キンドリルジャパン(Kyndryl)の平均年収・給与は?

キンドリル

世界最大のITインフラサービスプロバイダー「キンドリル」の役職・職種別年収レンジについて、公式情報や経済メディアの一次情報に加え、最新の市場動向と弊社独自調査からご紹介します。
インフラ/クラウド/アーキテクト/コンサル/セールスなどの職種別・役職別レンジを示しつつ、オファー年収を上げる実践ポイントまで解説します。

弊社ムービンには、Amazon、IBM、BCG、アクセンチュアなど外資系企業出身者をはじめ、業界に精通した転職エージェントが多数在籍しています。
書類作成から面接対策までキンドリルへの転職を徹底サポートしておりますので興味のある方は是非お気軽にご相談ください。

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キンドリルの年収

弊社独自調査によるとキンドリル(日本)の推定年収ゾーンは概ね600万〜900万円台、中央値は800万円前後です。
報酬は年俸ベース+賞与年2回の表記があり、新卒月給は28.6万円(年俸制)とリクナビで公表されています。

職種別の目安(推定)は次の通り。①運用系:500万台〜600万台前半、②設計・移行(SE/インフラ):600〜900万円、③アーキテクト:800〜1,100万円、④PM/シニアPM:900〜1,200万円前後、⑤プリセールス:600〜700万円、⑥エンタープライズ営業(CUE等):1,200〜2,000万円(変動報酬含む)。

年収を左右するのは「職種の付加価値×役割の広さ×顧客対応力(英語含む)」。運用より設計・移行、さらにコンサル/営業ほど高位帯に寄りやすい構造です。クラウド更改・SRE・セキュリティの実績を“再現性ある成果”として提示し、上流スコープと英語×顧客折衝の証跡を用意できると、提示レンジは一段上がります。

国税庁によると日本の平均年収は458万円のため、非常に年収水準が高いことがわかります。
参照:国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査結果」

<経済産業省のデータから見るIT職種の平均年収>
経済産業省がまとめた「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、
IT関連職種トップはITコンサルタントで平均年収は928.5万円
となっています。ほかIT関連職種と比べてもトップの給与で、ITスキル標準のレベルが同じでも、ITアーキテクトやプロジェクトマネージャー職種より、ITコンサルタントの給与が高い結果となりました。
キンドリルの年収がIT業界の中でもトップレベルであることがわかります。

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「なぜキンドリルは稼げるのか?」会社の正体と足元の業績

キンドリルは、IBMのITインフラ部門が分社化・独立して誕生した世界最大のITインフラサービスプロバイダーです。世界中の企業・政府・公共団体の複雑かつミッションクリティカルな情報システムのインフラストラクチャーを支えています。

事業の柱は、大規模基盤の設計・構築・運用に加え、クラウド移行やモダナイゼーション、セキュリティ、レジリエンスといった“運用起点の変革”領域。そして上流のアドバイザリ/実装までを担う Kyndryl Consult が伸びています。公式ニュースリリースや年次報告書(Form 10-K)でも、マネージドサービスに加えて、ハイパースケーラー連携とコンサル比率の拡大を戦略の要に据えていることが読み取れます。

足元の業績は、この戦略の“答え合わせ”になっています。2024年7月公表の四半期決算では、スピンオフ後初の四半期黒字を計上。背景には、コンサルティングの成長と高マージン案件へのシフト、さらにスピンオフ時に抱えた低採算契約の見直しがありました。生成AI導入など新需要の取り込みや、ハイパースケーラー関連収入の積み上がりも示されています。

決算発表でも、Kyndryl Consult とクラウド連携の増収が牽引し、収益性改善が続いていることを強調。コスト構造の是正とポートフォリオ転換(“儲からない契約”の整理)で、通期の利益・キャッシュ見通しを引き上げるなど、自律的なマージン改善が続くトーンです。

上流×高付加価値(Consult/アーキテクト/大手向け営業)に原資が回りやすい構造が鮮明になっている、ということ。運用中心の体制から「設計・移行→アーキテクト→コンサル/営業」へと案件ミックスが上振れるほど、単価・利益率は上がり、結果として提示レンジの上振れ余地も広がります。本記事の職種・役職別レンジは、こうした“事業構造×業績モメンタム”を前提に読み解いていきます。

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キンドリルの報酬構造(ベース・賞与・手当・評価)

キンドリル日本法人の報酬は、年俸ベースに賞与年2回が連動する仕組みが基本線です。リクナビの新卒採用求人では、キンドリルジャパン本体が月給28.6万円(年俸制)、テクノロジーサービス社が月給26万円(年俸制)という水準が公表されており、ここを出発点に経験・職種・責任範囲でレンジが広がるイメージです。

昇給は年1回の給与調整(昇給あり)が示されており、評価結果に応じて年俸・賞与への反映が行われる設計です。新卒採用情報の開示範囲では、完全週休二日制、祝日、年末年始、有給・特別休暇などの休暇体系と各種社会保険も整備されています。

