各種ファームが求めているスキル・資質・経験

現在では、○○系ファームと言っても、実際はそれのみを行うのでなく、それを強みとしつつ、他の種類のプロジェクトも手がけるファームが多くなりました。つまりは、ファーム間の壁が以前よりも薄くなったということです。 そのため、「○○系ファーム=△△のような人材!」という断定は出来なくなっています。しかし、大まかに分けると以下のような感じとなります。

戦略系

この分野はやはりコンサルティングの上流(戦略策定等)を行うことがが多くなりますので、
  • 高いレベルのコンサルティングスキル
  • 高いレベルのポテンシャル
が必要となり、能力的にはかなり高いものが求められます。

業務・IT系

現場に近いコンサルティングをすることが多くなるため、経験やスキルが重要となります。有利な人材は以下のような方です。
  • ERP導入経験のある方
  • 特定の業務知識や業界経験(会計・生産管理等)のある方
  • 業務改善経験のある方
  • CRM・SCM等、ソリューションの経験のある方
  • 特定のプロダクト(オラクル等)に強い方
ページ下にパッケージソリューション(ERP)コンサルタントに求められる人材例を載せましたのでご参考にどうぞ。

組織人事系

この系統のファームは新卒をあまり取りません。というのも、コンサルティングをする上で 組織人事の経験や知識が必要となってくるからです。人事に関わってきた方や、マネジメントを通して多くの方と関わった方が有利でしょう。
  • 事業会社で人の流れをマネジメントした経験がある
  • 人材育成の体制を構築した方
  • グローバル企業で多様な方を率いてマネジメントしていた方
知識や経験が重要ですが、人を扱う業種ですので、対人関係能力が最も求められるものとなります。

フィナンシャル系

専門知識と経験がかなり重視されます。特にM&A関係ではそれが顕著です。一方で、デューデリジェンス部門・バリュエーション部門等では、金融機関出身で財務・会計の知識があれば、採用される可能性は十分にあります。
  • 財務、会計に関する専門知識や経験がある
  • ビジネスレベルの英語(マネジャー以上のランクは)

簡単な解説となりましたが、以上が大まかな求められる人材となります。しかし、上記で申しましたように、ある業種だからと言ってある人材が必ずしも求められるわけではありません。 また、経済・政治・社会構成等の外的要素の変化により、ファームの行うプロジェクト、それに伴い、求められる人材も変化してきます。 そのため、最新の情報無しにコンサルティング業界への転職は難しいでしょう。

求められている資質・スキルの具体例

パッケージソリューション(ERP)コンサルタントに求められる資質・スキル(PLクラスの場合)

資質・スキル分類 要件
コア 現状の問題を正確に把握し、解決策を組みたてる論理的思考能力・それをクライアントに分かりやすく説明・説得でき、リードすることができるコミュニケーション能力
ファンクション クライアントの業務を理解し、新業務プロセスを提案できる能力
プロダクト ・製品(ERPパッケージ)の機能を熟知・理解し、新業務プロセスとの適合性を評価する能力
・提案した新業務システムを設計・開発する能力
業界知識 ・クライアントの業界の現状・トレンドを熟知しており、クライアントがその業界で成功するためのKFSを把握する能力
マネジメントスキル プロジェクトをマネジメントするために求められる以下のようなマネジメント基礎能力
・スコープ管理能力
・スケジュール管理能力
・イシュー管理能力
・コスト管理能力
・メンバーのスキル管理・育成能力

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