戦略コンサル 転職体験談

名前：Aさん（仮名）
年齢：26歳
学歴：有名国立大学
職歴：大手総合メーカー → ボストン コンサルティング グループ（BCG）

私は新卒で入社したメーカーで4年間マーケティングに携わり、この度外資系の戦略コンサルティングファームに転職します。転職活動では、ムービンの大前さんから4か月間にわたりマンツーマンでサポートいただき、お陰様で内定をいただくことができました。

私が戦略コンサルに転職したいと考えた大きなきっかけは、中高の同窓会です。久々に話した友人が、最近未経験から戦略コンサルに転職し、忙しいながらも日本を代表する大企業のプロジェクトに携れている、日々エキサイティングな仕事をしていると聞きました。彼の話を聞くうちに、私自身の漠然としたキャリアへの不安や、成長志向が「戦略コンサルとして働く」という具体的な目標に変わりました。使い古された表現ではありますが、「クライアント事業会社の“10年に一度の大仕事”に携わり続けられること」が、私自身が戦略コンサルタントを志した最大の動機です。

同級生に相談したり、自分でも調べたりするうちに、コンサル未経験から戦略コンサルへの転職を目指すならば、コンサル特有のケース面接について熟知したエージェントから、マンツーマンで指導いただくことが重要であると知りました。ケース面接は、明確な“正解”がないからこそ、面接官側の“見ているポイント”と、個々人の“強み”や“キャラクター”を掛け合わせ、受かる形に仕上げていく必要があります。調べるうちに、ムービンはコンサル転職に特化した実績豊富な会社で、元コンサルの方を含めコンサル転職指導のプロが多く在籍していることを知りました。

ウェブサイトからプロフィールを拝見し、戦略コンサル出身で出身大学が私と同じという経歴面での信頼感や親近感があった大前さんに面談をお願いしました。面談中はご説明がとても分かりやすく、私の考えを一緒に整理しながら親身に聞いてくださり、ぜひ大前さんにお願いしたいと決めました。

転職の大まかなスケジュールとしては、はじめの1か月程度は書類作成や基礎的なケース面接対策などの事前準備を進め、次にアプライ手続きとウェブテスト対策、そこからは書類の結果を頂き次第選考を進め、合わせて４か月程度の転職期間となりました。

事前準備期間中、大前さんには連日メールやZoomでケース面接対策をしていただき、ケース面接突破に向けたスキルを１から指導いただきました。新卒就活時代から、ケース面接には漠然とした苦手意識がありましたが、マンツーマンで指導いただく中で、しだいに「楽しい」と思えるようになり、電車内で無意識に考えを巡らすまでに至りました。

選考が始まってからは、面接を受ける順番など戦略的にスケジュール調整をいただいたほか、選考のたびに電話で反省会と次にむけた作戦会議（と、メンタルケア…）をしてくださり、結果に関わらず、面接を重ねるたびに何かしらを学んで成長していることを毎回実感しました。

当初、面接で説明したいことが上手く伝わらず、ミスコミュニケーションが続きました。大前さんにご相談したところ、「正直に言うと、Aさんの説明はわかりにくい…」とはっきり言っていただきました。それ以降、大前さんから改善ポイントをレクチャーいただき、自分でも書籍等を読みながら工夫を重ね、改善を繰り替えしたことで、最後のほうは緊張しつつも面接官との会話を楽しめるようになりました。

私はそれまで、説明スキルには自信があるほうでしたので、はっきりとダメ出しいただいたからこそ改善サイクルを回すことができましたし、改善するにあたっての要点を的確にアドバイスいただきながら、短期間でリカバリーすることができました。このように、コンサル転職指導のプロである大前さんから二人三脚で指導いただき、真剣に内定を目指す過程で、ビジネスパーソンとして大きく成長できたと思います。

転職活動中、上記に限らず上手くいかないことや悩むことが多くありました。課題点も不明瞭で、何をどう相談したら良いかもわからず焦っている、ことも多々ありました。しかし、大前さんに短時間でも電話でご相談すれば必ず、課題点がクリアになったり、実践的なアドバイスをいただけたり、メンタル的に落ち着けたりと、状況が大きく改善しました。「とにかく大前さんに相談すれば何とかなる！」という強い安心感は、転職活動において大変心強かったです。

ケース面接を含め、選考では評価基準や「見られるポイント」はありますが、「正解の型」が１つあり、それに合わせれば合格、外れれば減点というゲームではありません。自分にはどのような引き出しや特性があるか、それをどう組み合わせれば評価されるか、仇となるかをいかに理解して立ち回れるかが重要だと思います。そして、相手を知り、己を知り、最後は「自分という人間の価値を信じて全力で売り込めるか」だと私は思います。

大前さんと二人三脚で4か月間、転職活動を走り切ったことで、第一志望からの内定をいただいただけでなく、自己理解やマインドセット、コミュニケーションスキルなど、ビジネスパーソンとして大きな成長を得られました。入社後は厳しい世界だとは思いますが、現職での仕事や今回の転職活動を通じて学んだことをいかしながら、クライアント企業の“10年に一度の大仕事”を成功に導けるようなコンサルタントになりたいと思います。