メガバンクの企画経験を活かし、Big4コンサルファーム(金融部門)へ! 転職成功体験談
コンサルティングファーム
メガバンクの企画経験を活かし、Big4コンサルファーム(金融部門)へ!
<学歴>有名私立大学
<年齢>男性 27歳
<前職>メガバンク 企画部門
<転職後ポジション>外資系コンサルティングファーム 金融サービス部門
まえがき
「失われた20年」や“Japanification”とまで言われ低成長が続く日本に置いて、何かしらの貢献ができないかと金融機関(信託銀行)に就職した私でしたが、思い描いていたキャリアや成長機会という点でギャップを感じ、コンサルへ転職したいと思うようになりました。その時にムービンの門を叩き転職活動がスタートしたのでした。
転職のきっかけ
前職内で志望していた海外転勤が目前になったタイミングで、自身の本当に身につけたいことは「海外に住み英語を使うスキル」ではなく、「海外の情報を収集・ビジネスに活かすスキル」だと気付きました。そうして、日系金融機関での海外転勤では求めるスキルを得られないことを目の当たりにし、転職を考えました。
人材紹介会社選び、転職する業界選び
初めは、「グローバル」、「独立してビジネスを回せるスキル」という軸で漠然とコンサルを考えていました。ゼミの友人もコンサルに転職したばかりということで話を聞いてみると、「ムービン」というエージェントが、サポートがしっかりしていてオススメだと言うので、早速登録して活動を開始しました。
登録翌日には、ムービンさんから電話があり、ヒアリング面談をしたところ、何と、大学の先輩かつ、前職の先輩であり、コンサルへ転職したという、自身の進もうとしていたキャリアパスと非常に似ていた方でした!そんな親近感もさることながら、初期段階から自身の職歴・志望動機に丁寧かつ迅速にコメントして下さる対応に感銘を受け、ムービンでなら転職を成功させられるかもしれないと、ワクワクしたのを覚えています。
会話のキャッチボールの中で、自身のこれまでのキャリアパスと、これから進みたいパスを考えて行くうちに、コンサルタントとしての働いてみたいとの思いが確たるものになりました。そして、20年後は、コンサルタントで力を蓄え、CxOやファンド経営者として、より大きく日本経済に貢献するという、青臭いですがビジョンを持つようになって行きました。
転職活動の準備・対策
私がムービンに登録したのは10月で、実際の面接時期は12月から翌年の2月頃です。ですので、面接までの2ヶ月間や、面接をしながらPDCA改善をしていった5ヶ月間の動きを、ご参考までに紹介します。
志望動機書作成
ムービンのフォーマットに従い作成しました。(1)自身のアピールポイントと、(2)企業で貢献できることの2つをバランスよく記入するフォーマットになっていますので、独学で作るよりも面接企業が知りたいポイントに近づけます。ムービンの担当者の方も、その点を意識してコメントをくれますし、何度もワードファイルのキャッチボールを重ね、まともな志望動機を作ることができました。
ビヘイビア(職歴)面接対策
上記志望動機において、ビヘイビアを文章にしますので、ある程度頭では理解しますが、実際の面接で話しをするとなると当然違ってきます。
ムービンでは面接形式で練習を2,3回行うことができます(希望すれば更に)。それによって、面接の練習を積み、伝わらない点を指摘してもらうことで、実際の面接で慌てない準備ができたと思っています。面接練習の際は、「冗長」や「言いたいことの押しが弱い」等のコメントをはっきり頂き、冷や汗をかきながらも修正を重ね、最後の方にはマシになったかな・・・と思います。面接対策のみならず、今後のビジネスの場においても、担当エージェントの方にコメントを貰うことは自分にとって財産になったと感謝しています。
フェルミ推定・ケース面接対策
(1)推薦図書を聞き自己学習でインプットする方法と、(2)ムービンにて面接形式でアウトプットする方法の両輪で面接対策を実施します。
定番書(以下記載)を読み進めると大体解法パターンは掴めるものの、やはり面接形式で説明するとなると、時間が限られていることから焦りが出てしまいます。自身の中で機能する考え方(フレームワーク)を持って日頃から考える訓練をしておく必要があるなと、転職活動をしてみて気付きました。(行動に遅すぎることは無いので、ここで気付いて考える癖を付けるきっかけになったのは、転職活動の良い点でした。)
また、自身の趣味を派生してフェルミ推定やケースに移ることが多いということで、私の趣味である登山(登山グッズ販売会社の売り上げ、および売り上げ向上の打ち手など)をベースに、面接対策をしました。その読みは当たり、実際に複数社で同様のケース面接が出ました。趣味については徹底的に分析して、自分なりの考え方を持っておくと良いかと思います。
SPI対策
定番本を1周しました。しかし結果としてSPIで落ちた会社も複数ありましたので、「各社の採用形式に従ったSPI対策をすべきだ」と反省の意味も込めて、述べさせて頂きます。
