AI(人工知能/生成AI)職種へ転職したい方必見!
誰もが知る大手企業から優良Tech系ベンチャーまでAIに関わる求人を一部抜粋してご紹介します。
コンサル・エンジニア・企画など様々な職種取り扱っており、AI経験不問で完全未経験から挑戦できる求人もご紹介しています。
弊社「ムービン」はBCG出身者が1996年に創業した日本初のコンサル業界特化型転職エージェントです。
豊富な転職支援実績と人脈ネットワークから、コンサルはもちろん、グローバル展開する大手企業から、ユニコーン企業に選出される優良AIベンチャーまで幅広くご紹介することができます。
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求人詳細を一覧で流し見したい方はページ下部に上記求人を掲載しておりますので、ご覧ください。
十分可能です。その理由として挙げられるのが「AI需要の増加」と「AI/IT人材不足」です。
近年Chat GPTを皮切りに、生成系AIが世界中でトレンドとなっており、国内企業においても手軽に導入でき業務効率化を図れることから、Chat GPTを使い始める企業も増え徐々に「AI」が身近になってきました。
しかしChatGPTについてはAIにおける一端であり、今後さらに注目を浴びてくるのは個社ごとにカスタマイズされたAI導入となってくるでしょう。そのため現在こうした企業に対してサービス提供するコンサルティングファームやSier、AIベンチャー企業ではAI関連プロジェクト案件の依頼が増えています。
AI市場は今後も拡大を見込んでおり、総務省によると世界のAI市場規模(売上高)は、2022年には前年比78.4%増の18兆7,148億円まで成長すると見込まれており、その後も2030年まで加速度的成長が予測されています。
日本のAIシステム市場規模(支出額)は、2023年に6,858億7,300万円(前年比34.5%増)となっており、今後も成長を続け、2028年には2兆5,433億6,200万円まで拡大すると予測されています。
特に文章、画像、音声、動画などをAIが生成する、いわゆる生成AIの世界の市場規模はGoogleのBard、OpenAIのChatGPT、Midjourney,Inc.のMidjourneyなど生成AIツールの爆発的な普及で、2023年の670億ドルから2032年には1兆3,040億ドルと大幅な拡大が見込まれています。
総務省 令和6年版 情報通信白書
AI活用も、「生成AI」という漠としたカテゴリーから、一歩進んだ「AIエージェント」というキーワードにシフトしつつあり、AIが単なるツールから、自律的に業務を代行するパートナーへと急速に進化しています。
そもそもAIに限らずIT人材が不足しています。
実際に経済産業省によると2030年にIT関連産業の人手不足は最少でも16万人、最大だと79万人となると公表されており、AI人材は経済産業省によると2030年には14.5万人不足するとされています。
経済産業省 IT人材需給に関する調査
こうしたAI人材不足の中、上述した通り社内のAI人材育成が追いつかないほどAI需要は高まっているため、Sier・コンサル・AIベンチャーは各社AI未経験者を積極採用しています。
実際まだAIに関わる業務経験を持つエンジニアは少なく、またIT人材採用競争は激化しているため、AI経験者は引く手あまたはもちろんのこと、AIエンジニアポジションでは、何かしらのシステム開発経験、いわゆるSE経験者、アジャイル開発経験者、クラウドを使った業務経験者、PythonやRubyの開発経験者などの採用ニーズが高まっています。
また前職不問でポテンシャル採用を実施しているコンサルティングファームでもAIプロジェクトが増えているため、開発経験やエンジニア経験がない方でもAIコンサルタントなどAI職種へ転職することが可能です。
機械学習や深層学習に関する専門知識、Pythonでの開発やデータ分析の知識・経験、統計学に関する知識などAIに近しい経験がある方は多くの企業のAIポジションで歓迎されるでしょう。
例えばAIプロジェクト案件が増加しているコンサルティングファームでは、Python/R/SQLなどデータ分析やAIの開発で用いられる言語に関する実務経験がある方の採用ニーズが高くなっています。
