売れているITエンジニアとは?
ITエンジニアとして働く中で、「このまま現在の職場に居続けてよいのだろうか」「今以上にスキルや待遇を伸ばせる環境があるのではないか」と感じたことはありませんか。
年収の向上、技術力の強化、ワークライフバランスの改善など、転職を検討する理由は人それぞれです。しかし、実際に行動へ移すとなると「今が適切なタイミングなのか」「どのような企業を選ぶべきか」など、判断に迷いが生じることも少なくありません。
現在IT業界はエンジニア不足が続いており、スキルや経験を持つ人材にとっては、好条件の転職先を見つけやすい状況にあります。ただし、適切な準備と情報収集がなければ、自身の市場価値を十分に発揮することは難しいでしょう。
ここでは、現役ITエンジニアの方が転職を成功させるために知っておきたい情報を網羅的にご紹介します。転職理由の整理から適切なタイミング、職種別の市場価値や年収交渉術、さらには転職成功者の実例まで、実践的な知見をお届けしますので、ぜひ参考にしてください。
弊社転職エージェント「ムービン」には、アクセンチュア、IBM、富士通、シンプレクスなど大手企業でITエンジニアとして活躍してきた転職エージェントが多数在籍しており、書類作成から面接対策までITエンジニア転職を徹底サポートしています。
随時キャリア相談会も実施していますので、疑問解消・情報収集の場として是非お気軽にご相談ください。
転職を検討する際に多くのITエンジニアが悩むのが、「今が動くべきタイミングなのかどうか」という点です。
現在の職場に不満があったとしても、タイミングを誤るとキャリアにリスクを生じかねません。ここでは、転職における適切な判断基準と見極めのポイントを整理します。
一般的に、ITエンジニアとしての市場価値が高まるのは、実務経験が3〜5年を超えたあたりです。このタイミングでは、開発スキルや業務知識が一定のレベルに達しており、他社からも即戦力として評価されやすくなります。特に、Web系企業や自社開発企業は、スピード感を持って動ける中堅層を好む傾向にあるため、この時期の転職活動は成果につながりやすいです。
「現職での業務に慣れすぎてしまい、新しいチャレンジがない」「最新技術に触れる機会がない」といった状態が続いている場合は、成長曲線が停滞しているサインかもしれません。こうした状況では、モチベーションの低下だけでなく、数年後に市場での評価が落ちる可能性もあります。成長実感が得られない期間が半年以上続く場合は、一つの転職判断材料と考えてよいでしょう。
20代後半〜30代前半での転職は、キャリアチェンジやステップアップの自由度が高い一方、35歳を過ぎると企業側からマネジメント能力や専門性を強く求められる傾向があります。また、結婚・育児・介護といったライフステージの変化が控えている場合、柔軟な働き方ができる環境かどうかを軸に検討することも重要です。
昇給・昇格の天井が見えてきた、役職や部署異動の余地がない、経営や組織の方向性に共感できない――このように「この会社でこれ以上の成長や貢献は難しい」と感じたときも、転職を考えるべき時期に差し掛かっていると言えます。
ITエンジニアの転職市場は、技術トレンドや企業の経営戦略に強く影響されます。そのため、常に「今どのようなスキル・職種が求められているか」を把握することは、転職を成功させる上で欠かせません。
以下では、現在市場価値が高いとされる職種とその背景について解説します。
ITエンジニア職の中でも、特に数が多く広範な分野で活躍しているのがシステムエンジニアです。主に要件定義、基本設計、ベンダーコントロール、テスト仕様書の作成、運用設計など、プロジェクト全体を見渡すポジションであり、業界問わず多くの企業で求められています。
特に以下のような経験があるSEは、転職市場において“売れている”人材といえます。
・要件定義〜基本設計までの上流経験
・クライアントとの折衝・仕様調整の経験
・複数システムを跨いだ全体アーキテクチャの理解
・業務知識(会計、人事、製造、物流など)の応用力
SIer出身のSEであっても、コンサルティングファームや事業会社IT部門、自社開発企業などへの転職実績は多く、ビジネスと技術の橋渡しができるスキルは、各業界から高く評価されています。
また、「マネジメントではなく現場で技術を深めたい」「最新技術にも関わりたい」といった志向を持つSEにとっても、転職は良いチャンスになります。クラウド環境での新規プロジェクトや、ローコード・ノーコードを活用した内製化支援の領域では、従来型のSEからのスライドも進んでいます。
