つ方
デジタル化の推進とデジタル新規事業構築を通じ、クライアントの課題解決や事業変革の支援を行っています。最先端技術やIT戦略からアジャイル、クラウド、サイバーセキュリティ、デジタル変革に至るまで、あらゆる分野に取り組んでいきます。
コンサルタントに限らず、プロダクトオーナー、デザイナー、データサイエンティスト、データエンジニアと幅広いバックグラウンドを持つエキスパート人材の採用も行っています。

オペレーションコンサルタント
主要な業務分野の1つにおける5~10年の専門的経験
顧客企業が、世界トップクラスのオペレーションを達成し、パフォーマンスを持続的に改善できる組織へと変革を遂げるための支援を行っています。各業界の現場に精通したコンサルタントと共に、オペレーション能力を圧倒的なレベルに磨き上げる支援を提供しています。

Capabilities & Insights Analyst
リサーチャー経験
リサーチアナリストポジションは業界ごとに分けられており、現在マッキンゼーWebサイトでは以下ポジションが募集中となっています。
Automotive & Assembly (A&A)…自動車・産業機械
Advanced Electronics (AE)…産業用エレクトロニクス関連
Japan Geographic Research…日本市場を専門とするリサーチャー

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マッキンゼーの働き方・研修制度

ポイント
1.成果を出すためのスキル研修が整備されアップダウンに対応できる
2.基礎スキル研修や英語レッスン、海外MBA留学支援、海外オフィス転勤など成長機会が豊富
3.育児休暇や給与補償によりライフイベントにも対応できるため長期的なキャリア構築が可能

コンサルティング業界全般で言えることですが、忙しさはプロジェクトや個人の能力によって変わります。 かなり忙しいときもあれば余裕があるときもあるので、このアップダウンについてはある程度覚悟しておく必要があるでしょう。
マッキンゼーでは、一定の時間内にアウトプット(成果)を出すためのスキルアップ研修が充実しています。
働き方や研修制度、カルチャーについてご紹介していきますので、ぜひご覧ください。

人事評価制度

コンサルティング業界全体に当てはまることですが、成果主義の面が強く、何を成し遂げたかで評価が決まってきます。若い方でもアウトプットを出せれば昇進可能な制度なので、そのためのスキルアップを行うことが大切です。

育成制度

マッキンゼーでは人材開発に非常に力を入れており、全員が基礎知識やコミュニケーション能力を高めることができる制度が整っています。

語学研修:ビジネスアナリストとして入社予定の方向けに、内定後に英語力判断テストを受けて結果に応じて入社前の英語レッスンの受講などについてサポートしてくれます。
留学支援:ビジネスアナリストの海外MBA留学を積極的にサポートしています。高い成果を上げてきたかつキャリアアップのために本人が望んでいる場合のみ、支援を受けることができます。

また、海外オフィスへの転勤も本人の希望によって実施されるので、スキルアップできる機会が豊富にあるのが、マッキンゼーの人材育成制度です。

さらに社内ではコーチング文化が根付いているようで、必要なときに自然と相談できる環境が整っています。入社後も成長を支えるパートナーが伴走してくれるでしょう。

社風・カルチャーについて

<デュアルミッションの浸透>
クライアントや社員に対して誠実に向かっていく姿勢が強く、パフォーマンスを最大化するための優秀な人材が揃っています。社員の成長を大切にする文化なので、手厚い支援を受けることができるでしょう。

女性の働きやすさ

マッキンゼーでは、女性が最大限の成果を発揮できるような研修制度を整えております。
育児休暇制度や育児休暇取得時における給与の支払いなど支援が充実しており、働き続けることができる環境です。 マッキンゼーの研修・トレーニング制度

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マッキンゼーの評判・口コミ

実際にマッキンゼーに中途入社した方々の口コミ、インタビューを見てみましょう。やりがい・成長や社風・人間関係などご参考になれば幸いです。

半年間に一度の評価があるため昇進が早い。社内の評価基準も明確なのでモチベーションが上がる(M.Sさん 男性 25歳 中途入社)