例)大手総合系コンサルティングファーム
職務内容:クライアントがM&Aを行うにあたり、戦略的データ分析サービスを提供
採用要件:VBA、Python、R、SQL等のデータ処理言語いずれかの利用経験があり、データ分析に関連する実務経験1年以上。
例)Big4系コンサルティングファーム
職務内容:データを活用した「経営課題の可視化」「最適な業務処理に関する予測・最適化」
採用要件:1年以上のAI・機械学習・統計モデルを活用した分析システム開発経験(PythonやR、Scala等によるカスタム開発)
一方で上述した通り、AI人材が不足しているため、AI関連職種への転職においてAI経験が求められることは少ないです。
そのためAIエンジニアならシステムエンジニアやデータサイエンティスト、AIコンサルタントならコンサル出身者、AIプロジェクトマネージャーならSier出身者、AIソリューションセールスなら営業経験者、AI事業企画なら企画系業務経験者など、AI関連職種と親和性のあるスキル・経験があると評価されるでしょう。
また一部の企業では完全未経験の若手ハイポテンシャル層を採用しているところもあります。
これから大きく需要が高まるAIにおいて、その領域にキャリアチェンジしていくことはシステムエンジニア(SE)をはじめ、多くの転職希望者にとって頭の片隅にあることだと思います。
今はまだ経験者も少ないことから、未経験でのAI職種へのキャリアチェンジは可能ですが、経験者が増えてくれば当然未経験者ゾーンの転職難易度は高くなってしまうため、 是非早めのキャリアチェンジを考えてみてはいかがでしょうか。
またAI未経験のエンジニアを採用している企業や完全未経験者をポテンシャル採用している企業など、企業によって採用ターゲットは異なります。そのためご自身の経験・スキルで転職可能性の高い企業・AI職種を探すことが重要です。
今後AI需要が高まっていく中で、まだ未経験者が多い今が転職のチャンスです。
弊社「ムービン」はBCG出身者が1996年に創業した日本初のコンサル業界特化型転職エージェントです。
BCG、Amazon、IBM、日本政策投資銀行、キーエンス、博報堂、リクルートなど、日系/外資系問わず、また業界問わず大手企業出身者が多数在籍しています。
豊富な転職支援実績と人脈ネットワークから、コンサルはもちろん、グローバル展開する大手企業から、ユニコーン企業に選出される優良AIベンチャーまで、皆様に最適なAI求人を幅広くご紹介することができます。
実際にビジネスの第一線で活躍してきたプロフェッショナルだからこそ、現場感と客観性のバランスの取れたアドバイスが提供できるかと思います。今すぐの転職をお考えでない方も歓迎しておりますので是非お気軽にご相談ください。
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そもそもAI人材とはAIに関する研究・開発やその導入を進める上で必要となる人材のことを指します。
独立行政法人情報処理推進機構が発行する「IT人材白書」では、「AI人材」を以下の3つに分類しています。
区分 | 概要 |
---|---|
AI研究者 (AI サイエンティスト) | <エキスパートレベル> AI を実現する数理モデル(以下、「AI モデル」という。)についての研究を行う人材。AI に関連する分野で学位(博士号等)を有するなど、学術的な素養を備えた上で研究に従事する。AI に関する学術論文を執筆・発表した実績があるか、少なくとも自身の研究領域に関する学術論文に日頃から目を通しているような人材。 |
AI開発者 (AI エンジニア) | <エキスパートレベル> AI モデルやその背景となる技術的な概念を理解した上で、そのモデルをソフトウェアやシステムとして実装できる人材(博士号取得者等を含む、学術論文を理解できるレベルの人材を想定) <ミドルレベル> 既存の AI ライブラリ等を活用して、AI機能を搭載したソフトウェアやシステムを開発できる人材。 |
