FASでのM&A経験からベンチャーCFOへ 転職成功体験談
その他・事業会社
FASでのM&A経験からベンチャーCFOへ
<学歴>有名私立大卒
<年齢>男性 33歳
<前職>大手FAS M&Aアドバイザリー業務
<転職後ポジション>ベンチャー企業 CFO
転職活動全般について
●転職のキッカケ
監査法人からグループのFASに転籍し、M&AにおけるバリュエーションやFA業務をある程度経験し、自分の中ではやりきった感覚ができていました。投資銀行やファンドへの転職というには、自分の志向とは違うなと感じ、またいずれは事業会社に行きたいという思いもあったことから、事業会社への転職の可能性を探ってみたいと思い、転職活動を始めました。
●人材紹介会社選び
事業会社への転職を考えていたことから、当初は大手のエージェントに話を聞きに行っていたのですが、大企業の財務経理ポジションを紹介されることが多く、自身の志向とは違う感じました。一部FASでの業務経験を活かせるM&Aポジションもありましたが、現職でカウンターパートとなっている人たちの働き方が見えてしまうこともあり、そちらもピンとこず、なかなかマッチする案件に巡り合わず、悩んでいました。
そんな中で、たまたまmovinさんのHPでCFO候補の案件を見て興味を惹かれ、登録し相談することになりました。
転職に向けての準備・対策
●会社選び・準備/対策
きっかけは上記の案件でしたが、面談の際には幅広いポジションについて話をしました。CFO候補のポジションでも経理部長に近いポジションもあれば、より経営企画的な色が強いポジションもあるとのことで、自分の志向に近い役割のポジションはどれかお話しすると共に、知らない会社ばかりだったので、どのような事業を行っており、どのような経営陣が率いる会社なのか、質問させて頂きながら応募先を決めました。
面談の中では大手企業の案件の話やファンドの話もありましたが、そちらは志向と違ったので、早々にベンチャー〜上場前後の企業のマネジメントポジションに絞って準備を進めていくことにしました。
面接の準備としては、特別な準備をする必要は無いと言われましたが、会社の事業・サービス、業界のトレンドについてはしっかりリサーチする必要があると言われたので、そちらを中心に準備しました。
活動について
最終的にある程度会社のサービスに関心を持て、かつ年収面で希望に沿う会社に数社応募しました。会社によって面接で聞かれることやスタンスは異なりましたが、比較的ざっくばらんにお話していただけることが多かったです。
また、社長をはじめとしたマネジメントメンバーとの相性は重要だと強く感じ、実際自分もちょっと合わないかも…と思った会社は、プロセスが進みませんでした。自分以外の候補と比較検討している会社もあり、最終面接前後で時間がかかってしまう会社もありましたが、最終的には比較的上場が見えている1社と良いご縁があり、入社を決めました。条件面では最後まであいまいなところがあり、movinさんともどのタイミングでどのように話すかを相談しながら進めましたが、最終的にはストックオプション含め、概ね希望通りの条件になりました。
内定受諾後、入社までの過ごし方
変化のスピードが早い業界なので、日々業界の動向の情報収集を続けると共に、ベンチャー企業に転職した知り合いとコンタクトを取り、しっかりネットワークを作っていこうと思います。
その他、転職活動を終えての感想
CFOクラスのポジションとなると、一般的に公開されている求人は非常に少ないので、エージェントに話を聞き、非公開求人にアクセスすることが重要だと感じました。
また、初めて名前を聞く企業が多いため、企業の特徴やカルチャー等、詳細についても積極的にエージェントに聞いた方が良いと思います。
それでも、最後は直接会社のマネジメントにお会いして直にディスカッションすることで初めて分かることが多く、時にはカジュアルな面談の依頼をしつつ、自ら話を聞きに行くことの重要性を感じた転職活動でした。
マーケット状況やご志向、キャリアプランの相談でも結構でございます。
ご自身の可能性を知りたいという方はぜひ一度弊社スタッフへお問い合わせください。
ご自身では気づかれない可能性も見つかるかもしれません。