外資系金融機関への転職
現在日系の金融機関にお勤めで、実力主義の外資系金融機関に転職するチャンスを伺っていた方もいるのではないでしょうか。
一方で、「自分自身に成功する可能性はあるのか?」「カルチャーはフィットするのか」等々、転職を検討するに当たり様々な疑問が沸いてくることかと思いますが、外資系金融機関への転職をご検討している方に、少しでも参考となる情報をご提供させていただきます。
目次
主な外資系金融機関
業界を代表する外資系金融機関(証券会社、投資銀行、ファンドなど)をご紹介いたします。弊社サイト「主要企業一覧」より。
投資銀行への転職
投資銀行の中途採用基準・転職のポイントについて、具体的にご紹介いたします。(投資銀行の仕事についても含めご紹介しています。)
主要外資系バイアウトファンド(PEファンド) 一覧
ファンドへの転職
ファンドに転職するにはどうすればいいのか、どんなスキル・人材像が求められているのか。PE・VC、各種ファンドへのご転職をお考えの方へ、その方法や業界採用動向などをご紹介いたします。
外資系金融機関の採用
従来より、外資系金融機関は日系金融機関に比べ新卒採用よりも中途採用を中心に採用活動を行っており、優秀な経験者には幅広く門戸が開かれております。
中途採用と生え抜きの間に区別もなく、実力次第でスピーディーに昇進が可能です。一方で、大規模な金融資産の収益運用を任せるにあたり即戦力としての活躍が期待されるため、原則として転職先の業種・職種の経験がある人材を採用しております。ポテンシャル採用の門戸は非常に狭く、外資系証券や銀行では、20代で英語が堪能で、周辺分野での経験がある方のみに限定されることが多いです。
外資系金融機関のカルチャー
「外資系金融機関」と聞くと、ドライで実力主義のイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、実際には業種・会社毎に千差万別であり、正にイメージ通りの金融機関もあれば、日系金融機関に近いようなカルチャーの企業もあります。外資系証券会社等は、イメージに近い会社も多いかと思いますが、一方で、銀行や保険などは、日本に根付いてから歴史も長く、日系の金融機関とほとんど変わらない企業もあります。
ただ共通するカルチャーとしては、中途採用が一般的であることもあり、「生え抜きと中途採用の区別が少ない」「年功序列よりも実力重視」といった点があげられるかと思います。
外資系金融機関で求められる英語力
外資系と聞くと、英語力が強く求められるイメージがありますが、これも企業・ポジションに応じて千差万別です。外資系証券会社では、ポジションによって程度の差こそあれ、一定以上の高い英語力が求められます。外資系の銀行では、リテール営業のポジションでは英語力はさほど求められませんが、法人営業部門やプロダクト部門では、英語力が求められることが多いです。保険会社でも、ミドル・バックオフィスでは英語力が求められる傾向にあります。
また、どの業種においても、本国とのやり取りが発生するマネジメントポジションになると、ビジネスレベルの英語力が必須となることが多いです。
外資系金融機関のリストラ
英語力に加えて「リストラ」についても、外資系金融機関への転職に際して気になるトピックですが、こちらも業種によって千差万別です。例えば、外資系証券会社は非常にリストラも激しく、ランチに出かけて戻ってきたら首になっていたということも日常茶飯事です。また、リーマンショックのような急激な落ち込み時には、部門の1/3がリストラになることもあります。外資系銀行はもう少しマイルドですが、とはいえ本社の意向により、支店の閉鎖等を実施する場合、リストラの憂き目にあう可能性もございます。一方で、日本に根付いてから日の長い外資系保険会社などは、外資系証券会社や外資系銀行に比べると厳しいリストラは少ないようです。
また、リストラの際には、俗に言う「パッケージ」が支給され、数ヵ月分〜の給与が退職金として支給されますので、当面の生活には困らず、ある程度余裕を持って転職活動をすることができます。
外資系金融機関 求人案件
例えば、現状弊社では下記のようなポジションがオープンになっております。下記以外にも多数のポジションがオープンになっておりますので、ご転職をお考えの方は、ぜひ一度ご登録頂ければ幸いです。
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業務内容
M&Aアドバイザリーにかかる一連の業務を担当。
主に若手の採用を検討。
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想定年収
経験・能力・現職年収/前職年収を考慮の上、応相談
【備考】
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求める人材
【応募要件】
・ 学歴:大卒以上
・ 英語:ビジネスレベル以上
・ 経験:
- 投資銀行やその他金融機関、FAS系コンサルティング会社などでの業務経験者、又は事業会社での投資関連業務の経験者
- ビジネスレベル以上の英語力。
【求める人物像】
・ ビジネスレベル以上の英語力を有し、M&A業務に強いモチベーションを有していること
・ 精神的・肉体的にタフな方。
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業務内容
スペシャルシチュエーション投資(再生、ディストレス、メザニン等)に関連する業務全般
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想定年収
1000万円 - 2000万円
【備考】
上記年収+ボーナス
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求める人材
外資系金融機関や他のファンドにてスペシャルシチュエーション投資もしくはバイアウト投資のご経験をお持ちの方。もしくは有名投資銀行におけるM&Aアドバイザリー業務経験をお持ちの方。
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業務内容
・顧客への提案活動及び個別案件のエキセキューション。
具体的には、各種業界調査や財務分析・比較、企業価値算定のためのバリュエーション(モデリング作業を含む)、デュー・ディリジェンスの実施、目論見書やマーケティング用文書、その他提案資料の作成。
・案件の遂行においては、チーム内/顧客との連絡・調整も担当。
・キャピタルマーケット業務では無く、主にM&Aに従事していただく予定。
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想定年収
経験・能力・現職年収/前職年収を考慮の上、応相談
【備考】
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求める人材
<VP>
・日系・外資系証券もしくは独立系アドバイザリー会社での投資銀行業務経験者
・MBA保有者尚可
・ビジネスレベルの英語力
・TMTセクターに強い方尚可
<アナリスト〜アソシエイト>
・下記いずれかの経験者(Priority順)
(1)日系・外資系証券会社でのM&Aアドバイザリー経験者
(2)Big4系アドバイザリーファーム、独立系アドバイザリーファームでのM&A経験者、もしくは投資銀行でのキャピタルマーケット業務経験者
(4)監査法人での監査業務、メガバンク・政府系金融機関本店でのコーポレイトファイナンス業務経験者で、非常に地頭が良くポテンシャルが高い方
・ビジネスレベルの英語力
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