AI 事業企画 (AI プランナー) | <エキスパートレベル> AI モデルやその背景となる技術的な概念を理解した上で、AI を活用した製品・サービスを企画し、市場に売り出すことができる人材(博士号取得者等を含む、学術論文を理解できるレベルの人材を想定)。 <ミドルレベル> AI の特徴や課題等を理解した上で、AIを活用した製品・サービスを企画し、市場に売り出すことができる人材。 |
その職種は様々で、技術開発、研究、ビジネス活用、顧客対応など、多岐にわたります。ここでは代表的な職種について詳しく紹介します。
AIモデルの開発・実装・運用を担当するエンジニアです。企業の課題に対して、最適な機械学習アルゴリズムを選定し、モデルの学習やチューニングを行います。また、データの前処理や特徴量エンジニアリング、モデルの精度向上のための研究開発も重要な業務の一つです。最近では、MLOps (機械学習の運用自動化) の導入も求められることが増えています。
大量のデータを分析し、ビジネス上の意思決定を支援する役割を担います。統計解析や機械学習を活用してデータからインサイトを抽出し、予測やクラスタリングなどの手法を用いて業務改善に貢献します。また、データ可視化ツールを活用して、経営層や関係者に分かりやすく情報を伝えることも重要な仕事です。ビジネスと技術の両方に精通していることが求められます。
最先端のAI技術を研究し、新しいアルゴリズムの開発や理論の検証を行う職種です。大学や企業の研究機関に所属し、学会での発表や論文執筆を行うことが多く、GoogleやMetaのような企業では、AIリサーチとプロダクト開発を兼ねるケースもあります。数学や統計、深層学習の知識が必要で、機械学習エンジニアよりも理論的な側面に重点を置いています。
大量のデータを効率的に処理・管理するためのシステムを構築するエンジニアです。データベース設計やデータパイプラインの開発、クラウド環境でのデータ基盤の構築が主な業務になります。データサイエンティストや機械学習エンジニアがデータを活用しやすい環境を整えることが求められます。SQLやPython、クラウドサービスの知識が必須です。
AIを活用した製品やサービスの企画・開発・運用をリードする役割を担います。市場調査を行い、顧客のニーズを把握した上で、技術チームと連携しながらプロジェクトを推進します。AIの技術的な理解が求められるだけでなく、ビジネス戦略やプロジェクトマネジメントのスキルも必要です。特に、AIは技術革新のスピードが速いため、市場動向を常に把握しながら柔軟に対応する能力が重要になります。
画像や動画を処理し、解析する技術を開発する職種です。物体検出や顔認識、画像生成技術などを活用し、監視カメラ、医療画像診断、自動運転技術などの分野で活躍します。深層学習を用いた画像処理モデルの開発・最適化が主な業務となり、OpenCVやTensorFlow/PyTorchなどのライブラリを使用します。
テキストデータを解析し、言語モデルの開発を行う職種です。機械翻訳、チャットボット、文章要約、感情分析などの技術を活用し、企業の業務自動化やカスタマーサポートの改善に貢献します。BERTやGPTのような最新の自然言語処理モデルを応用し、精度向上のための研究開発を行います。
企業がAI技術を活用してビジネス課題を解決できるよう支援する仕事です。顧客の業界や業務プロセスを分析し、どのようにAIを導入すれば効率化や収益向上につながるのかを提案します。技術的な知識だけでなく、ビジネス視点での戦略立案能力が求められます。特に、AIを導入することで生じるコストやリスクを考慮しながら、最適なソリューションを設計することが重要です。
AIソリューションやプロダクトを企業に提案し、導入を促進する役割を担います。クライアントの課題をヒアリングし、最適なAIサービスを紹介することが求められます。技術の基本的な理解に加えて、交渉力やプレゼンテーション能力が重要になります。また、AIは企業ごとに求められる用途が異なるため、業界ごとの知識を持っていることも強みになります。特に、SaaS型のAIプロダクトを販売する企業では、AI営業の役割が非常に重要です。
AIを活用したロボットの開発・制御を担当します。自律移動ロボット、産業用ロボット、医療ロボットなどの分野で活躍し、ROS (Robot Operating System) やSLAM (自己位置推定とマッピング) 技術を駆使して開発を行います。また、強化学習を用いたロボットの最適化なども重要な研究テーマの一つです。
