今回は、Web系エンジニアの特集です。ひと言でWeb系エンジニアと言っても人によって解釈は様々ですが、ここでは、Webサイトでのアプリケーション開発や、サイトの設計・開発から運用保守までを手がけるエンジニアの総称といたします。
WebサイトもPCからキャリアの携帯電話、スマートフォンまで幅が広がっています。
同じエンジニアですが、Web系エンジニアとエンタープライズ系エンジニアでは何が違うのでしょうか。
大きな違いは、エンタープライズ系エンジニアが企業を顧客とした「BtoB」のビジネスであるのに対して、Web系エンジニアはコンシューマーを顧客とした「BtoC」のビジネスであることです。
インターネット業界のビジネスモデルは、広告による収益が基本です。ポータルサイトとして人を集めたり、検索サービスを利用してもらい、他社よりも多くのユーザーを集めることで企業としての価値を高めます。
最近ではオンラインゲームでの仮想通貨であったり、実際にある店舗とクロスオーバーさせることで収益を得るケースも増えてきましたが、ユーザーを集めることで企業価値を高めるという目的に代わりはありません。
他のビジネスモデルとしては、手数料により利益を得る楽天市場やアマゾンといったEコマース、有料会員への特別なサービスを提供するコンテンツ配信系のニコニコ動画(運営会社はドワンゴ)があります。
Web系エンジニアの求められるスキルはエンジニアとしてのスキルだけでなく、事業会社として利益を意識することが求められます。どれくらいのユーザーが自分の開発したサービスを利用してくれているのか、どういった機能を必要としているのか、に加えて、いかにして利益をあげるのかを考える必要があります。
会社によって、プロデューサーやディレクターが数値に対して責任を負うことになりますが、提供しているサービスが収益に直結しているため、エンジニアもユーザー数などの利益に直結する数値を意識することが求められます。
また、エンタープライズ系の企業が3~4年でシステムの入れ替えを行うのに対して、Web系の企業だと3ヶ月くらいでサービスをリリースすることもあるので、スピード感も求められます。
インターネット業界の動向は大きくふたつに分かれています。ひとつはグローバル化であり、もうひとつは、他社との提携です。
グローバル化が進められる一番の理由は、国内でのインターネットの利用者数がほぼ頭打ちであることがあげられます。
視点を世界に向けると、世界最大のSNSサイトであるFacebookのユーザー数は未だ順調に伸びており、昨年5億人を突破いたしました。
そのため国内のインターネット企業も多言語化対応であったり、海外でのサービス提供を進めております。
一方、他社との提携は、以前は自社で同様のサービスを開発することが多かったのですが、ユーザーの乗り換えのコストが高いため、提携をすることで、お互いの苦手とするユーザー層を獲得するケースが増えてきています。
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