証券会社の分類
一般的に証券会社は【国内大手独立系】、【銀行系】、【準大手・中堅系】、【外資系】、【ネット系】の5つに分類される事が多いです。
各分類の特徴、また具体的にはどのような証券会社が存在するのか確認していきましょう。
国内大手独立系
銀行系
準大手・中堅系
外資系
ネット系
国内大手独立系
分類名どおり、他社と資本関係のない独立系の大手証券会社です。
国内証券業界では業界のガリバー野村証券が圧倒的なシェアを維持しています。
そこに追随するかたちで大和証券が位置づけられています。
・野村證券
・大和証券
銀行系
メガバンク3行を中心としたフィナンシャル・グループ傘下の証券会社です。
国内証券会社の中では、野村証券、大和証券に次ぐ規模を誇ります。各社、銀証連携の呼びかけの元、グループでワンストップ型ソリューションを提供できる体制の構築を進めています。
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・みずほ証券
・SMBC日興証券
準大手・中堅系
国内証券会社の中では、国内大手独立系、銀行系に次ぐ規模を誇り、特定の地域に確固たる地盤を有しています。(岡三証券:三重地盤、東海東京証券:東海地方地盤など)
投資銀行業務のシェアは大手に劣るものの、地域の顧客基盤を活かした地域密着型のリテールビジネスに強みを持つ会社が多いと言えます。
・岡三証券
・東海東京証券
・三田証券
etc
外資系
外資系証券会社の日本オフィス。
UBSなどプライベートバンキング業務を行う一部の会社を除き、いわゆるリテールビジネスを行っている企業は少なく、投資銀行業務や機関投資家向けのホールセール業務を得意とする会社が多いです。
また、日系証券会社に比べup or outの文化が強く、その分成果を残せば大きな収入を得られる可能性が高いといえます。
近年、世界的な金融業界に対する規制強化の影響もあり、シティグループ証券がリテールビジネス部門を売却するなど、経営方針を選択と集中に傾ける企業が増えています。
今後も外資系証券会社は収益性の高い法人向けビジネスを少数精鋭のチームで行っていくことが予想されます。
・ゴールドマン・サックス
・モルガンスタンレーグループ
・バークレイズ
・ドイツ銀行グループ
・UBSグループ
・クレディスイス
・BNPパリバ・グループ
・JPモルガン
・HSBCホールディングス
・シティグループ
・フィデリティ証券
etc
ネット系
営業店を設置せずネット上で金融商品の仲介を行う証券会社です。
リテールマーケットを主要なターゲットとし、手数料の安さを武器に急成長しています。その為、上記分類の証券会社に比べ、営業系の採用職種は極めて少なく、IT系・企画系のポジションが中心となります。
・楽天証券
・SBI証券
・マネックス証券
・松井証券
・GMOクリック証券
・カブドットコム証券
etc
マーケット状況やご志向、キャリアプランの相談でも結構でございます。
ご自身の可能性を知りたいという方はぜひ一度弊社スタッフへお問い合わせください。
ご自身では気づかれない可能性も見つかるかもしれません。
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