AIモデルをクラウドではなく、組み込みデバイスやIoTデバイス上で動作させる技術を開発します。例えば、スマートカメラや自動運転車など、リアルタイム処理が求められる環境では、エッジデバイス上でAIが動作する必要があります。モデルの軽量化や最適化が求められるため、ハードウェアの知識も必要になります。
AIを活用した新規事業の立ち上げや、既存事業の強化を担当する職種です。市場動向を分析し、AI技術を活用したビジネスモデルを設計することが求められます。企業の経営戦略に基づき、どのようなAIソリューションが必要かを検討し、プロジェクトを推進します。また、社内外の関係者と連携し、パートナーシップの構築や投資判断も行います。技術的な知識に加え、ビジネス戦略やマーケットリサーチ、プロジェクトマネジメントのスキルが求められます。
大手有名企業や優良AIベンチャーではいったいどのようなAIプロジェクト案件を手掛けているのでしょうか?一部抜粋してご紹介します。
東京海上日動火災保険の保険金支払業務において、損害確認の結果に関するお客様向け説明資料を生成AIで自動生成。LLM(大規模言語モデル)が説明資料の基となる情報を用いて、資料に掲載するテキストや表を作成。資料作成にかかる担当者の負荷削減や担当者ごとのノウハウ・経験に依存しないレポート品質の担保に貢献。
日立製作所は、京王電鉄と協力し、AIアバターを活用した駅係員サービスの実証実験を開始した。橋本駅と京王多摩センター駅にタッチパネルディスプレイを設置し、電車の時刻表、乗換案内、周辺施設情報などを提供する。日立は生成AI技術を駆使し、駅係員の知識を学習させることで、正確で高精度な自動応答を実現。さらに、駅係員が自由に案内内容を更新できる仕組みを構築し、イベントや季節ごとの情報提供を強化。日本語・英語・中国語・韓国語にも対応し、インバウンド需要への対応力を高めた。本実証を通じ、日立は鉄道業界の課題解決と駅サービスの向上を目指している。
モントリオール市は、増加する交通渋滞の解決策としてAI活用を模索し、富士通をパートナーに選定した。港湾地域の2,500以上の信号機やセンサーから1日8GBのデータを収集・分析し、AIによる動的信号制御を導入。富士通は現地チームとパリのAI Center of Excellenceと連携し、CCTV画像解析や交通流のリアルタイム最適化を実施。試験導入では渋滞削減や行政車両の最適ルート設定を実現し、除雪作業時間を最大1時間短縮。今後、12カ月以内に都市全域への拡大を予定している。
DeNAは、プロバスケチーム「川崎ブレイブサンダース」のチーム強化を目的にAIを活用したデータ分析プロジェクトを実施。従来十分に活用されていなかったチーム編成のデータ活用を推進した。まず、チームコンセプトを定量化し、新たな指標を構築することで現状の課題を可視化。さらに、来シーズンの強化ポイントを定量評価し、編成意思決定を支援している。試合分析では、AIモデルを用いて「得点への貢献」を指標化し、勝因や敗因を特定。データを基に課題を抽出し、戦略立案に活かしている。
ソニー、キリンビールと協業しAIを活用した出荷予測の高度化を実現
キリンビールの出荷予測精度向上と業務の標準化を目的に、「Prediction One」を導入。事業計画や販売目標の精度を高めるため、人力予測とAI予測を並行活用する仕組みを構築した。
導入前、キリンビールでは出荷予測の属人化、予測根拠の不明確さ、施策ごとの精度のばらつき、実績の振り返り不足といった課題が存在していた。ソニーのPrediction Oneは、直感的なUIと短時間でのモデル構築が可能な点が評価され、導入が決定。PoC(概念実証)では5つの主要ブランドで出荷予測を行い、予測精度を±5~10%に向上させた。
また、AIの活用により、感情を排したフラットな予測が可能となり、事業計画における客観的な指標としても機能。キリンビールは今後、AIを活用した年間出荷予測の精度向上を目指し、他ブランドへの拡大を検討している。ソニーはこのプロジェクトを通じて、企業のDX推進とデータ活用の高度化を支援していく。