プレッシャーはあるが、一流企業の人材を持ってしても困難な課題があるので、それを解決したときの達成感は格別。(U.Hさん 男性 29歳 中途入社)

プロジェクトによって忙しさは変わるので、なんとも言えないが、メリハリを持って仕事ができている。(S.Rさん 男性 33歳 中途入社)

対クライアント・対社員へ誠実に向き合っていく部分が、とても良い。(T.Iさん 27歳 女性 中途入社)

産休育児制度が整っているので、女性にとって働きやすい。(A.Rさん 33歳 女性 中途入社)

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転職成功者に聞いた「どんな対策をした?」

ポイント
1.現職での経験と志望動機を結び付けて伝える
2.時事ニュースや課題図書を活用し、思考力を鍛える
3.ケース面接は型を覚えるのではなく実践的に考える力をつけておく

実際に弊社ご支援から転職成功した方々にどんな対策をしたのかインタビューしました。弊社ムービンがご提供するサービスや、候補者様独自で取り組まれた対策合わせてご紹介していきます。

書類対策

D.Sさん 29歳 男性
新卒ではなく中途ですので、いかに現職の仕事の経験と結び付けられるかがポイント。 Movinさんのアドバイスに従って準備していけば問題ないのですが、私の場合、面接を重ねていくうちに、当初の応募書類の志望動機とは違った動機を話すようになってしまいましたが、全く問題ありませんでした(笑)

J.Sさん 25歳 男性
元々文章を書くことが好きだったのでスムーズに準備できましたが「なぜコンサルなのか?」の理由については思うように落とし込めなかった。Movinさんに壁打ちになってもらい、議論に付き合っていただくことで腹落ちし自信も深めることが出来た。面接でもこの「なぜコンサルなのか?」を聞かれるのでロジカルに話せないとどんどん突っ込まれてしまうので用意した方が良い。

面接対策

S.Tさん 30歳 女性
新聞で面白そうな記事(または強制的に朝刊一面の記事等)をとりあげ、その背景や、将来の結果を考えてみる、ということを繰り返しました。私が転職活動しているときは面白い題材が多かったので、飽きずに行うことができました。面接でよく「最近気になったニュースは」と聞かれることもあるので、一石二鳥になります。

A.Iさん 33歳 男性
私はもともと心配性だったので、ケース面接に有益(と言われている)本をひたすら読み漁りました。ロジカルシンキングとか、問題解決プロフェッショナルとか、論点思考、仮説思考等を十数冊は読んだかと思います。これらの本は個々には非常に勉強になりましたが、「これらを読んだから受かるわけではないな」ということを確認でき(笑)、安心して他の対策に取り組みました。本に関してはメジャーなものを数冊読んでおけば十分ではないかと思います。

T.Nさん 24歳 男性
ケースの型・基本を身に着け、その後何度も例題・実践を通じていく必要。面接の相手は経営コンサルのプロであり、候補者に教科書的な発想は求めておらず、これまでの経験をもとに、深く・広く・独創的に考える力が面接では求められます。準備もケース対策としてではなく、リアルな経営課題と捉え、自分なりの思考法を身に着けていくことが一番大切。

M.Nさん 27歳 男性
自分自身、フェルミ推定・ケース面接と聞くとうわっと身構えてしまうほど苦手意識があったが、一定の練習を積むことである程度のレベルに達することができる(ただし根気が必要)。Movinさんからケースの考え方や、フィードバックも多く頂きましたが、これから戦略コンサルとして働いていくことを考えて主体的に練習していくことも肝要。

K.Nさん 34歳 女性
ムービンさんからもらった課題図書をもとにロジカルシンキング、フレームワーク思考といった本質をインプット、そしてケース面接の思考プロセスを豊富な例題や添削を通じて身に着けていきました。面接対策というより、コンサルタントになるための準備と捉えるべきでしょう。実際に入社してから周りのコンサルタントに付いていけなければ意味がありません。

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マッキンゼーへの転職で失敗・後悔しないために、コンサルへの理解は必要

