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ベイン･アンド･カンパニー（以下ベイン）は本日、人工知能(AI)および機械学習ソリューションのプロバイダーであるマックス・ケルセンのコンサルティング部門およびマネージドサービス部門(以下マックス・ケルセン・コンサルティング)を買収したことをお知らせいたします。これにより、世界中のクライアントにより一層充実した機械学習およびAI機能に関するコンサルティングを提供できるようになりました。

マックス・ケルセンは、オーストラリアを拠点に2015年に設立されました。マックス・ケルセン・コンサルティングのフルスタック機械学習エンジニアチームは、クライアントに機械学習システム、AIを活用したアプリケーション、およびアドバイザリーサービスを提供しています。同社はオーストラリアおよびグローバル企業と連携して、リアルタイム予測、予測、コンピュータビジョン、産業制御最適化、ロボティクスなどの機械学習ソリューションを構築、展開し、優れた機械学習オペレーション (MLOps) を確立してきました。同社はフォーチュン500企業を含む幅広いクライアントにサービスを提供し、アマゾンウェブサービスやGoogle Cloud プラットフォームなど市場をリードするクラウドプロバイダーと提携しています。機械学習、AIの専門知識に基づくサービスを金融や小売など幅広い業界に提供しており、特にヘルスケア&ライフサイエンスの分野に強みを持っています。今後はベインのアドバンスド・アナリティクスグループ(AAG)傘下に入り、企業が高度なAIと機械学習を導入し活用できるよう支援します。

ベインのAAGのグローバルヘッドであるRoy Singhは次のように述べています。「技術の世代交代による変革が各業界で相次ぐなか、クライアントがいち早く対応できるようにするAI関連のサービスやエンジニアリング能力の需要はますます増えています。マックス・ケルセン・コンサルティングチームとともに、業界をリードする機械学習の専門知識を活かし、より強力なソリューションをクライアントに提供できることを嬉しく思います。」

ベインのAAGのアジア太平洋州のリーダーであるRichard Flemingは「マックス・ケルセン・コンサルティングチームの質の高さと、彼らがオーストラリアおよび世界中のクライアントに提供してきた革新的なサービスを高く評価しています。この買収により、ベインがアジア太平洋地域、及び世界でクライアントに提供するAIおよび機械学習機能のコンサルティングが強化されます」と述べています。

マックス・ケルセンの共同創設者兼CEOのNicholas Therkelsen-Terryは次のように述べています。「生成AIによってもたらされる変革に企業が立ち向かい始めている中でベインに加わることを喜ばしく思います。急速に進化するビジネス環境では、新しいツールを効果的に活用する方法を理解している企業が優位に立つでしょう。我々がベインに加わることによって、さらに多くのグローバルクライアントを支援できるようになることを嬉しく思います。」

なお、マックス・ケルセンの製品部門と研究部門は今回の買収には含まれず、ベインによるマックス・ケルセン・コンサルティングの買収以降もこれらの部門はそれぞれのブランド名で独立して運営されます。

2023年 8月1日
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