ソフトバンクグループはOpenAIと提携し、企業向けAI「クリスタル・インテリジェンス(Cristal Intelligence)」の開発・販売を発表。専用にカスタマイズされた最先端AIを提供するため、合弁会社「SB OpenAI Japan」を設立し、日本企業への独占販売を開始する。
このAIは、企業の全システムやデータを統合し、業務効率化や意思決定を支援。基幹システムの解析や自動バージョンアップ、会議の情報整理、交渉支援などを可能にし、プロンプトエンジニアリング不要で自然言語による問い合わせにも対応する。また、組織の長期記憶を保持し、ナレッジ継承を促進する機能も備えている。
ソフトバンクグループは初の導入企業となり、全グループ企業に展開。導入を支援するため、1,000人体制の専任組織を設置し、安全な環境での運用を確立する。孫正義氏は、大企業の膨大なデータ活用によりAGI(汎用人工知能)が加速し、AI革命が企業から始まると述べた。
BCGは、世界最大の完全統合型鉄鉱石供給網を運営するリオ・ティントと協力し、最新のAIスケジューリングプラットフォームを開発・導入した。リオ・ティントはオーストラリア・ピルバラ地域で1日100万トンの鉄鉱石を生産・輸出しており、そのスケジューリング業務は、鉱山、鉄道、港湾の複雑な調整を必要とする。しかし、事業規模の急拡大により、従来のシステムでは効率的な運用が困難になっていた。
BCGは、「Future Scheduling Platform」を開発し、50名のスケジューラーが最適な鉄道・港湾のスケジュールを組める環境を構築。このシステムには、リアルタイムデータの統合、高度な機械学習・最適化アルゴリズム、ユーザーフレンドリーなインターフェースを搭載。導入後、生産性が向上し、スケジューラーの業務効率が2倍以上に向上、投資回収期間はわずか3カ月だった。
アクセンチュアは東京ガスカスタマーサポート(TGCS)と協力し、AIを活用したナレッジシェアリングシステムを導入。カスタマーサポート業務の効率化と顧客満足度向上を目指した。このシステムは、情報の一元管理と検索性の向上により、コミュニケーターの迅速かつ正確な対応を支援する。
従来、TGCSでは、情報が分散しており、必要な情報を見つけるのに時間がかかる課題があった。アクセンチュアは、情報の統合検索機能やエスカレーションログを導入し、管理者の知見を蓄積・活用できる環境を構築。また、音声認識技術を活用し、顧客との会話内容を基に自動で適切な検索ワードを提案する仕組みを実装し、検索時間を短縮した。
導入の結果、電話対応の効率化、応対コストの削減、受付ミスの削減を実現。情報の迅速な更新が可能となり、OJT時間の短縮にも貢献した。今後も現場の意見を取り入れながら、検索精度の向上や機能の拡張を進め、さらなる業務改善を目指す。
PwCコンサルティングはLIXILと連携し、サプライチェーンの可視化と精度の高い需要予測を実現するため、AIソリューション「Multidimensional Demand Forecasting(MDF)」を導入した。従来、LIXILは100万以上のSKUを経験に基づく予測で管理していたが、コロナ禍や国際情勢の変化に伴い、より正確で柔軟な予測が求められるようになった。
PwCはLIXILの課題を分析し、9社の比較検討を経てMDFが最も高精度な予測を実現できると判断された。MDFはシンプルなデータでも高精度な予測を可能にし、実績値と比較しても高い精度を示した。導入後は輸送コスト削減や業務標準化を実現し、AIの継続的な学習機能により、予測精度を維持しながら自動で最適化を進めている。
LIXILは今後、モデルチェンジ品の需要予測精度向上やSKU管理の拡張を計画し、サプライチェーン全体の最適化を目指す。本プロジェクトは、AIを活用した需要予測が業務プロセス改革へと発展し、DX推進の成功事例となった。
パークシャーテクノロジーはNTTドコモに対し、AIチャットボット「PKSHA Chatbot」を提供し、サポートコスト削減と自己解決率向上を実現した。当初は「my daiz」の対話機能で採用され、ユーザーからの料金や契約内容に関する問い合わせに対応。その後、コールセンターのDX化推進に伴い、サービス全体での問い合わせ対応強化のため、2021年4月から「My docomo」「d払い」「ahamo」など13のサービスへと拡大導入された。