コンサルタントは「経営者の指南役」「頭が良くて企業局面の舵取りを担っている」「どんな問題でも簡単に解決していそう」と華々しいイメージですが、泥臭い仕事も多いのがコンサルタントです。

コンサルティングを提供する相手は企業の経営陣、その業界を熟知した人たちであり、その彼らを納得させるアウトプットを出さなくてはいけません。簡単にはいかないでしょう。

多くのコンサルティングファームではアナリスト、コンサルタント、マネジャー、パートナー(ファームによって名称は変わります)と役職・職位に分かれており、プロジェクトにおいて各職位の担当範囲も決まっています。

未経験からコンサルへと転職した場合、多くの方がプロジェクトにおけるリサーチ・情報収取から資料作成の業務を最初の頃は担当します。そもそもコンサルタントは前面に出ることはなく、企業の黒子役、裏方作業という側面が強い職業です。

とはいえ自身の手掛けたプロジェクトが社会に大きなインパクトを出したり、企業の今後を担う事業のコンサルティングに参画するなど、そのやりがいは非常に大きいでしょう。

そして1人前のコンサルタントになればバイネームでプロジェクト指名されることもあります。そのためにも地道な努力と積み重ねが必要になってきます。

コンサルタントへ転職する際に、こうした「コンサルタント」という職業について理解が薄い方は入社したあとにイメージとのギャップに悩まされたり、キャリアに悩む方も少なくありませんので、まずはコンサルとはどんな仕事なのかを理解しておきましょう

マッキンゼーへの転職を成功させるには?

マッキンゼーを含めコンサル転職を成功させるために必要な手順は以下になります。
・コンサル業界の情報収集
・履歴書・職務経歴書の用意
・マッキンゼーを含む複数コンサルティングファームへの応募
・複数社の面接日程のスケジュール調整
・ケースを含む面接対策
・内定後の条件面談(年収・ランク・入社日)
・内定承諾
・退職交渉

これだけのプロセスの中で個人で転職活動をする場合、
・職務内容・採用ニーズ・年収・働き方などのリアルなファーム情報収集
・膨大な書類を目にする採用担当者に「会ってみたい」と思わせる書類作成
・志望度を踏まえた複数社の選考を上手にスケジュール調整
・面接を突破するための面接対策、ケース面接対策
・さらに内定をもらうタイミングでの条件交渉や入社日の調整
は日々働きながら行うのは難しいでしょう。

外資戦略コンサルへの転職ならムービン!

まず前提として、マッキンゼーを含めコンサル各社はエージェント利用を前提にした採用予算を組んでいるため、 「個人応募だから受かりやすい/エージェント経由だから落ちやすい」など採用ハードルに差は一切ありません。

むしろエージェントを活用いただくことで、
・公開情報だけではわからない“リアルな企業情報”
・過去の支援実績にもとづく選考突破のポイント
・職務経歴書のブラッシュアップ・面接対策
・これまでの経験のどこをどうアピールすべきか(=年収アップ交渉にも直結)
など、個人では得にくい情報・ノウハウをフル活用しながら選考に臨むことができます。結果として、エージェントを活用したほうが選考通過率は格段に高くなります。

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まずは職務内容や働き方・年収・自分に転職可能性があるか知りたいという方も歓迎していますのでお気軽にご相談ください。