AWSやAzure、GCPといったクラウド基盤を活用したインフラ構築の需要は右肩上がりです。企業のクラウドシフトが加速する中、オンプレミスの知見だけでは対応が難しくなっており、「IaaS+コードによる構成管理(IaC)」に対応できる人材は特に重宝されています。
Terraform、CloudFormation、Ansibleなどのスキルを有するクラウドエンジニアは、年収水準も高く、フルリモートやフリーランスでも案件が豊富です。
データドリブンな意思決定が重視される今、ビッグデータ基盤の構築や運用を担うデータエンジニアの需要が急増しています。SQLやPython、Spark、Airflowなどを使いこなし、ETL設計やDWH(Redshift、BigQuery等)を扱える人材は引く手あまたです。
また、生成AIのビジネス活用が進む中で、自然言語処理や機械学習モデルの実装・運用経験を持つAIエンジニアも高い市場価値を持っています。
特に自社プロダクトを持つ企業では、フロントエンドからバックエンド、インフラまで幅広く対応できるフルスタック人材が重宝されています。ReactやVue.jsといったフレームワークに加え、Node.js、Next.js、NestJS、Go、TypeScriptなどの技術スタックが扱えると強みになります。
スタートアップやSaaS企業など、スピード感のある開発現場での経験は、今後のキャリアにも大きく寄与します。
サイバー攻撃や情報漏洩リスクへの対策が経営課題となる中で、アプリケーションやインフラレベルでのセキュリティ対策を担えるエンジニアの存在感が高まっています。
脆弱性診断、SOC/CSIRT経験、ゼロトラストネットワークの設計経験などは、特に大企業や金融機関でのニーズが強い傾向にあります。
一定の開発経験を経て、チームマネジメントや技術選定を行う立場に移行したい場合は、テックリードやエンジニアリングマネージャー、プロジェクトマネージャー(PM)といったポジションが選択肢になります。
技術力だけでなく、チームビルディング、予算管理、ステークホルダーとの折衝力といったビジネススキルも評価対象になるため、今後のキャリアパスを見据えたスキル形成が求められます。
ITエンジニア経験者を積極的に採用している領域として、注目されているのがコンサルティングファームです。ここでは、次のような言語・開発スキルを持つ人材が重宝されています。
企業の経営課題をデータで可視化・予測・最適化するプロジェクトが急増しており、分析・AI関連言語のスキルは必須とされています。
【Big4系コンサル:M&Aコンサルタント】
職務内容:M&A支援におけるデータ戦略立案
採用要件:Python/R/SQL/VBAいずれかによるデータ分析経験1年以上
【Big4系コンサル:AIコンサルタント】
職務内容:統計モデル・機械学習を用いた業務最適化支援
採用要件:AI関連技術(PythonやScala等)での分析開発経験1年以上
IT系コンサルティングファームでは、システム開発の現場経験者を高く評価しています。特に、JavaやJavaScriptによるカスタム開発、SalesforceなどのクラウドCRMの導入・開発スキルが重視されます。
【外資系コンサル:ITコンサルタント】
職務内容:グローバルCRM導入支援(Salesforce)
採用要件:Apex、VisualforceまたはJavaによる開発経験2年以上
【Big4系コンサル:IT戦略コンサルタント】
職務内容:デジタル戦略立案〜実行支援
採用要件:3年以上のJava/Scala/JavaScript開発経験
これらの実例からも分かる通り、「システムの仕組みを理解し、現実的な提案ができる」エンジニア経験は、コンサルティング業界においても大きな武器になります。
ITエンジニアの転職市場においては、単に技術スキルを持っているだけでは差別化が難しくなりつつあります。企業が求めるのは、「スキルを実務に活かせる力」と「変化に対応できる柔軟性」を備えた人材です。
転職を成功させているエンジニアには、いくつかの共通点があります。ここでは、現場で評価されやすいスキルと、履歴書でアピールしやすい資格について紹介します。
ロジカルな問題解決力
転職後にすぐに成果を出すためには、限られた情報から課題を構造化し、最適解を導く論理的思考力が求められます。特にコンサルファームやプロジェクト型業務の多い企業では、技術提案や要件定義において不可欠なスキルです。
チーム開発・リーダーシップ経験
