キンドリルジャパン（Kyndryl）への転職方法を一挙公開！
世界最大のインフラサービスプロバイダーとして、ITインフラサービス＆コンサルティングサービスを提供するキンドリルジャパンの最新求人情報や選考対策などの中途採用情報をはじめ、年収・評判などの企業情報をご紹介します。

弊社ムービンには、Amazon、IBM、BCG、アクセンチュアなど外資系企業出身者をはじめ、業界に精通した転職エージェントが多数在籍しています。 書類作成から面接対策までキンドリルへの転職を徹底サポートしておりますので興味のある方は是非お気軽にご相談ください。

キンドリルは、大規模案件と最新クラウド／IaCに継続的に関われる点に加え、職種・役割の選択肢が広く、学習・キャリア開発を制度面で後押しする環境が整っています。 結果として、専門性の拡張や責任範囲の拡大につながる機会が多いのが特徴です。

同社は社格・ブランド力が高く転職市場で人気があるため優秀人材が集まり、相対的に選考競争は厳しくなります。
一方で、書類・面接ではこれまでの業務成果を定量化し（稼働率・可用性・MTTR・コスト削減額など）、募集要件との親和性を役割・規模・技術要素に分解して示すこと、そして「絶え間ない向上／共感／尽力／フラット／スピード／フォーカス」といった「The Kyndryl Way」にカルチャーフィットするエピソードを面接でアピールするとよいでしょう。

転職市場において、NTTデータ/富士通/日立製作所/NECなどのSIerや、アクセンチュア/アビーム/デロイト/PwCなどのコンサルと比較されますが、キンドリルの独自性はどのような点にあるのでしょうか？

キンドリルの独自性は、「止められないIT」を支える設計・構築・運用の一気通貫体制にあります。
IBMから分社した際に、運用力と最新技術の両輪を追求する体制へと進化。独自のAI運用基盤「Kyndryl Bridge」を中心に、クラウド・セキュリティ・ネットワークなどをマルチクラウド中立の立場で最適化します。
また、上流工程を担う「Kyndryl Consult」により、単なるインフラ運用ではなく顧客のビジネス変革に直結する提案型エンジニアリングを実現。ハイパースケーラーやグローバル企業との連携を通じて、運用の自動化・効率化を推進しながら、エンジニアが技術とマネジメントの両面で成長できる環境を築いている点が、大きな特徴です。

多くのSIerが自社製品や特定ベンダーの色を強く帯びるのに対し、キンドリルはマルチクラウド中立を前提に、設計〜構築〜運用を標準化・自動化（IaC/SRE）まで踏み込んで磨き上げるのが特徴です。独自PFを軸に運用KPI（SLO/MTTR/コスト）を継続改善する“止めないIT”の実装が主戦場。製品起点より運用起点で最適解を選ぶため、ベンダー都合に縛られず技術の幅を広げやすいーこれが大きな強みです。

IBM時代から培ってきた、設計から運用、構築までのテクノロジーと実績があり、その土台があるなかで上流のコンサルティングを行っているのが強み。

直近の中途採用はコンサルティング／サイバーセキュリティ／メインフレーム・モダナイゼーションの3領域が目立ちます。
同社中途採用HPでは、Kyndryl Consult（上流・変革支援）、SOC運用／脅威インテリジェンス／インシデント対応、そしてメインフレーム刷新を担うポジションを注目職種として掲出。
コンサルは若手〜即戦力まで広く、セキュリティは実務経験者を強く求めていることが応募要件からわかります。

事業面では、ロイター通信によるとAIと規制対応需要の高まりを背景にコンサルティングの伸長が収益を牽引。
生成AI統合やクラウド活用の助言ニーズが拡大しており、クラウド設計・運用とデータ/AIの実装経験は評価されやすい傾向にあると言えるでしょう。同社のAI運用基盤「Kyndryl Bridge」を活用した運用の可視化・自動化提案も強化中で、マルチクラウド（Azure/AWS/GCP）でのSRE/IaC、運用改善KPI（SLO・MTTR・コスト最適化）を語れる人材は親和性が高いと言えます。

キンドリルの転職難易度は高いです。
その理由は、同社が担う案件規模の大きさと、求められる専門性の深さにあります。顧客は大手企業や社会インフラを支える組織が中心で、止められないシステムを運用するため、設計・構築だけでなく標準化・自動化・品質維持の知見が必須です。また、グローバル案件も多く、技術力に加えて顧客折衝力やチーム協業力も重視されます。

一方で、選考はスキルやマインドを丁寧に評価する傾向があり、対策次第で十分にチャンスがあります。通過者に共通するのは、担当プロジェクトの成果を定量的に示せること（稼働率改善・コスト削減・MTTR短縮など）、それを再現可能なスキルとして説明できること、そして「The Kyndryl Way」に通じる協業姿勢・挑戦意欲を体現している点です。技術実績を整理し、同社のカルチャーに即した伝え方を意識することで、十分に内定を狙える企業といえます。

キンドリルの選考では「技術スキル × プロジェクト推進力 × カルチャーフィット」の3軸で評価されます。単にスキル一覧を並べるのではなく、同社の求める姿勢にどれだけ“再現性”を持って対応できるかを示すことが重要です。

