医師が臨床以外で活躍できるおすすめの転職先7選！

臨床以外において、医師経験やスキル、医療業界の知識などを活かせる転職先は非常に多いです。 以下で主な転職先を7つご紹介いたします。

医師としてのバックグラウンドを持つ社長が経営する企業が多い業界です。
AIなど最先端技術を使い医療における課題解決を行うことを目標に掲げる企業が多く、これまで通り医療業界に貢献できるほか、新しいビジネスを国内、世界に広めていくというやりがいも大きいでしょう。多くが営業ポジションとなりますので、ポジションとしては数多くあるわけではありませんが、医師としての知見を活かせるポジションがある企業もあります。
医師から未経験業種への転職となり、企業の選定を怠ると年収ダウンしてしまう可能性もあるので、慎重に企業選定をするようにしましょう。

医師からIT・ヘルスケアベンチャーへの転職

馴染みのない転職先かもしれませんが、コンサルティングファームへ転職される方も多くいらっしゃいます。
医師経験が評価されるのはもちろん、ポテンシャルが高いので、コンサルティングファーム各社で積極採用中です！
そもそもコンサルティングファームとは、企業の経営課題を明らかにして解決まで導く企業のことを指します。業界全体として年収が非常に高く、役職によっては5000万を超えることも珍しくありません。
また、医師のコンサルへの転職理由として病院を継ぐためのビジネス経験を積みたいや医師業務を通じて把握した医療業界の課題を解決したいなど理由は様々ですが、企業の経営幹部と接する機会も多く、高いビジネススキルが身に付きます。
弊社でも医師の転職支援をいくつもさせていただいておりますので、ご興味ある方はぜひご連絡ください。

産業医は、企業に勤務し従業員が健康でいられるようにサポートをする職業です。
特に近年では、ストレスチェック制度の導入や過労死問題への対応など、企業における健康管理の重要性が高まっています。
そんな中で産業医は、企業内での健康診断の実施やその結果に基づくフォローアップ、労働環境の改善に関する助言などを行い、従業員の健康を守ります。
臨床医のように急患が入ることはないので、週休3日以上のケースもあるうえ、年収も1000万円以上も珍しくありません。

医師から産業医への転職

メディカルドクター（MD）は、製薬会社に在籍する医師のことです。
新薬の研究開発から臨床試験の設計・監督、製品の安全性・有効性の評価、最新の医療情報を医療機関に提供するメディカルアフェアーズなど、業務は多岐にわたります。
基本的に当直、オンコールが入ることはないので、リモートワークなど多様な働き方も可能です。
医療現場とは異なる環境で、医師経験を活かしながら製薬業界全体の発展に貢献できます。

公衆衛生医師は、各自治体の保健所や都道府県庁などで働く医師のことを指します。
地域住民の健康指導、感染症の予防対策、保健衛生に関する計画立案などの業務を行います。
公衆衛生医師は公務員としての採用なので、ワークライフバランスに配慮しながら働くことができ、残業時間も少なめで福利厚生も整っているのが特徴です。
その一方で、平均年収が700~800万と医師の年収としては若干低めとなっています。

医師から公衆衛生医師への転職

医系技官は、医師免許を持ち、専門知識を活かして保健医療の仕組みを築く仕事です。
具体的には、地域医療構想の推進や感染症危機管理体制の構築、医療従事者の養成・確保など業務内容は幅広く、場合によっては海外への赴任もあります。
また、医系技官は、外務省や環境庁などの他省庁、国際機関（ＷＨＯ等）、地方自治体（都道府県、市町村）といった様々な機関で活躍しています。
年収も1000万円を超えるケースが多く、臨床医と比較しても大差はないでしょう。

生命保険会社の社医として働くことも考えられます。
保険加入希望者の健康状態の評価、申込書や診査結果を基に、リスク評価を行い、保険引受の可否や条件の決定、保険金支払いにおける査定などを行います。
求人数自体は多くはありませんが、ワークライフバランスが良く、年収も1000万円以上の方もいるため、魅力的な仕事です。

医師が臨床以外へ転職する際に、業界・企業の選定を徹底しないと年収ダウンの可能性がある点に注意が必要です。
以下の表をご覧ください。



出展：厚生労働省 健康保険組合連合会 「第24回医療経済実態調査結果報告に関する分析」

上記の表は年度別・運営母体別の医師の平均年収を掲載していますが、平均年収は1400万円を超えています。
そのため、年収が高めの業界・企業の選定をしっかりと行わないと、年収が下がる可能性があります。
その反面、当直やオンコールがなくなり、プライベートと両立しやすいという利点もありますが、いずれにせよ業界・企業の分析を徹底的に行い、自身の志向にあうように転職活動を進めていきましょう。

医師から臨床以外への転職活動において、
・業界・企業の情報収集
・応募
・日程調整
・書類・面接対策
・内定後の条件交渉
・退職交渉
上記のプロセスをこなす必要があります。
加えて、業界・企業の最新情報・独自情報の取得、応募先の選定、企業毎の選考対策などを、忙しい医師の業務と並行して行うのは難しいでしょう。

だからこそ転職エージェントを利用してください

弊社ムービンは医療業界出身者が多数在籍しており、医師からの転職支援実績が豊富です。
業界情報のご提供から、履歴書・職務経歴書の添削、面接・選考対策（各社ごと）、面接日程調整から内定後の条件交渉や入社日交渉など、転職に必要なすべてを無料でサポートしております。
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