技術スキルがあっても、チーム内で協調しながら開発を進める経験がなければ高年収ポジションには届きません。テックリードやスクラムマスターなどの経験は、書類選考でも面接でも強力なアピール材料になります。
セルフラーニング力と技術好奇心
日進月歩のIT業界では、「新しいことを継続的に学び続ける姿勢」が何より重要です。独学で新技術を習得している、アウトプットをポートフォリオやGitHubで示しているといった取り組みは、企業から高く評価されます。
スキル重視の傾向が強いIT業界ですが、特定領域においては資格が“信頼の証”として働きます。
※資格があるからといって転職できるわけではございません。あくまでもこれまでの経験・スキルから判断されますので、資格は補助程度に捉えるとよいでしょう。
AWS 認定資格(AWS Certified Solutions Architect など)
クラウドエンジニアやインフラ領域での評価が高く、特にAWS導入支援を行う企業では即戦力と見なされるケースが多くあります。
基本情報技術者・応用情報技術者試験
業務系システムを扱うSIer出身のエンジニアや、論理的思考・設計能力を証明したい場合に有効です。一定の理論的素養を裏付ける意味でも、未取得であれば検討に値します。
Pythonエンジニア認定試験・データ分析実務スキル検定
データ分析やAI領域を志向するエンジニアにとっては、これらの資格が初期足がかりとして有効です。PythonやSQLの実務経験が浅い場合でも、資格を通じて学習意欲と基礎力を示すことができます。
PMP(Project Management Professional)
マネジメント志向のエンジニアにとって、プロジェクト管理能力を裏付ける資格として非常に有効です。PMやEMポジションへのステップアップを狙う際に活用されます。
ここでは、ITエンジニアとしてのスキルを活かしてキャリアアップを実現した3名の事例を紹介します。立場や背景の異なる事例を通じて、転職の参考になれば幸いです。
SIerからBig4系コンサルへ/インフラエンジニア(20代後半)
元々は国内SIerでサーバー構築・運用を担当。クラウド移行プロジェクトのリーダーを務めた経験をきっかけに、「もっとビジネスに直結する上流フェーズに関わりたい」と考え、転職を決意。
AWSソリューションアーキテクト資格を取得し、成果を定量的に整理した職務経歴書を用意。結果、Big4系コンサルファームのクラウド戦略支援チームに転職し、年収は約150万円アップ。
現在は、企業のIT構想策定やクラウド最適化支援を担い、顧客折衝・提案スキルも磨いている。
WebエンジニアからSaaS企業へ/フルスタック(30代前半)
前職は受託開発系企業でフロントエンドを中心に従事。React、TypeScript、Node.jsなどを活用し、数多くのクライアント案件をこなしてきたが、「自社サービスの開発に挑戦したい」という想いが強くなり転職活動を開始。
GitHubに自身の技術検証プロジェクトを公開し、コードレビュー文化のあるSaaS企業へ転職。開発だけでなく、ユーザーインタビューや要件整理などにも関わるようになり、「プロダクト視点」が養われたと語る。
自動車メーカー社内SEから外資コンサルへ/データ分析系(20代後半)
前職では、社内業務改善プロジェクトの一環としてRPAやBIツールの導入を主導。その経験を活かし、次は「より経営に近いポジションでデータを使った意思決定支援をしたい」と考えて転職を検討。
Python、SQLのスキルを磨きつつ、分析業務の成果をポートフォリオにまとめて面接に臨んだところ、Big4系コンサルファームのデータ戦略チームに採用された。
現在はM&A支援やマーケティング高度化などのプロジェクトに従事し、技術だけでなくビジネス視点での思考力が格段に向上したという。
これらの事例に共通しているのは、「現職での経験を棚卸しし、転職先のニーズと結びつけたこと」です。ただ技術を持っているだけでなく、「それをどう活かせるか」を伝えることで、キャリアの可能性は大きく広がります。
転職を考える上で、年収は避けて通れないテーマのひとつです。
スキルや経験が評価されれば、転職を通じて年収を100万円以上アップさせることも十分に可能です。しかしその一方で、交渉の仕方を誤ると、かえって条件が悪くなるケースもあります。
ここでは、ITエンジニアの年収相場の現実と、転職時に年収を上げるための具体的なポイントをご紹介します。
厚生労働省の統計や大手転職サービスの調査によると、ITエンジニア全体の平均年収はおおよそ450〜600万円台がボリュームゾーンです。