PKSHA Chatbotは、NTTドコモの公式FAQを基に約4,500問のQAを設定し、回答精度を向上。回答提示率と自己解決率の向上をKPIとし、有人チャットとの連携も強化した。また、異なるサービスの問い合わせにも対応できるよう1つのチャットボットエンジンに統合し、FAQの管理効率を向上。導入後、チャットボットの発話数は6.8倍に増加し、ある部署では年間2,500万円のコスト削減を実現した。
今後は生成AIを活用し、社内ドキュメントから自動的にQAを生成する機能の開発を進める予定。PKSHAのAI技術力を活かし、さらなる精度向上とプロダクト強化を目指している。
プリファードネットワークス(PFN)は花王と共同で、健康やライフスタイルに関する1,600項目以上のデータを推定できる「仮想人体生成モデル」を開発した。本モデルは、健康診断結果など一部のデータから、ライフスタイルや性格傾向、嗜好性、ストレス状態などの多様な項目を統計的に推定するAI技術を活用。PFNの深層学習技術により、異なるデータセットを統合し、高精度な予測を実現した。
このモデルは、協業する事業者や研究機関にAPI経由で提供され、健康管理やライフケアサービスの開発支援に活用される。例えば、内臓脂肪量をCT検査なしで推定したり、仮定のデータを入力し健康目標のシナリオを検討することが可能。また、本モデルは個人情報を必要とせず、入力データの二次利用は行われない。将来的には、多様な事業者と協業し、健康で充実した生活を支援するライフケア・ソリューションの創出を目指している。
エクサウィザーズは、ソフトバンクと共同で新卒採用向けのAI動画面接評価システムを開発・導入した。このシステムは、熟練の採用担当者の評価基準を学習したAIモデルを活用し、応募者の動画面接を解析。合格基準を満たす動画は自動選考され、不合格と判定された動画のみ人事担当者が最終判断を行う。
このAIシステムにより、面接評価の統一化と公平性の向上が実現され、コロナ禍でも対面接触を避けた安全な選考が可能になった。また、導入後、動画面接の選考作業時間が約70%削減され、浮いた時間をインターンシップの拡充や適性人材へのアプローチ強化に活用。
エクサウィザーズは、今回の開発実績を基に、今後もHR領域におけるAI活用の拡大を進め、動画解析技術を活かした新たなAIプロダクトを提供する予定である。
人手不足が叫ばれる「AI人材」ですが、AI職種の年収はどの程度なのでしょうか?
海外の場合、もともと年功序列の給与体系が一般的ではないこともあり、技術さえ持っていれば高収入を得られるというケースが多くあります。
それに加え、AIエンジニアは深刻な人手不足でもあるため、日本以上に高額な給料が提示されることも多いのです。
一方で、日本では海外のAI先進国と比較してAI活用では遅れている傾向にあるため、絶対に高年収であるとは言い切れません。
実際厚生労働省によるとAIエンジニアの平均年収は558.3万円となっています。
厚生労働省 jobtag
ただし最近では大手企業をはじめ各社、年功序列ではなくジョブ型雇用を採用し始めるなど改革に踏み切り始めているため、今後は少しずつAI人材の給料も高くなっていく可能性は高いと予想されます。
中途採用はもちろん、新卒でも年収1000万以上を提示する企業もあります。
日本電気(NEC)
AI等の分野で大学時代の論文が高い評価を得た新卒者を対象に、年収1,000万円以上を提示。
DeNA
AIシステム部独自の人事制度として、年収600万~1,000万円を可能に。新卒も中途も区別せず適用。
富士通
AIやセキュリティ分野で高い能力を持つデジタル人材には30代で3000万~4000万円。
NTTデータ
AIやIoTで高い専門性を持つ技術者に年棒3000万円。
経済産業省「我が国におけるIT人材の動向」
また経営課題とAIが切っても切れない関係になってきているため、コンサル業界でもAI関連プロジェクト案件が増えてきています。
コンサル業界は高年収で知られており、1996年創業以来1万人以上の転職支援実績や多くの大手コンサルティングファームの年間入社支援実績数1位を誇る弊社転職エージェント「ムービン」のデータでみると、
