外資系ITベンダーとは

◎インサイドセールス
ターゲットクライアントに対するコンタクトのスタートポイントであり、クライアントとの信頼関係の構築に重きを置いた営業です。メルマガやお役立ち情報の発信、定期的な電話でのコミュニケーションなどを元に相互理解を深め、案件へと繋げます。

◎テクニカルセールス
IT知識やノウハウなどの専門性を活かし、営業活動を行います。クライアントのIT環境や課題を理解し、それに基づいた適切なロードマップの策定や製品選定を実施。セールスと共にチームを組み、必要に応じてデモを実施するなどして最適な提案と信頼関係を構築します。

◎セールス
自社製品の知識はもちろん、IT知識全般も含めてお客様の課題に対して最適なソリューションを提案します。契約成立までにおいてクライアントと最も多くの接点を持ち、信頼関係を構築することが非常に重要な役割となります。製品やサービスを導入することで何が改善され、どのような効果がもたらされるのかをクライアントに伝わるように説明し、成約へと繋げます。

◎コンサルタント
クライアントが抱える課題に対し、あらゆる可能性を吟味した上で課題を掘り下げ、最適な改善案及び戦略を提案し、解決に導きます。ITや自社製品の知識はもちろん、経営視点や社会知識なども含め包括的に分析し支援することが重要です。また、チームで動くことが多いため協調性やコミュニケーション力が重要になります。

◎エンジニア
クライアントの要求を理解した上で、ニーズを満たすシステムの提案、設計、開発、テストなどを行います。ITエンジニアの中でもシステムエンジニアやプログラマー、インフラエンジニアなど様々な職種に分かれます。またチームで作り上げるため、知識や論理的思考力のみではなくコミュニケーション能力も重要になります。 　　 　　

外資系IT企業は実力主義で、成果を出した分だけ評価される傾向にあります。
また、IT業界は情報のアップデートが非常に速いため、常に最新の情報を収集し積極的に学び続ける方が向いているでしょう。

多くのIT企業はフレキシブルに働ける環境を整えていますが、大前提としてクライアントワークのため、中にはハードワークになる場合もあります。一年を通して常にハードワークというより、トラブル対応などプロジェクトの状況に応じて対応が必要になる為、柔軟に対応できるような人が求められます。

外資系IT企業は、入れ替わりが激しいためタイミングによって求められるポジションが変わったり、組織編制もよく行われます。また競争率も高い為、転職エージェントを利用してタイムリーな情報収集や必要な対策を取ることがとても重要です。
業界経験が豊富で強みがある場合はヘッドハンティングもありますが、スカウトを待つより自ら動いた方がご志向に合う仕事にたどり着けるでしょう。

未経験から外資IT企業への転職は不可能ではありませんが、人気の業界でもある為チャレンジグではあります。過去に経験したことを外資IT企業でどう活かせるのか、しっかりアピールすることが重要です。

また、外資系企業であるため英語を使えるように勉強しておくと非常に良いでしょう。社内で英語のメールが飛び交うことや、レポートラインが外国人の上司になることは大いにあり得ます。外資系企業は職位が上がるほど外国人が増える為、読み書きだけでなく会話もビジネスレベルまで習得しておくと良いでしょう。