医師からコンサルへの期待年収は？ キャリアコンサルタント特集コラム

転職をお考えになる皆さんに置かれましては、転職をお考えになる際に業務内容のみならずご年収など諸条件も検討項目に挙がると思います。
その中でも今回は医師向けにご年収のお話をお伝えさせていただきます。

まず、医師からの転職の場合、医師以外ですと戦略・総合系コンサルティングファーム、病院向けコンサルティングファーム、事業会社などが選択肢として複数提案が可能です。
それらの転職スタート時の年収イメージについてご説明させていただきます。

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年代別/年収比較表

※ただし、これはあくまで一般的な目安であり、特定の企業や業界によっても異なる場合があります。また、昇進や評価の結果、給与に個別の変動があります。

戦略・総合系コンサルティングファームへの転職の場合、必ずしも下がるというわけではなくその時のご経験・ご年齢次第ではアップも目指すことができます。
例えば初期研修医のご年収ですと400-700万程度が多いのではないでしょうか？このフェーズで戦略・総合系コンサルティングファームに転職した場合、おおよそ600-800万程度のオファー額を狙うことができますので年収アップを狙いことができます。一方、30-35歳民間病院で1,200-2,000万程度のご年収となりますと下がることもあります。
ご面接の評価によるのですが、30歳前後で戦略・総合系ファームよりオファーを獲得された場合、多くの場合900-1,400万程度のオファー額が想定されます。

次に病院向けコンサルティングファームですと医師の業務を行いながらコンサルティングを行うのかコンサルティング一本に絞るのかで年収帯は変わります。
コンサルティングの業務一本ですと400-700万円程度が多い印象です。一方で医師の業務も兼務して週に2-3日医師の業務を行い、ほかの曜日を事務長のような働き方も可能です。
その場合、医師の給与にコンサルタントとしての給与を合算しての年収となります。医師とコンサルティング業務の比率に寄りますが1,000-2,000万などの年収を目指すことが可能です。

最後に事業会社ですが、こちらについては千差万別です。
事業開発などのポジションで週3日勤務という働き方やフルタイム勤務を求められる場合などポジションや企業によってご条件は様々です。
勤務以外は臨床を可能としている企業もありますので年収についても200-1,000万などかなり幅があります。
ご自身で医師の業務を継続しつつ、事業開発に携わった場合のトータル年収についても医師の業務ができる割合による印象です。
オンライン診療なども活用することで上記にプラスして年収をアップできる余地はあると思います。

スタート時の年収については上記のイメージですが、入社後のアップサイドはどのキャリアでもあり特にコンサルティングファームではアップサイドは大きいです。
また、余談ですがサービスの提供先について戦略・総合系のコンサルティングファームは主に製薬企業・医療機器メーカー、中央省庁関係団体がメインのクライアント、病院向けコンサルティングファームは医療機関向け、事業会社においては多くの場合は自社向けに課題解決やサービス企画を行うことが多いです。
ご自身のやりたい内容や目指すキャリアに応じて選択肢を選ばれると思いますが上記の年収も参考としていただけますと幸甚です。

具体的に受けることができるファームについての詳細なご紹介や自分自身のやりたい事はどこならできるのか？
コンサルから卒業後のキャリアは？等々疑問がございましたら是非一度、弊社のコンサルタントにご相談ください。
クローズな情報、非公開求人など情報もありますので、必要な情報をしっかりお伝えさせていただきつつ、キャリアについても相談に乗らせていただきます。