募集要件と100％一致している必要はありません。
重要なのは、類似技術・規模感・役割で補完し、「再現可能なスキル」として語ることです。 （例）「AWS経験なし」→「プライベートクラウド／VMware環境で冗長構成・IaCを運用、AWS環境にも容易に転用可能」
（例）「SRE未経験」→「運用標準化PJでSLO設定と監視自動化を主導、SRE的アプローチを実践」

→ “未経験領域にも転用できる基礎力”を定義して伝えることがポイントです。

「課題 → 取り組み → 結果（数値）」の流れで整理すると評価されやすくなります。 （例）社内クラウド運用において、監視工数の肥大化が課題でした。IaC化と自動チケット処理を導入し、月間工数を30％削減。SLO達成率を95％→99.7％に改善しました。 このように、SLO達成率・ダウンタイム削減率・IaCカバレッジ・コスト削減額などの具体的指標を盛り込むと、成果の再現性が伝わります。

キンドリルが掲げる「The Kyndryl Way」は、以下6つの価値観で構成されています。

・絶え間ない向上（Constantly Curious）：常に学び続ける姿勢
・共感（Empathetic）：顧客・仲間の立場で考える
・尽力（Devoted）：責任感を持ち最後までやり遂げる
・フラット（Flat）：立場にとらわれず協業する
・スピード（Fast）：迅速に行動・改善する
・フォーカス（Focused）：価値提供に集中する

面接ではこれらを自分の行動エピソードで語れるように準備しましょう。
「既存手順の非効率を改善」「他部署と共同で自動化を推進」などは“Flat & Fast”の具体例として効果的です。

評価・組織理解に関する質問
「評価基準や昇格のプロセスでは、どのような成果指標を重視されていますか？」
「チームでの成果と個人評価のバランスはどのように取られていますか？」

技術・業務プロセスに関する質問
「標準化や自動化の推進度は現在どのフェーズにありますか？」
「Kyndryl Bridgeを活用したAI運用の展開は、どの領域が中心でしょうか？」

グローバル連携に関する質問
「海外チームとの連携頻度や英語使用場面はどの程度ありますか？」
「今後、グローバル案件の比率は増える見通しでしょうか？」

逆質問では「カルチャー理解と貢献意欲」を伝えることが目的です。
「働き方」「待遇」などの条件面だけでなく、自分のスキルをどのように価値提供できるかに焦点を当てると好印象です。

よくある失敗例	改善の方向性
技術キーワードを羅列するだけ	案件の背景・課題・成果をセットで語る
規模や役割が不明確	チーム人数・自分の責任範囲を具体化
英語使用を過小申告	英語を使った実務場面を簡潔に示す（例：海外チーム会議週1回など）
成果を「対応しました」で終える	定量化する（例：復旧時間30％短縮／可用性99.99％達成）

弊社「ムービン」では、IT・コンサル業界に精通した転職エージェントが、書類添削から面接対策まで転職活動を徹底サポートしています。

Amazon、BCG、アクセンチュア、富士通、NEC、シンプレクス、デロイト、PwC、EY、KPMG出身者など、グローバルトップファームで活躍してきたビジネスプロフェッショナルのため、現場感と客観性のバランスの取れたアドバイスが提供できるかと思います。

まずは話を聞いてみたいという方も歓迎していますので、キンドリルへの転職をお考えの方は是非お気軽にご相談ください。

弊社独自調査によるとキンドリルの年収は平均875万円です。
職種・等級で幅があり、実務でクラウド／SRE／モダナイゼーションを主導し、可用性・MTTR・コスト最適化など成果を数値で証明できる人は、1,200万〜2,000万円級のオファーに届くケースもございます。 ポジションによっては総額で2000万～3000万円以上の可能性もあります。
「上流×大規模×運用で価値を出す」実績を整理して臨めば、年収アップ転職が狙える企業です。

キンドリルはハイブリッドワークを前提に設計されています。日本本社は2024年1月に六本木ヒルズ森タワーへ移転し、共創スペース「Kyndryl Vital Studio」を備えるなど、対面とリモートを柔軟に組み合わせられる環境です。制度面ではフレキシブルワークを運用し、生産性とエンゲージメントの両立を志向しています。

業務特性として、職種・案件により出張やオンコールが発生します。また、多国籍チームと協働する体制のため、海外拠点との定例会議やレビューが日常的に行われるケースもあります（頻度はポジションに依存）。

プロジェクト体制は、上流を担うKyndryl Consultと、実装・運用チームが密に連携するのが前提です。設計から運用までを一気通貫で支援し、現場では標準化と自動化を重視。SREやアーキテクトが横断的に品質・効率をリードし、可用性やMTTRなどの運用KPIを継続改善していきます。結果として、リモート下でも意思決定のスピードと現場実装の精度を両立しやすいのが特徴です。

福利厚生に関しては社内学習プログラムが充実。2025年にはGPTW「働きがいのある会社」認定（2年連続）、定年65歳へ延長も発表されています。一方、口コミでは住宅手当・社宅は基本なしとの声があり、通勤手当など必要最小限という評価も見られます。総じて、裁量と学習投資を重視する外資系らしい設計が特徴です。

 

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