中途採用のメイン層である30歳前後でコンサルタントやシニアコンサルタントとして、アクセンチュアやBIG4系などの大手総合コンサルに中途入社した場合、ベース給は500万円-900万円位が見込まれます。さらにボーナス(業績賞与)が加わるため年収は高くなります。
コンサル業界では年齢・性別に関係なく評価され、所謂、年功序列のような評価基準はなく完全に実力により、役職・給与が決定されます。AI職種へ転職したい方はAIコンサルタントを目指すのも一つの選択肢かと思います。
優良AIベンチャーも優秀な人材を獲得するために年収水準をあげています。多くの優良AIベンチャーではAI経験不問でコンサル出身者やSier出身者を採用しており、AIの知見は入社後にキャッチアップする体制を取っています。市場価値の高いコンサル経験者やエンジニアを採用するため現年収維持や希望年収検討はもちろん、SO(ストックオプション)やエクイティ(持ち株)の提供がある場合もあります。
AI関連従事者は需要に対してまだまだ足りていません。そのためAIシステム構築経験者やAI研究・開発経験者のみをターゲットにしている企業は少ないです。
ではどのような方が求められているのでしょうか?
ポテンシャル採用している企業で採用ニーズが高いのはシステムエンジニアやプロジェクトマネージャー、コンサル経験者です。
中でもVBA、Python、R、SQL等のデータ処理言語を利用したデータ分析経験者や、AI・機械学習・統計モデルを活用した分析システム開発経験(PythonやR、Scala等によるカスタム開発)などがあると評価されます。
また優良AIベンチャーでは、コンサルやSierにおけるプロジェクトマネジメント経験、事業会社における企画系業務経験があると歓迎されます。
皆様のご経験・スキルからAI職種への転職は可能か、またご志向から、どこの企業の、どのAI職種と最も親和性が高いか、などキャリアについてお話が出来ればと思います。
弊社転職エージェント「ムービン」にはBCG、Amazon、IBM、日本政策投資銀行、キーエンス、博報堂、リクルートなど大手企業で活躍してきた本物のプロフェッショナルが多数在籍しています。
1996年以来の転職支援実績や在籍キャリアアドバイザーの豊富な情報・人脈ネットワークから、日本を代表する大手企業はもちろん、伸びているAIベンチャーまでしっかりとご紹介することができますので是非お気軽にご相談ください。
今すぐの転職を考えていない方も歓迎しております。
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大手企業や優良AIベンチャーの職務内容や募集要項が掲載してありますので参考になれば幸いです。今すぐの転職を考えていない方も歓迎しておりますので、AI転職に興味のある方はお気軽にご相談ください!
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ITコンサルタントとは ITコンサルタントの仕事内容や、採用動向、求められる人材像など、ITコンサルタントへの転職ための業界知識を豊富にご紹介いたします。
ITコンサルタント求人 厳選したITコンサルタントポジションを中心に、戦略・経営やベンチャーITエンジニアなど幅広い求人がそろっています。非公開求人も多数あり。
未経験からITコンサルタントへの転職 未経験からITコンサルタント転職を目指している方、転職活動をしている方へ、その転職方法と積極採用中の求人をご紹介いたします。
ITコンサルタントになるには ITコンサルタントになるには「何が」必要なのか。選考プロセスなど全体的な流れからご紹介していきます。
ITコンサル転職成功体験談 当社サービスを活用されて見事「ITコンサルタント転職」を成功させた方々からの体験談、転職秘話を一部ご紹介します。
SEからITコンサルタントへの転職 SEからITコンサルタントへの転職について、注意すべき転職ポイントや、その対策方法、厳選のITコンサル求人情報もご紹介いたします。
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