ただし、実際には職種や業界、企業規模、勤務地によって大きな差があります。
平均年収の一例(参考値)
・Web系自社開発企業(中堅):500〜700万円
・外資系ITコンサルファーム:700〜1,200万円
・スタートアップ(フルスタック):400〜800万円
・地方中小SIer:350〜500万円
クラウド、AI、セキュリティなどの専門領域を持つ人材や、マネジメント・テックリード経験がある人材は、年収700万円以上の提示を受けるケースが珍しくありません。
自身の「市場価値」を客観的に把握する
転職活動を始める前に、まずは自分のスキル・経験がどれくらい評価されるのかを把握することが重要です。転職エージェントやスカウトサービスを活用すれば、相場観や想定オファー額が見えてきます。
年収だけでなく「総合的な条件」で交渉する
年収アップだけを強く主張すると、「短期的な報酬目的」と捉えられてしまうリスクがあります。そのため、業務範囲、役職、評価制度、リモート可否、福利厚生などもセットで交渉し、「年収に見合う価値提供ができること」を論理的に伝えることが大切です。
交渉フェーズの見極めとトーンが鍵
面接初期でいきなり年収交渉を行うと、印象を損ねてしまう可能性があります。基本的にはオファー段階で提示を受けた後に、具体的な金額や条件面のすり合わせを行うのがベストタイミングです。
また、「前職では○○万円でしたので、実績に基づき△△万円を希望します」など、冷静かつ根拠ある伝え方を意識しましょう。
転職時に年収を上げることも大切ですが、長期的には「自分の成長が年収に直結する環境かどうか」が本質です。評価制度が明確か、スキルアップの機会があるか、上司や周囲からのフィードバックがあるか――こうした点にも注目しながら、企業選びを行いましょう。
年収交渉に不安を感じる方は、転職エージェントの活用を強くおすすめします。
転職エージェントにとって、年収交渉は日常業務の一部であり、企業側の提示額の傾向や交渉余地を熟知しています。現職の年収水準や転職市場の相場を踏まえたうえで、「どこまでアップが狙えるのか」というギリギリのラインを見極め、あなたに代わって交渉を行ってくれます。
また、希望条件の整理や企業への推薦時のアピールポイントの調整なども含め、総合的にサポートを受けられるため、年収面でのミスマッチや交渉失敗のリスクを最小化できます。
「年収を上げたいが、自分からは言い出しにくい」「相場感がわからない」と感じている方にとっては、非常に心強い存在となるはずです。
弊社転職エージェント「ムービン」には、BCG、アクセンチュア、日本政策投資銀行、IBM、リクルート、博報堂、Amazon、キーエンスなど、一流企業出身者が多数在籍しています。
様々な交渉を経験してきたビジネスプロフェッショナルであるため、ITエンジニアとしての希望年収を実現するために、活用する価値はあるかと思います。是非お気軽にご相談ください。
ITエンジニアにとって「どの企業で働くか」は、キャリアの質とスピードを大きく左右します。
高年収や有名企業のブランドだけではなく、「スキルアップできる環境か」「長期的に働きやすいか」など、多面的な視点で企業を選ぶことが重要です。
ここでは、転職先として人気のある企業に共通する特徴を紹介します。
エンジニアに選ばれる企業の多くは、React・Next.js・Go・TypeScript・Kubernetes・Dockerなど、モダンな技術スタックを導入しています。また、CI/CDやIaC、GitOpsといった開発プロセスの自動化・効率化にも積極的で、技術的チャレンジが可能な環境が整っています。
こうした企業では、エンジニアが技術選定やアーキテクチャ設計に関与できる場面も多く、自らの成長につながる経験が得られやすいのが特長です。
「心理的安全性がある」「コードレビュー文化が浸透している」「定期的な1on1やフィードバックがある」といった開発組織は、エンジニアにとって働きやすく、パフォーマンスも発揮しやすい環境です。
逆に、トップダウンで仕様変更が頻発する環境や、仕様書どおりの開発しか許されない文化では、技術者としての裁量が小さくなり、成長の妨げにもなり得ます。
プロダクトに対して当事者意識を持てるかどうかも、企業選びの大きなポイントです。自社サービス系の企業やプロダクトドリブンなスタートアップでは、エンジニアがユーザーの声を直接聞いたり、ビジネスサイドと対話しながら仕様を決定したりする機会があります。
このような環境では、「ただの開発要員」ではなく、「プロダクトを一緒に作るパートナー」としての働き方が可能になります。
