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アクセンチュア、３－５月期は増収増益【DJ】

ニューヨーク（ダウ・ジョーンズ）コンサルティング大手の米アクセンチュア(バミューダ登記) (NYSE:ACN)が７日発表した３－５月期（2005年８月期の第３四半期）決算は、純収入(総収入から経費の返済分を差し引いたもの)が前年同期比11％増の40億8000万ドル、純利益は同45％増の３億0530万ドルとなった。コンサルティングとアウトソーシング(業務の外部委託)事業の収入が伸び、２けた増収につながった。

　１株利益は51セント（前年同期は37セント）と、同社の見通しレンジである48－50セントを上回った。

　コンサルティング事業の純収入は25億ドルと、米ドルベースで前年同期比７％増、現地通貨ベースでは同４％増だった。アウトソーシング事業の純収入は15億8000万ドルと、米ドルで同16％増、現地通貨で同12％増だった。

　新規受注は総額39億6000万ドルで、内訳はコンサルティングが前年同期比18％増の25億3000万ドル、アウトソーシングが同15％増の14億3000万ドル。

　「５つの事業グループすべてで収入が伸びたことが、四半期ベースで過去最高の純収入につながった」とウィリアム・グリーン最高経営責任者(CEO)はコメントした。

　６－８月期については、１株利益が34-37セント、純収入は38億－39億ドルとの見通しを示した。調査会社トムソン・ファースト・コールが集計したアナリスト平均予想は１株利益が35セント、売上高は39億ドル。

　05年８月期の１株利益については、1.49-1.53ドルから1.52-1.55ドルに上方修正した。純収入は米ドルベースで13％増を見込んでいる。これは前回示した見通しレンジである13－16％増の下限にあたる。

　決算は米株式市場の取引終了後に発表された。アクセンチュアの通常取引終値は前日比1.40ドル（5.93％）安の22.20ドル。その後の時間外取引では上げに転じ、23.40ドルで取引されている。

2005年 11月20日
Nikkei net

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