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マッキンゼー 基本情報

社名マッキンゼー・アンド・カンパニー
代表岩谷 直幸(日本代表、シニアパートナー)
設立1971年(日本オフィス)
2018年(大阪オフィス)
事業内容グローバルの専門知識とローカルの深い知見を組み合わせ、クライアント企業のサステナブルかつインクルーシブな成長の実現を支援
資本金非公開
売上高非公開
株式公開非上場
所在地(日本オフィス)東京都港区 六本木1-9-10 アークヒルズ仙石山森タワー
従業員数グローバル:約30,000名 日本:約600名
その他オフィス関西オフィス:大阪府大阪市北区大深町 3-1 グランフロント大阪タワーB
その他オフィス関西オフィス:大阪府大阪市北区大深町 3-1 グランフロント大阪タワーB
沿革
1926年 全身であるカーニー・アンド・マッキンゼーが分裂。ジェームズ・マッキンゼーがニューヨークオフィスを率いて設立
1933年 マービン・バウアー氏がジョイン。その後、マネージングディレクターとして、マッキンゼーの成長を長期にわたってリード。“Fact-base(事実に立脚する)”、 “Analytical approach(分析的アプローチ)”という概念、および科学的かつ論理的な問題解決の方法論を、経営コンサルティングの世界で初めて明確な形で確立しました。
1959年 初の海外オフィスをロンドンに開設
~1970年 ヨーロッパ各国・カナダ・オーストラリアにオフィスを開設。グローバルに展開するようになる。
1971年 日本支社を開設
~2000年 1999年までに、世界20数ヶ国にオフィスを持ち、5000人を超えるスタッフを抱えるファームに。
2018年 関西オフィスを開設
現在 世界65カ国、130拠点に45,000人以上(2023年時点)のファームに。

マッキンゼー・アンド・カンパニー(Mck)は、1926年にシカゴ大学の経営学教授ジェームズ・O・マッキンゼーと彼の仲間達によって創設された経営コンサルティングファーム。
1933年、マービン・バウアーがこの「仲間」に加わる。バウアーはその後、マネージングディレクターとして、マッキンゼーの成長を長期にわたってリードする。バウアーは"Fact-base(事実に立脚する)"、"Analytical approach(分析的アプローチ)"という概念、および科学的かつ論理的な問題解決の方法論を、経営コンサルティングの世界で初めて明確な形で確立する。
現在は世界65カ国、130拠点に45,000人以上(2023年時点)のコンサルタントを擁する、まさにトップファームの一つとなっている。
日本法人は1971年東京に開設。大前研一氏を代表に経営コンサルティングの草分けとしてビジネスを展開した。

マッキンゼーのプロジェクト事例

マッキンゼーのプロジェクト事例を一部抜粋してご紹介いたします。
マッキンゼーはあらゆる業界のクライアントに対して、様々なテーマに関するコンサルティングを展開しています。

AIによって海を渡る船

セーリング競技においてAIを導入しながら、競争力のあるチームデザインを目指した珍しいコンサルティング事例


プロジェクト事例の詳細はこちら

日本のスキンケアブランドの中南米戦略

日本のスキンケアメーカーに対し、消費者および販売チャネルの総合的な分析によって中南米市場で成功するブランドの開発と販売チャネル戦略を立案。マッキンゼーHPでも紹介している、「One Firm」の特徴が良く分かるプロジェクト事例になっています。


プロジェクト事例の詳細はこちら

NEWS 最近のマッキンゼーの動向

マッキンゼー・デジタル

Digital領域のプロジェクト需要の高まりから、マッキンゼーでは「マッキンゼー・デジタル」を立ち上げました。
マッキンゼー・デジタルのコンサルタントは、マッキンゼーのコンサルタントの一員です。他のコンサルタントと同様に、経営層が抱える様々な課題解決に取り組み、デジタル関連のみならず戦略やオペレーション等のプロジェクトに従事します。これにより、経営者視点での課題解決スキルと、デジタル領域の様々な専門性を磨き込むことで、各分野のエキスパートと共同しながら、以下のような取り組み(代表例)を通じて企業のデジタル変革を支援しています。
また新たなツールやテクノロジー、ケイパビリティを提供するため、デザイン・コンサルティング会社「LUNAR」やデータ技術コンサルティング会社「QuantumBlack」を買収し、デジタル領域のコンサルティングサービスを加速させています。
さらに、2019年10月にはQuantumBlackと共に六本木に企業のデジタル変革を推進する「IoT Center Japan」を開設。これまで全世界で11カ所に設置しており地域ごとに特色をもたせたソリューション展示があることも特徴となっている。クライアント企業に対して、スキルの育成や組織文化の変革まで含めた「デジタル変革支援」を行い、QuantumBlackが得意とするデータ分析を通じて「成果の出るデジタル変革」を支援していくことを、IoT Center Japanでは目指しています。

