なぜコンサルなのか?を突き詰め、大手生命保険会社から難関財務アドバイザリーファームへ転職 転職成功体験談
FAS
なぜコンサルなのか?を突き詰め、大手生命保険会社から難関財務アドバイザリーファームへ転職
<学歴>有名私立大卒
<年齢>男性 29歳
<前職>大手生命保険会社
<転職後ポジション>BIG4系FAS
転職のキッカケ
新卒で生命保険会社に入社後、営業を経験したのち希望していた本社の企画部門で、日々やりがいをもって働いておりました。転職を考えたきっかけとしては、やりがいはあるものの、経営企画という立場では出来ることに限界があると感じたことです。
具体的には、KPI測定であったり、役員向け資料の作成であったりと、会社の数字、現状を把握する一方で、与えられた仕事をこなすのではなく、能動的にバリューを出していきたいと思い転職活動を開始しました。
人材紹介会社選び
まずは生保出身者を得意とするエージェントや、私の頭の中では上記のようなことが出来るのは「コンサルタント」だとざっくり考えていたのでコンサル転職を得意とするエージェントもいくつか回りました。
その中でも、生保出身者、コンサル、両方に強いエージェントであるムービンさんを選ぶことにしました。また、決め手として、私の話をしっかりと聞いて頂いたことや、戦略コンサル、総合コンサル、FASなど、幅広い可能性を提示してくださったことも理由の一つです。
特に、最終的に入社に至ったFASについては、最初は考えもしていなかったのですが、自社のPMIで苦労しているという話(当時某保険会社を買収したのですが、うまくシナジー効果も出せず、やきもきしていたこと)をしたことから、M&Aアドバイザリーという提案をして頂いたことには今でも感謝しております。
準備・対策の内容
準備については、コンサル業界への理解、どのファームに応募するのか、書類の準備、面接対策がありました。
上流の意思決定に関わりたいという強い希望がありましたので、外資系の戦略ファーム、総合系の戦略ポジション、FASの戦略ポジションを受けるということを決め、書類もそれぞれ作成致しました。
面接の練習としては、主に志望動機の作成、ケース面接の2つをメインに行いました。
志望動機の作成では、「なぜコンサルなのか」を徹底的に深堀して考え、ムービンさんからの「なぜ?なぜ?_」の応酬に答えながら模擬面接を行うことにより、自分でも納得のいく志望動機が固まり本番の面接でもしっかりと話すことが出来ました。
ケース練習では、「戦略コンサルティングファームの面接試験」という書籍を読み勉強しました。ケースはやり方があるので、これをしっかりやって方法を身に着けたのち、ムービンさんから頂いた問題を解くことにより、面接でもスムーズに答えることが出来ました。(100時間くらいケースの勉強をしたと思います)
ムービンさんと一緒に選考準備を進めている中でよりコンサルへの志望度も上がっていっていました。準備は大変でしたがワクワク感というか楽しかったですね。笑
選考対策で読んだ書籍
・「戦略コンサルティングファームの面接試験」
→バイブルです。とにかくこれを何度も読みました。
・「この1冊ですべてわかる コンサルティングの基本」
→ムービンさんの代表の方が書いた書籍。コンサル転職をするなら、まずはこれを読むべきです。
・「この1冊でわかる! M&A実務のプロセスとポイント」
→最初はM&Aのこと、正直わからなかったので、基礎の中の基礎としては非常にわかりやすかったです。
実際の選考について
ケース面接がメインの選考でした。最初に少し志望動機が聞かれるのと、最終面接ではパートナーの方がフィット感を確認されているような印象です。
ムービンさんに出題して頂いたケースと似た問題が出た時は、正直ラッキーと思いましたが、苦手なケースが出た場合や、一次面接では緊張して思った通りのアウトプットが出なかったりと、苦労も多くありました。そんな時は初心に返って復習を欠かさずしました。
結果的にはFASの戦略ポジションにて2社内定を頂くことが出来ました。
ムービンを利用した感想
転職先に決めたファームは正直転職活動を始めた当初は名前も知りませんでしたが、本当に出会えてよかったなと思います。これも業界知見が豊富でしっかりと私の話を聞いて、最適な就職先を紹介してくださったムービンさんのおかげです!すぐに転職することは無い予定ですが(笑)、また何かあったときは必ず頼らせて頂くと思います。