評価サイクルの細かな運用ルールは公開情報では限定的ですが、同社は公式サイトで、The Kyndryl Way に代表される“成果・スキル成長・顧客価値の紐づけ”を重視するカルチャーを強調しています。日本法人のニュースリリースでも、フレキシブルワーク制度や人材育成プログラムの強化など、評価・成長機会と連動する人事施策が説明されており、パフォーマンスマネジメントが“成果の可視化とスキルの拡張”に寄る設計であることが読み取れます。したがって、上流工程へのスコープ拡張、対顧客価値の定量化、英語を含むコラボレーション能力は、年俸改定や賞与での加点が期待しやすい要素です。

要するに、キンドリルの報酬は「年俸(基本)+賞与(年2回)+時間外・通勤等の手当」という素直な骨格で、評価に基づく年1回の昇給がかかる。評価軸は公開情報のトーンから“顧客価値×成果の再現性×スキル成長”に寄ると考えるのが実務的です。したがって、転職での年収アップを狙うなら、プロジェクトKPI(SLA・コスト削減・移行ダウンタイム等)の数値化と、役割の広さ(設計→移行→アーキテクト/Consult)を具体的に示すことが鍵になります。

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職種別の年収相場イメージ(推定)とキャリア階層

キンドリル(日本)の推定年収ゾーンは概ね600万〜900万円台、中央値は800万円前後です。

職種別にみると、同じ「インフラ×運用起点」でも“担当する価値の高さ”で段を上がっていきます。最もベースに近いのは24/7のインフラ運用・保守。ここは経験年数とシフト負荷で上下しつつも、レンジは中位帯に収まりやすいと言えるでしょう。
一方で、要件定義から設計・移行まで担う設計/移行SEになると、案件規模やクラウド更改の有無で提示が一段上がるのが通例です。さらに、全体の技術方針を決めるアーキテクトや、大手顧客の変革を前提に“何をやるべきか”を定義するKyndryl Consult(コンサル)、あるいは大口アカウントを預かるエンタープライズ営業までくると、成果と変動報酬の寄与を背景に高位帯へ寄っていきます。
公開求人でも、技術リーダー〜アーキテクト層で800万〜1,100万円、営業では変動込みで1,600万〜2,000万円級のレンジ例が確認できます(あくまで案件・責任範囲次第の目安)。

この“高位帯に寄る理由”の背景には、会社全体のミックス変化があります。スピンオフ後、同社はConsult(コンサル)や高マージン案件の比率を引き上げて黒字転換。生成AIの導入助言や規制対応の需要取り込み、ハイパースケーラー関連収入の増加、そして低採算契約の見直しが効いた、と報じられています。つまり、上流・高付加価値の仕事に原資が回る設計が強まっており、該当ロール(Consult/EA/大手向け営業など)はレンジの“天井”が上がりやすい——この構造認識が実務では重要です。

キャリア階層で見ると、アソシエイト〜メンバー級は職域の広さと再現性のある成果(SLAや工数・コストの削減、移行のダウンタイム実績)で年俸の底上げが起きます。シニア/スペシャリスト級では担当範囲が“運用→設計・移行→技術方針策定”へ広がるほど提示が伸び、マネジャー級では案件粗利・ピープルマネジメント・アカウント責任が上乗せ要素となります。

まとめると——運用・保守は“安定レンジ”、設計/移行SEは“クラウド更改・マルチベンダー統括”で一段アップ、アーキテクトとConsultは“顧客の意思決定に影響する上流価値”で高位帯、営業は“アカウントのP/L責任と変動給”で上振れ余地が大きい——というのが実態です。

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よくある質問FAQ

キンドリルの30歳前後の年収はどのくらい?

実オファーは職種・責任範囲・英語要件・変動給の有無で大きく振れます。そのうえで“相場観”は

・インフラ運用:500〜650万円
・設計/移行SE:600〜900万円
・アーキテクト:800〜1,100万円
・PM/シニアPM:900〜1,200万円
・コンサル(Kyndryl Consult):900〜1,300万円
・エンタープライズ営業:1,200〜2,000万円(変動給込み)

あくまで目安としてご覧ください。

賞与はどのくらい?年2回というのは本当?

はい。年俸ベース+賞与年2回の記載が公式の新卒採用情報(日本)に明示されています。同ページには月給28.6万円(本体)/月給26万円(テクノロジーサービス)、時間外・休日勤務手当、通勤手当、標準労働時間7時間36分、給与調整(年1回)・昇給ありといった運用も記載。ボーナス額は評価連動で変動します(固定額の一般公開はなし)。

コンサル部門(Consult)と運用系で年収はどう違う?

構造的にはConsult(上流)>設計・移行>運用の順に高位帯へ寄りやすいです。背景には、同社の黒字転換を牽引したのがコンサル拡大と高マージン案件だったという事実があります。生成AI導入助言などの高付加価値ニーズが伸び、利益率の高い仕事に原資が回りやすい=該当ロールの年収天井が上がりやすいという関係です。したがって、同じ30歳前後でも、Consultやアーキテクトに近い役割は提示が一段上がる傾向があります。

英語は年収に影響する?

影響します。キンドリルは60+か国・数千社に提供するグローバル企業で、AWS/Microsoft/Google Cloudなど大手ハイパースケーラー連携の案件も多い構造。英語での顧客折衝・要件定義・海外拠点との連携が求められる職種ほど、担当できる案件の単価が上がりやすく、評価・報酬に反映されやすいのが実務感です

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