総合系ファーム 転職体験談

コンサルティング業界へ転職を希望される方は、お仕事が大変お忙しく、なかなか準備が進まないケースが多々あります。
お忙しいからといって準備をおざなりにすると、面接でうまく話すことができなかったり、独特なケース面接にうまく対応できなかったりと、なかなか良い結果に結びつきません。
そのため、ある程度前もって転職に向けた準備をスタートし、時間をかけて準備や対策を進めていくことが、転職を成功に導く重要なポイントかもしれません。
今回は、昨年初めてお会いして、その後1年以上の長いお付合いを経て、先日、見事エンジニアから経営コンサルタントへの転身に成功された、次郎さん（仮称）からいただいた転職成功体験談をご紹介いたします。

名前：次郎さん（仮名）
年齢：34歳
学歴：私立大学卒
職歴：エンジニアから経営コンサルタントへ

私は、３０代半ばでエンジニアのバックグラウンドですが、１年以上に渡るムービンさんのご支援によって、コンサルティング業界への道を開くことができました。
ムービンさんに出会う前を通算すると、２年以上の長い道のりでした。個人応募で苦い経験をしたり、人材紹介会社選びに苦労したりと、紆余曲折がありました・・・。
そこで、これから転職活動を始める皆様や、まさに活動中の皆様には、私のような「遠回り」をして欲しくないと思い、ムービンさんに出会うまでの失敗談を含めて述べたいと思います。

各ファームへの応募に当たっては、主に以下の方法があるかと思います。

1) 各ファームのホームページから個人で応募する
2) エージェントを通じて各ファームへ応募する

方法１　様々な業界を扱っている、総合エージェントを経由して
方法２　コンサル業界を強みとしている、専門エージェントを経由して

私は、この上記すべてを経験することになってしまいました。
特に1)に関しては、闇雲に応募してしまうと、取り返しのつかないことになる可能性があると思います。私は、その1)の個人応募から活動をスタートさせました。

２年前。私は、製造業から漠然とコンサルタントの転職を志望して、あるファームのホームページから２社応募しました。
職務経歴書や志望動機書を送付する必要がなく、ホームページの応募フォーム（簡単な職務経歴と志望動機）を埋めるだけで済む、という安易な理由からその２社を選びました。
それぞれ書類が通過し、一社は面接（ケース面接）、もう一社は筆記試験に進みました。しかし、結果はどちらも１次で落ちました。面接では、何の手ごたえも掴むことが出来ず、筆記試験は、まったく歯が立ちませんでした。
事業会社への転職を経験していたこともあり、同じトーンで臨みましたが、コンサルティング業界の選考は「全く別世界だ」ということを痛感しました。ここで個人応募は止め、エージェントのサポートを得ることに決めました。

活動を開始してから既に半年が経過。何社かのエージェントの門を叩くこととなりました。
始めは、様々な業界を扱っている総合エージェントへ。しかし、業界の情報を十分に得られる感触もなく、すぐに別のエージェント探しになります。
その後、コンサル業界を強みとうたっている、専門のエージェント数社とコンタクトできました。数回の面談の結果、ムービンさんにお願いすることに決めました。
ポイントは、業界情報の量と質が他と比べて非常に高かった点、そして、何よりもじっくり話を聞いて頂ける（森田さんの）スタンスが非常にフィットしていた点でした。
他のエージェントでは、例えば紙情報は提供されたのですが、面談される方が元コンサルタントではなかった為か、アドバイスの深さにムービンさんと大きな違いを感じました。また他のエージェントでは、元コンサルタントの方ではありましたが、あまりじっくり向き合って話をしてくれていないと感じるスタイルが共感できませんでした。
そして、ムービンさんとの長いお付き合いが始まりました。

各ファームの応募に当たっては、応募書類の準備と面接の事前対策が必要になってきますが、ここでは、私が特に苦労した「志望動機書の準備」と「ケース面接対策」について述べたいと思います。
まず「志望動機書」ですが、私が、業界未経験であったこともあり、度重なる書き直しとなりました。面談やメールを通じて、私がなぜコンサルタントを目指すのか？といったところの「なぜ？なぜ？」を痛いほどにやりとりしました。
個人応募のように簡単にはファームへ応募できません。しかし、このおかげもあって、志望先のファームへの書類は全て通過し、面接でも、志望動機についてはスムーズに対応できました。
次に「ケース面接対策」ですが、事前対策も十分時間を割いて頂きましたが、むしろ面接直後の振り返りに多くの時間をとって頂いたことが有難かったです。
面接でのやり取りをお話しさせていただく中で、悪い点をしっかりフィードバックしていただき、その点を修正していきながら次回の面接に臨めたのが、特に終盤の面接に効いてきたと思います。
時には非常に厳しいフィードバックを頂いたこともありますが、ちゃんと向き合ってくれて、最終的に入社に至る様な支援をして頂けるのは、ムービンさんがこの業界並びにファームについて熟知しているからだなあと、活動が無事終わった今、つくづく感じます。

コンサルティング業界への転職は狭き門かと思います。
私は、安易な個人応募によってその貴重なチャンスを２つ落としてしまいました。決して多くないチャンスを確実なものにするためにも、ムービンさんのサポートは他に代え難いです。
また、エージェント選びも含めて遠回りをするのは、私だけでよいと思っています。現在、エージェント選びに悩まれている方は、是非、ムービンさんのコンサルタントの方とじっくり話をしてみて下さい。
そして、ムービンさんのサポートで転職活動されている方々は、このすばらしい環境のもと、思う存分力を発揮されることを願っています。