・名前：H・Kさん（仮名）
・ご年齢：30歳
・学歴：私立大学
・職歴：外資系システム会社 SE → 日系メーカーIT部門 → PMO特化のコンサルティングファーム

私は30歳なのですが、実はムービンさんに相談をする1年程前に他のエージェントさん経由で転職をしたばかりでした。
大学卒業後、1社目は外資系のシステム会社でSEをやっていたのですが、ユーザー側で当事者としてやってみたいという想いから、とある日系メーカーのIT部門へ入社をしていたのです。
ですが、入ってみるとIT以外の業務を行う事も多く、社内での調整事に時間や工数をとられている事に疲労感、徒労感をおぼえていました。そもそもは、自分自身も前回の転職時に面接時での話を鵜呑みにしてしまったのが良くないのですが、それにしても面接での説明と異なる現実に直面をし、辛い日々を過ごしていました。

在籍1年未満で転職を考える事に心苦しさもあったのですが、周囲の知人に相談をしたところムービンさん経由で転職をしており「ムービンさんだったら気軽に相談に乗ってくれるよ（転職を前提とない）」、ということで、一度時間をとってもらう事になったのが初めのコンタクトでした。

ムービンさんのオフィスで1時間程度でしょうか。これまでの経歴や前回の転職の経緯、そして今後やっていきたいこと（ITコンサルタントやプロジェクトマネジャー）を話させてもらったと思います。
面談の間、ムービンさんは大半を聞き役に徹してくださっていたような気がしますが、転職以前に、「現職内での部署異動はどうか？現職の上長とは話し合ったか？私自身の自助努力で環境改善は出来ないか？」というような投げかけをされました。知人の言う通り、転職をすぐに促すような発言は一切なく、自分自身を省みるいい機会だったと思っています。
とはいえ、その会社での環境改善は極めて難しく（創業100年近くの歴史のある、良くも悪くも古い体質の会社でしたので..）、自分でも社内の中でいろいろと環境改善の働きかけを行ったうえで厳しい状況でしたので、それを伝えてKさんに理解をしてもらったうえで、転職活動を行うことになりました。

ムービンさんからは、ITコンサルや上流SEに加えて、PMO（プロジェクトマネジメントオフィス）コンサルタント、の求人を提案されました。
元々1社目でもSEとはいえ、実際に開発やテストといった実務経験は殆どなく、顧客折衝やプロジェクト管理が中心であり、バリューも出せていたので、マネジメント経験をより伸ばしていってはどうか、という提案でした。PMOコンサルタント、という職種の存在、またそれを専業にしているコンサルティング会社があるというのは、恥ずかしながら初耳でしたが、とても強く興味を持ち選考に進ませてもらいました。
PMOコンサルティング会社以外にも10社程度応募をさせてもらい、半数以上は面接に進むことが出来ました。前回の転職の失敗についての突っ込みが正直怖かったのですが、ムービンさんからは、「正直に伝える事。そのうえで、過去振り返った際の反省点や改善点をきちんと考えられているか。」が大切であると聞き、確かにその通りだなと。どこかで取り繕ったり、曖昧にしたい自分もいたのですが、そのような姿勢や態度は相手にも伝わってしまうなと思い、極力シンプルに面接に臨むようにしていました。結果として、複数社から内定をいただく事も出来たので、ムービンさんのアドバイスに従って良かったと思っています。

PMOコンサルティング会社へ既に入社をしていますが、やはりPMP資格取得に向けての勉強はしておいて損はないと思います。
また、ITプロジェクト以外のPMO案件も今後増えていくようですので、経営者や事業長クラスの方々と渡り合うために、ビジネス書や経営観点での書籍を読んでおいたり、経営者ネットワークの会合に出入りするなど、コネクションを増やすような活動もしておけると良かったと思います。（私は入社後に焦ってこれらを始めました（笑））

自分だけで悶々と悩んでいても問題点はなかなか解決しないので、やはり周囲に相談をすることはとても大切だと思います。これは仕事と同じですね。
私の場合は知人→ムービンさん、と派生をしていきましたが、この体験談を見て少しでも悶々とした状況に置かれている方は、まずはムービンさんに相談されると視界が晴れると思います！

 



 

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