
IBMにはもともと大きく分けて2つ、ITインフラのコンサルティング・構築・運用を担うグローバル・テクノロジー・サービス(GTS)と、戦略コンサルティングから業務ITコンサルティング、システム開発までを担うグローバル・ビジネス・サービス(GBS)の2つの事業本部がありました。
キンドリルは、IBMのGTS事業本部が分社化・独立して誕生しました。つまりIBMは総合系コンサルティングファーム、キンドリルはITインフラサービスプロバイダーとして捉えることができます。
ここではIBMとキンドリルの違いはもちろん、各社の特徴・魅力をご紹介します。
弊社ムービンには、Amazon、IBM、BCG、アクセンチュアなど外資系企業出身者をはじめ、業界に精通した転職エージェントが多数在籍しています。
書類作成から面接対策までキンドリルやIBMへの転職を徹底サポートしておりますので興味のある方は是非お気軽にご相談ください。


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キンドリルは、IBMのITインフラ事業(旧GTS)が分社・独立して誕生した“インフラ近代化”に特化する企業です。対するIBMは、AI・データを核にしたソフトウェアとIBM Consulting(旧GBS)を擁する“総合テック&コンサル”。まず起点が違います。IBMは製品(例:AI/データ、ハイブリッドクラウド)とコンサルを組み合わせ、業務変革を設計して実装へつなぐモデル。一方キンドリルは、大規模基盤の安定運用を土台に、設計・移行・モダナイゼーションまで“止めずに変える”価値を出します。
キンドリル側の現在地をもう少し。注力は「ネットワーク&エッジ/セキュリティ&レジリエンス/クラウド/アプリ&データAI/メインフレーム/デジタルワークプレイス」の6領域。案件ごとにエキスパートを横断で束ね、デザイン専任のKyndryl Vitalで課題を可視化し、Kyndryl Consultが上流支援、構築・運用は全社の強みで実装する——という一気通貫です。運用の高度化を支えるKyndryl Bridge(AIOps/自動化基盤)も差別化要素。さらにAWS・Microsoft・Google Cloudなどハイパースケーラーや多数ベンダーと“マルチ”で連携し、顧客最適に組み合わせられるのが特徴です。
働き方・ロールの体感も異なります。IBMはコンサル(戦略〜業務/テク)やソフト系ポジションが中心で、製品×業務変革のプロジェクトが主戦場。キンドリルは運用24/7の役割もある一方、設計・移行SE、アーキテクト、Consult、エンタープライズ営業など“上流×実装”の職種が拡大しています。コンサルトパートナーは営業と並走して課題を言語化し、CxOや運用部門と構造改革を進める役回り。社内のアーキ/PM/デリバリーと三位一体で価値を届けます。リモートや柔軟な働き方が浸透している点も近年のトレンドです。
収益・キャリアの伸び方も違います。IBMはソフトの高粗利とコンサルの継続性が強み。キンドリルは長期運用に、クラウド更改・DC撤去・セキュリティやSREのプロジェクト、そしてConsultの上流比率を重ね、案件ミックスの高度化で利益を引き上げる設計です。ゆえに年収も、IBMは製品/コンサル系が上位帯に寄りやすく、キンドリルは**運用→設計/移行→アーキ/Consult(+営業の変動給)**の順で上振れ余地が広がる傾向があります。
転職観点のまとめ。「製品×業務変革で“作る・変える”を主導したい」ならIBMが合い、「巨大インフラを“止めずに近代化”し、マルチクラウドやレジリエンスで価値を出したい」ならキンドリルが向きます。どちらが“正解”ではなく、皆様の強みと志向に合う土俵を選ぶことが肝心です。


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7000名を超えるコンサルタント、エンジニアが所属しており戦略コンサルティングから業務ITコンサルティング、システム開発までをオールインワンで手掛けている総合系コンサルティングファーム。
官公庁や金融機関、大手法人向けに多様なシステムを手がけ、2兆円を超える売上を実現しています。さらに、世界52カ国に拠点を展開し、海外売上比率は60%以上。ITサービス市場で世界9位にランクインするなど、グローバルでも圧倒的な存在感を放っています。信頼性・柔軟性・先進性に優れた技術力を強みに、社会インフラを支える大規模プロジェクトにも携われる環境は、安定と成長を両立したキャリアを求める方にとって非常に魅力的です。
ポジションや職位によって異なる場合がありますが、概ね
書類選考→適性検査→面接複数回
となっています。
IBMを含めコンサルティングファームでは「ケース面接」と呼ばれるコンサル業界特有の面接が実施される場合が多いです。
ケース面接とは、コンサルティングファームで実際に取り組むような課題について解決策を面接官とディスカッションしていく形式の面接です。現役のコンサルタントが面接官をやることが多く、ケース面接を通じて候補者の論理的思考力や課題に取り組む姿勢をチェックし、コンサルの現場で一緒に働いていけるかを判断しています。
IBMへの転職を目指すにあたり、最も重要なのは「どのポジションに応募するか」を戦略的に見極めることです。前述の通り、IBMはコンサルティング、テクノロジー、アウトソーシング、人事変革など多岐にわたる領域で事業を展開しており、部門ごとに求められる人材像や必要スキルが大きく異なります。
たとえば、WatsonやAnalyticsを活用するような最新テクノロジー領域のコンサルタントでは、AIやクラウド、データアナリティクスに関する理解と技術のキャッチアップ力が求められます。一方で、調達やSCM領域のポジションでは、製造業の業務理解やプロセス改善の経験、またはグローバルな業務フローに関する実務経験が大きな武器になります。さらに、人事・組織変革領域では、BPOやタレントマネジメントの導入経験、またはグローバル人事制度の運用知識などが高く評価されます。
さらに詳しいIBMへの転職方法や採用動向については弊社ムービンまでご相談いただければ幸いです。


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IBMのITインフラ部門が分社化・独立して誕生した世界最大のITインフラサービスプロバイダー。 世界中の企業・政府・公共団体の複雑かつミッションクリティカルな情報システムのインフラストラクチャーを支えています。
クラウド、データ・AI、セキュリティ、メインフレーム、次世代ネットワークなど、様々なテクノロジーを駆使し、大手クライアント企業のDXとITモダナイゼーションをリード。 日本国内でもフォーチュン100企業を中心とした超大規模案件を多数推進中。最先端のテクノロジー×ダイナミックな変革プロジェクトに携わることができます。
職種・役職によって異なりますが、おおむね
書類 → 面接複数回 → オファー
との選考フローとなっています。職種により技術面設やケース面接が実施される場合がございます。
キンドリルの選考では「技術スキル × プロジェクト推進力 × カルチャーフィット」の3軸で評価されます。単にスキル一覧を並べるのではなく、同社の求める姿勢にどれだけ“再現性”を持って対応できるかを示すことが重要です。
キンドリルが掲げる「The Kyndryl Way」は、以下6つの価値観で構成されています。
・絶え間ない向上(Constantly Curious):常に学び続ける姿勢
・共感(Empathetic):顧客・仲間の立場で考える
・尽力(Devoted):責任感を持ち最後までやり遂げる
・フラット(Flat):立場にとらわれず協業する
・スピード(Fast):迅速に行動・改善する
・フォーカス(Focused):価値提供に集中する
面接ではこれらを自分の行動エピソードで語れるように準備しましょう。
「既存手順の非効率を改善」「他部署と共同で自動化を推進」などは“Flat & Fast”の具体例として効果的です。
さらに詳しいキンドリルへの転職対策方法や採用動向については弊社ムービンまでご相談いただければ幸いです。


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