マッキンゼー・デジタルについて

01

関西オフィスを開設

これまで、日本においては東京のみのオフィスだったマッキンゼーが、大阪市内に関西オフィスを開設しました。グローバル経営の観点から日本を最優先地域の一つと位置付け、活動を強化。
関西オフィス開設はその一環で、大きなポテンシャルを持つ関西以西の西日本地域をカバーし、域内の企業、政府・自治体・行政機関や学術界との協働をより一層深めることで、関西経済・関西企業の発展に貢献することを目的としており、国内でのさらなる拡大が予想されます。

02

年間7億ドル以上のリソースを投資

知識開発、学習、能力構築に年間7億ドル以上のリソースを投資。すべての業界と地域において市場、トレンド、および新たなベストプラクティスを研究している。

03

マッキンゼーの社内で活用する独自のジェネレーティブAIツール「Lilli」を発表

マッキンゼーは、独自のジェネレーティブAIツール「Lilli(リリ)」を発表した。
AIツールの導入により作業時間が大幅に改善されるとのことだ。
クライアントとの折衝時、プロジェクト計画の作成時に関連するリサーチドキュメントを見つけだし適切な専門家を特定する作業が行われるが、膨大な情報を検索する必要があるため、非常に時間がかかる作業となる。
今回発表したAIツール「Lilli」は、社内10万以上のドキュメントとインタビュースクリプトデータを基に開発されており、情報やインサイト、データ、プランなどを生成することができるため、作業時間の大幅な短縮が期待できる。
2023年6月にLilliのベータ版がリリースされ、今秋から全社で本格導入される予定。

04

マッキンゼーとマイクロソフトが、脱炭素化ソリューションで提携

2023年9月12日にマッキンゼーとマイクロソフトは、組織の脱炭素化戦略の立案と実行を支援するための新しい統合ソリューションの構築を発表。
本提携によって、組織全体の二酸化炭素排出量を計算し、脱炭素化計画の構築と実行を支援する効率的で拡張性のあるテクノロジーソリューションに対する企業のニーズに対応していく。
企業はサステナビリティ関連データの収集の自動化と排出量のベースラインの確立、企業・製品・バリューチェーンレベルでの排出量の全体的な把握、詳細な脱炭素化計画の作成などが可能になる。

05

「AIの導入が採用や解雇にもたらす影響」に関するレポートを公表

世界105カ国・約2000人へのオンライン調査をもとに、企業のAI導入状況と雇用への影響を分析した「The State of AI in 2025」というレポートを公開。
調査では、AIによって従業員数が減ると見ている人が32%、変わらないと考える人が43%、一部の職種ではむしろ増えると答えた人が13%という結果だった。
特に大企業やAI投資額の大きい企業ほど、人員削減など「大きな変化」が起きると見込む傾向。
マッキンゼーのAIレポートは、日本企業を含め世界中で経営・DX戦略の参考資料としてよく引用されるため、実務レベルでも影響度の高いニュースといえる。

06

まとめ

マッキンゼーへの転職難易度から面接で聞かれる内容、どんな対策をすればいいのかなどをご紹介いたしました。

マッキンゼーに限らずコンサルティング業界の採用難易度は高く、各ファームに合わせた選考対策が重要です。自身のキャリアの棚卸を徹底的に行い、ロジカルに回答できるよう準備しておきましょう。

内定を勝ち取るためにぜひコンサルティング業界随一の選考対策サポートを行う転職エージェント「ムービン」にまずは一度ご相談頂ければ幸いです。

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【監修者】神川 貴実彦
BCG出身者であり日本で初めてコンサルティング業界に特化した人材紹介会社「ムービン・ストラテジック・キャリア」を設立。 ベストセラーとなっている「コンサルティングの基本」の著書、これまでコンサル業界への転職支援数は1万人を超える。
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