私の場合、他の面接対策や前職の忙しさにかまけて、SPIの準備期間が短かったことが反省点ですので、早いタイミングから計画的にテキストを解くことで、苦にならずに対応できたものと思います。「SPIでたくさん落ちるから対策をした方が良いよ」と教えてもらったのですが、本腰が入らず自分も同じ鉄を踏むことに・・・。やはり先人(エージェント)の意見は素直に受け入れるのが良いですね。
役に立った書籍
(1)コンサルの基礎を学ぶ書籍
・『ロジカルシンキング』 照屋華子、岡田恵子
・『イシューからはじめよ』 安宅和人
・『仮説思考』 内田和成
加えて、受ける会社の著作は読んでおくと良いです。オススメ等はエージェントの方に聞くと教えてくれると思います。
(2)フェルミ推定・ケース面接対策書籍:
・『現役東大生が書いた 時頭を鍛えるフェルミ推定ノート』 東大ケーススタディ研究会
・『現役東大生が書いた 問題を解く力を鍛える問題ノート』 東大ケーススタディ研究会
・『地頭力を鍛える』 細谷功
(3)SPI書籍
・『これが本当のSPIだ!』 SPIノートの会
(4)そもそも転職に踏み切る時に役立った書籍
・『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法』 北野唯我
・『武器としての決断思考』 瀧本哲史
実際の面接
面接練習用企業にて経験を積み上げる
活動開始してから1ヶ月後には、練習用企業を何社か受け始めることに。緊張の中でしたが、先ずは愚直に面接を記録し、振り返り修正を重ねて行くことに決めました。結果を共有して、どの点が良い/悪いかを見極め、効率良く改善点を考えるようにしました。
第1志望群を受け始めるも、訓練不足で現実は甘くない
12月には第1志望群の面接が始まるも、緊張と訓練不足がまだまだ残っていて、面接官に刺さるような印象を残せない事が続き、悔しかったことを覚えています。フェルミ推定の箇所で上述しましたが、転職開始してからの付け焼き刃では、すぐにロジックを組み立てる事ができず、その状況がコンサルタントにばれてしまいます・・・。
それでも、面接したコンサルタントからは「こういう点でロジックが甘いので、このようなツリーを作るべき」等のアドバイスをその場でもらう事ができ、また、励ましの言葉を力強く貰ったことで、何とか心折れずに、自信を一から叩き直す心意気で、改善を重ねる事を続けていったのでした。
落ちてもくじけず微修正を重ねた結果、ようやく勝機が
落ちた会社と選考が進んだ会社を比較してみると、面接の進み方に違いがあることに気付き始め、成功している場合は、「相手の質問にシンプルに答えられている時」だと気付くようになりました。込み入った考えを伝えようと空回りしているときは落ちているので、その点を改善していくと選考が進むようになりました。
掴み取った内定
そして、現在転職を決めた企業では、心地良く会話のキャッチボールができていると共に、面接官のパートナーの方の志の高さに感銘を受け、内定を貰う前にも「この会社で働きたい!」と思うようになっていました。ムービンさんから内定の連絡を貰った時は、嬉しさで声が上ずった事を今でも覚えております。
転職活動としては、これにて一旦終了となりましたが、入社までの準備や、推薦図書を頂いたりしましたので、ここからが改めてスタートと、心機一転動き続けようと考えております。
最後になりましたが、元々コンサルタントに縁の無かった(自身も無かった)私を、内定までサポート頂いたムービンさんには大変感謝しております。
振り返ってみると、「内定を貰う」事に留まらない気付きをムービンから貰えたと感じており、現在のキャリアに少しでも疑問がある方、描きたいキャリアパスがある方は、それを相談する目的だけでも、ムービンに相談してみることをオススメします。
ムービン担当者の支援で役に立ったこと
「どういうキャリアパスを描きたいか、という点に一緒になって考えてくれる」という点です。具体的には、志望動機書の添削、面談でのヒアリング、10年後20年後のキャリアパスの検討まで、ここまでコミットしてくれる転職エージェントは他には無いと感じていて、自身のキャリアを考える上で指針となってくれたという事です。(あくまで自信が比較できるのは登録したエージェント3社間比較のみですがご容赦ください・・・)
内定受諾後、入社までの過ごし方について
コンサルに入社した場合、推薦図書と各ファームのナレッジが送られてくると思いますので、そちらは念入りに準備します。
また、私の場合はウイルスが流行り外出できないタイミングですので、資格試験(簿記2級)を勉強しようと考えています。コンサルにおいて、財務分析は基礎になりますから、簿記は一定の有効資格となります。(ムービンからも簿記はあって損はないと伺いました)
マーケット状況やご志向、キャリアプランの相談でも結構でございます。
ご自身の可能性を知りたいという方はぜひ一度弊社スタッフへお問い合わせください。
ご自身では気づかれない可能性も見つかるかもしれません。