医師からマッキンゼーへの転職・採用情報

1926年、シカゴ大学の経営学教授ジェームズ・O・マッキンゼーが設立した経営コンサルティングファーム。
コンサルティング業界随一の転職難易度を誇り、徹底した情報収集、書類・面接対策が必要になります。
今回は医師でマッキンゼーへの転職をお考えの方へ、書類・面接対策のポイントやキャリアパスなどをご紹介いたします。

マッキンゼーの転職難易度は非常に高いですが、医師の経験・ポテンシャルは評価されるので、可能性は十分あります。
コンサルティング業界が求める能力の1つとして論理的思考力があり、医師の方は特に高い論理的思考力を持つ方が多く、戦略コンサルティング会社からの採用ニーズが高いです。
とはいえ、転職難易度が高いのは変わりないので、徹底した選考対策が必要です。マッキンゼーのような戦略コンサルティングファームの場合、面接評価はもちろん、ファームとの相性も非常に重要視しており、コミュニケーション能力・論理的思考力は問題ないが志向が合わずにお見送りになるケースがあります。
そのため、書類・面接対策はもちろん、マッキンゼーが求める人材とマッチしているかも把握して対策を行うことが大切です。

マッキンゼーをはじめ、外資系戦略コンサルティングファームではエージェント契約している人材紹介会社を限定しており、コンサルティングファームが本当に求めている人材や面接対策方法は限られたエージェントのみが知っています。
日本初のコンサル特化転職エージェントで創業28年以上のノウハウを有する弊社ムービンでは、医師から外資系戦略コンサルティングファームをはじめ、コンサルティング業界への支援実績が豊富です。ムービンでしか持ち得ない情報も多いので、ご興味ある方はお気軽にご相談ください。

書類対策において、いかに採用担当者に興味を持ってもらうかが重要です。
そのためには、結論ファーストで簡潔に伝えられる文章構成にすることがマストになります。その上で、自身が経験してきたことをどう活かせるのかを具体的なエピソードを添えて記載するようにしましょう。
転職成功した方々にどのような書類対策をしたのか、以下にご紹介いたします。

ムービンでご支援させていただいた方に書類対策のポイントを聞いてみました。

Kさん 27歳 男性
中途なので今までの経験・スキルをどのように活かせるのかを具体的に記載できるかがポイントです。医師なので書類作成の経験があまりなかったのですが、Movinさんのアドバイスに従ってコンサル業界・企業のことを徹底的に調べ上げ、医師としての経験をどう活かせるのかを深ぼって書類に盛り込んでいきました。

Iさん 32歳 男性
とにかくなぜ転職なのか、なぜコンサルなのか、のようになぜ？を繰り返し自分に問いました。そうすることによって自身がどのような志向を持っているのか、解像度をかなり上げることができ、スムーズに書類作成を進めることができたと思います。

マッキンゼーの面接において、特に以下3点を論理的に回答できるようにしておきましょう。
・なぜ転職なのか
・なぜコンサルなのか
・なぜマッキンゼーなのか
これらの質問からさらに深堀った質問がされます。回答するためには自身の経歴の棚卸しを行った上で、コンサル業界・マッキンゼーについての深く把握しておかなければなりません。
マッキンゼーの面接において高い論理的思考力が求められますので、模擬面接を行って慣れておくことが必要になります。
また、ケース面接対策も必須です。答えを出すことではなく、答えを出すまでの思考プロセスが重要視されます。ケースも問題を繰り返し解いて慣れておくことが必要なので、一般の面接対策と並行して行うようにしましょう。
転職成功した方々にどのような面接対策をしたのか、以下にご紹介いたします。

ムービンでご支援させていただいた方に面接対策のポイントを聞いてみました。

Hさん 26歳 男性
Movinさんに言われた通り、なぜ転職なのか、なぜコンサルなのか、なぜマッキンゼーなのかを繰り返し問いました。あとは、模擬面接でフィードバックをもらうことを複数回繰り返して回答の質を上げていったことが良かったと思います。

Oさん 29歳 男性
特に他社との差別化の部分を意識しました。なぜマッキンゼーなのかを回答できるように他社戦略ファームのことを調べるのはもちろん、業務内容、プロジェクト事例なども把握し、面接に臨むようにしました。

平均年収はコンサルティングファームということもあり他業界と比べて高くなっています。

マッキンゼー・アンド・カンパニー全体の平均年収（※弊社転職支援実績およびインタビュー調査から）は約1013万円
となっており、コンサルティングファーム業界でもトップクラスの平均年収を誇っています。

※弊社ムービンではコンサル業界への転職支援実績No.1であり、数多くのご支援をさせて頂いたデータから参照しております。口コミサイト等では信憑性や新卒入社、入社後に給与アップした方も多いため、転職後の給与として参考にするにはよりリアルかと思います。

マッキンゼーの平均年収は、コンサルティング業界においても上位層に入る給与となっています。
医師の平均年収も1000万円を超えているので、年収で大きな差があるというわけではありませんが、コンサルだとビジネス経験を積めるので、その後のキャリアの選択肢を広げることが可能です。

まずはマッキンゼーにおいて、役職を以下にご紹介いたします。

○ビジネスアナリスト
実務経験3年未満の方は、ビジネスアナリストとしてキャリアをスタートします。ビジネスアナリストは、プロジェクトの課題解決の個別分野を担当します。情報収集、その分析において中心的な役割を果たすだけではなく、顧客メンバーとの協業、プロジェクトの最終提案のとりまとめ、および顧客企業の経営者へのプレゼンテーションも担当します。3年目以降は、そのままアソシエイト、マネジャーへと社内でキャリアを積むほか、アソシエイトになる前に留学支援制度を利用してビジネススクールへ留学する、海外オフィスで活躍する、また、外部でリーダーシップ経験を積むといった選択肢もあります。

○アソシエイト/ジュニア・アソシエイト
MBA在籍者、Ph.D.取得見込み者はアソシエイトもしくはジュニア・アソシエイトとしてキャリアをスタートします。アソシエイトは、プロジェクト課題解決の個別分野の担当から取り組みを始めます。その後、プロジェクト全体にわたり、課題の特定、仮説の設定・検証、顧客企業社内や外部でのインタビュー、海外からの情報収集・分析、最終提案のとりまとめなどに取り組みます。

○エンゲージメント・マネジャー
マネジャーは、プロジェクトリーダーもしくはそれに準ずる役割として、プロジェクトの全体像を把握し、納期・予算・メンバー管理を行い、プロジェクト全体のマネジメントを行います。

プリンシパル/アソシエイトプリンシパル
プリンシパル/アソシエイトプリンシパルは、クライアント・リレーションを発展・拡大させていく役割を担います。
コンサルティングファームの共同経営者として、どのような成長戦略を描くのか、他国オフィスとどのようなやり取りをしていくのか、業務内容は多岐にわたります。

コンサルティング業界は年功序列ではなく成果主義のため、成果を出せれば年齢に関係なく昇進が可能です。
医師の方で、マッキンゼーで昇進していく働き続ける方もいれば、株式会社メドレーを設立した豊田剛一郎氏のように起業をする方など、キャリアパスは様々です。

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