フルリモートやフレックス、副業OK、子育て支援制度など、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を提供している企業は、優秀なエンジニアからの支持を集めています。
特にエンジニア職は成果主義との相性が良いため、「出社義務がない」「勤務時間を自己裁量でコントロールできる」といった制度設計は、離職率の低下にも直結しています。
カンファレンス参加費の補助、書籍購入費の支給、社内LT会や勉強会の開催など、「エンジニアが学び続けられる場づくり」に投資している企業は、採用面でも強くなっています。
こうした文化は、エンジニアを「人材」ではなく「資産」として扱う企業の証でもあります。
ITエンジニアとして働く中で、「このままのキャリアでよいのか」「将来どこまで通用するのか」といった漠然とした不安を抱える方は少なくありません。
ここでは、転職を検討するエンジニアが直面しやすい悩みと、その向き合い方について、いくつかの代表的なケースを取り上げながらアドバイスを紹介します。
エンジニアには「35歳限界説」といった古い通説がありますが、現在の実態とは乖離しています。特にスペシャリスト人材(クラウド・データ・セキュリティなど)やマネジメント人材は、年齢よりも「再現性のある実績」が重視される傾向にあります。
また、40代での転職成功事例も多数存在し、選択肢が狭まるというよりは「ポジションの種類が変化する」と捉えるべきでしょう。
企業によっては、一定の年次を超えるとマネジメントを求められるケースがあります。しかし、全てのエンジニアがマネージャーになる必要はありません。
近年は「スペシャリストとして昇給・昇格する仕組み(例:テックリード、フェロー制度)」を設ける企業も増えており、必ずしもマネジメントだけがキャリアの正解ではないことを念頭に置いておくとよいでしょう。
「転職後の環境が現職より悪かったらどうしよう」という不安は多くの方が抱きます。そのためにも、企業選びの軸をあらかじめ明確にしておくことが重要です。
たとえば、「技術的に成長できる環境があるか」「働き方の柔軟性はあるか」「評価制度が透明か」など、3〜5項目に絞って自分なりの評価基準をつくっておくことで、感情に流されない判断がしやすくなります。
また、企業の面接では「こちらも見極める立場である」という意識を持ち、積極的に質問を行う姿勢が大切です。
現場での開発経験を積んできたものの、「この先どの方向に進むべきか分からない」と感じるエンジニアも多く見られます。
その場合、まずは過去の経験を棚卸しし、「自分はどの場面で力を発揮してきたか」「何にやりがいを感じたか」を振り返ってみることが、キャリアの方向性を定める第一歩となります。
加えて、転職エージェントとのキャリア面談やメンターとの対話を通じて、客観的な視点を取り入れることで、思わぬ強みに気づくケースもあります。
カンファレンス参加費の補助、書籍購入費の支給、社内LT会や勉強会の開催など、「エンジニアが学び続けられる場づくり」に投資している企業は、採用面でも強くなっています。
こうした文化は、エンジニアを「人材」ではなく「資産」として扱う企業の証でもあります。
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【ご紹介企業例】
SIer
NTTデータ、富士通、NEC、日立製作所、伊藤忠テクノソリューションズ、ヒューレットパッカード...他多数
SaaS
セールスフォース、Adobe、マネーフォワード、ラクス、エス・エム・エス...他多数
メガベンチャー
楽天、サイバーエージェント、DeNA、メルカリ、LINEヤフー、エムスリー...他多数
事業会社・金融機関
三菱商事、三井不動産、ソフトバンク、野村證券、みずほ銀行...他多数
コンサル
アクセンチュア、デロイト、PwC、EY、KPMG、IBM、キャップジェミニ...他多数
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ITエンジニアとして何をアピールすべきか、現場感と客観性のバランスの取れたアドバイスが提供できるかと思います。今すぐの転職をお考えでない方も疑問解消・情報収集の場として是非お気軽にご相談ください。
DX・Fintech・AI・Web3.0・ブロックチェーンなど厳選されたIT求人を一部抜粋してご紹介します。
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