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ビザ（NYSE:V）、ピザハット、アクセンチュア（NYSE:V）は本日は、概念実証レベルのコネクテッド・カーを協力して開発し、車内でのモバイル・オンライン購入を試験すると発表しました。このコネクテッド・カーは、ビザのオンライン支払いサービスのビザ・チェックアウト、携帯通信接続、低電力ブルートゥース（BLE）のほか、ピザハットの店舗で顧客到着の検知と注文受け付けに使われているビーコン技術を搭載する予定です。これらの技術の統合は、アクセンチュアが管理しています。

ビザはコネクテッド・カー商業体験をスペイン・バルセロナで3月2〜5日に開催されるモバイル・ワールド・コングレスで実演します（ホール6、展示ブース6D40）。パートナーは、コネクテッド・カーの商業体験をこの春から3カ月間北カリフォルニアで試験する予定です。

ビザの技術革新および戦略提携担当上席副社長のBill Gajdaは、次のように述べています。「2020年までに、世界で2億5000万台以上の車両が何らかの形の接続機能を搭載することになると見積もられています1。路上のコネクテッド・カーの台数の増加に合わせ、私たちが安全なオンライン商業体験を各地の消費者に届ける能力も高まります。私たちは当初は限定的な利用ケース（帰宅途中での食事の注文）に集中しますが、毎日の購入の多くを車内からスムーズに行う世界を構想しています。」

次世代の商業体験の構築

動き回る多忙な消費者を念頭に、ビザが主導するコネクテッド・カーのコンセプトは先進的な支払いセキュリティーと携帯通信・無線技術を統合し、コネクテッド・カーでの消費者の支払い体験を試験します。コネクテッド・カー商業体験の実演は、業界で初めてです。当初の重点はファストフード店での食事の注文ですが、この技術は、ガソリン、運賃、駐車料金、ドライブスルー小売店といったその他の毎日の購入にも適用できます。

オンライン支払いサービスのビザ・チェックアウトは数回のクリックで購入を可能にするもので、コネクテッド・カーのダッシュボードに組み込まれ、消費者が車内から簡単に食べ物を注文できるようにします。双方向ボイスコントロール（IVR）が使用され、消費者は容易かつ安全に車内での購入が可能になります。IVRは、運転者が両手をハンドルから離すことなく路上への注意を維持しながら注文と購入の承認を行うことを可能にします。
世界最大のピザ企業であり注文量で最大のデジタル・ピザ・ブランドのピザハットは、pizzahut.comでの簡単なチェックアウト方法として、すでにビザ・チェックアウトを統合しています。コネクテッド・カーの試験の一部として、同社は現在、メニューや配達・店頭受け取りの選択を車内から可能にし、顧客の自動車が到着したことを従業員に知らせる店舗「ビーコン技術」を試験します。

ピザハットの最高デジタル責任者のBaron Concorsは、このように述べています。「当社はお客さまがオンラインで注文する際にスピードと便利さを提供できるように力を入れており、この新たなコネクテッド・カー技術はそのための最新の方法です。当社はモバイル・アプリを最大規模で揃えており、ビザ・チェックアウトを提供する唯一のピザ企業であることを誇りとしています。当社の革新の歴史を考えれば、自動車のビーコン技術を初めて試験することは当社にとって当然のことです。」
アクセンチュアは、アプリケーションの開発と複数技術の統合で中心的役割を果たし、安全でスムーズな車内購入の技術的基盤を構築します。これには自動車のヘッドユニット、携帯通信ネットワーク、ビザの支払い技術、店舗のeコマース・プラットフォーム、ビーコンおよびブルートゥースの技術が含まれます。

アクセンチュア・デジタルの世界的拡大・戦略責任者のAnand Swaminathanは、このように語っています。「当社は、ビザと協力してコネクテッド・カー商業のプロトタイプを構築し、モノのインターネットに基づいた未来の商業を探求できることをうれしく思います。ビザはこの領域に大きなビジョンを持っており、購入を消費者に便利にする新しい方法の革新と探求を継続し、スムーズな支払いの領域の基準をさらに高いものにしていきます。」

2015年 3月5日
BusinessWire

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