BCG、経産省の「デジタル人材育成プラットフォーム事業」を支援。「マナビDX Quest」にてDXに重要な新規事業開発・組織変革の要点を学べる新規のプログラムを提供

経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループ（以下、BCG）は、経済産業省の委託を受け、2023年度「デジタル人材育成プラットフォーム事業」（以下、本事業）を2021年度より継続して支援しています。このたび、本事業の一環として実施する「マナビDX（デラックス）[注1] Quest」にて新たに、DX（デジタルトランスフォーメーション）の推進において重要な「新規事業開発・組織変革」の要点を実践的に学べるプログラムを提供します。

生成AIの活用も織り交ぜた、新規事業開発・組織変革の要点を学べるプログラムを提供

「マナビDX Quest」は、ケーススタディ教育プログラムと地域企業協働プログラムから成ります。2023年8月に開始した第1タームのケーススタディ教育プログラムでは、昨年度の成果を踏まえてブラッシュアップした教材を展開し、約2800名の受講生が課題解決型学習（PBL）を通じてDX推進について学びました。11月に開始した第2タームでは、今年度より新たに、DXの“トランスフォーメーション”の要素に焦点を当てたケーススタディ教育プログラムを提供します。生成AI等の技術活用を織り交ぜながら、新規事業開発や組織変革のポイントを学べる内容となっています。また、第2タームの地域企業協働プログラムには、今年度は約400名の受講生と、地域の中小企業約80社が参加し、DXの構想・設計・検証における具体的な課題に取り組みます。

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デジタル人材育成プラットフォーム事業について

経済産業省が提供する「デジタル人材育成プラットフォーム」は、3層構造の教育体系となっています。第1層は2022年3月に開設された、デジタルに関する知識・能力を身につけられるポータルサイト「マナビDX」です。誰もがデジタルスキルを学べるよう、企業・大学・政府が提供する基礎から実践まで幅広い内容の講座・コンテンツが多数掲載されており（現在、約540講座）、BCGはサイトの構築や運営、掲載するコンテンツの審査を支援してきました。第2層では企業データに基づく実践的なケーススタディ教育プログラム、第3層では地域の中小企業との協働による、デジタル技術を活用して実際の課題解決に取り組む現場研修プログラムを提供しています。

第2層と第3層にあたる「マナビDX Quest」は、BCGがもつデジタル関連の先進企業とのネットワークを活かしながら、実践的なビジネスとデジタルの両側面で教材やプログラムをデザイン・運用している点に特徴があります。ケーススタディ教育プログラムでは、BCGが企業のビジネスを支援する中で得たリアルなデータや新規事業開発・組織変革のノウハウを基に教材を作成し、現場志向の学びを提供しています。現場研修プログラムでは、BCGがこれまでに培ってきたAIやリスキル、企業経営に対する深い知見を活かしながら、DXにおける課題発見やゴール設定のプロセスを支援します。

BCGは2019年から、経済産業省のデジタル分野に関連する事業を受託し、継続的に取り組みを重ねてきました。こうした経験の中で得られた知見を活かしながら、引き続き本事業をはじめとするデジタル人材の育成、企業のDX推進を支援していきます。

2023年 12月7日
ボストンコンサルティンググループWebサイト

ボストン コンサルティング グループ（BCG）
世界的な戦略コンサルティングファーム。同社を経て、経営者、大学教授等に転じた著名人も多く人材輩出ファームとしても有名。最近は大手事業会社の経営企画に入り込み、クライアントと共に戦略立案だけでなく実行支援を手掛けているケースも多い。プロボノ活動として、WFP (国連食糧計画)やSave The Childrenなどに無償でコンサルティングを提供したりもしている。

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