積極採用が続いているFAS業界ですが、M&Aだけでなく実は様々なコンサルティングを提供しております。
そもそもFASとは「ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス」の略式名称です。
財務・会計を中心に専門的な助言を実施するコンサルティングサービスを意味します。
・M&Aや再生を専門的にやっていきたい
・将来CFOを目指したい
・フロント業務に関わりたい
・財務系の資格や経験を活かしてファイナンスのキャリアを構築していきたい
今回は転職市場で人気を集めているFASへの転職方法や求められるスキル・経験、採用ターゲットについてご紹介いたします。 弊社からの転職事例・体験談、未経験者採用中のFAS求人も掲載しておりますので、ご参考になれば幸いです。
FASへの転職を考えている方はもちろん、今すぐの転職は考えていないがFASに興味がある方にむけてキャリア相談会を実施中です。是非お気軽にご相談ください
随時開催中 FASへの転職 キャリア相談会 ムービンではFASへの転職をお考えの方に向けて現在の人材マーケット情報から最新ニーズはもちろん、候補者様のご志向に合わせた、今後のキャリアについてのご相談など個別相談会を随時実施しています。
近年急激なニーズの高まりを見せるFAS。 M&A案件増加に伴い、BIG4系FASをはじめ各社FASで採用活動を積極的に行っています。特にBIG4系FASでは年間でファーム規模の2〜3割ほどの人数を中途採用で採用しているFASもあり、未経験からFASへの転職をお考えの方にとって絶好の機会といえるでしょう。
<どんな企業が採用しているのか>
BIG4系FASと独立系FASの一部をご紹介いたします。 BIG4系FASはM&Aアドバイザリー部門がM&A戦略、財務デューデリジェンス、バリュエーション、PMI、FAとさらに細かく組織が分かれており、一部独立系FASの中でも部門が分かれています。
各部門によっても採用目標数は違いますが、業界全体として好調なので、BIG4系に関わらず、独立系も積極的採用中です。
BIG4系FAS
・KPMG FAS
・PwCアドバイザリー
・DTFA(デロイト トーマツ フィナンシャルアドバイザリー)
・EYSaT(EYストラテジー・アンド・トランザクション)
独立系FAS
・フロンティアマネジメント
・経営共創基盤(IGPI)
・山田コンサルティング
・プルータス
・フェアコンサルティング
など
FASの主な未経験者採用ターゲットは以下の4つです。
どのようなスキルや経験がFASで評価されるのか紹介しておりますのでご自身のバックグラウンドと照らし合わせてご覧ください。
また、一部では下記の経験を評価するポジションもございます。
・ITの経験
・人事・制度のご経験
・インフラ業界での企画系のご経験
上記のご経験のお持ちで、下記記載の経験は不足している場合もチャンスがありますので、是非ご相談ください。
・資格保有者
・金融業界出身者
・事業会社出身者
・コンサル出身者
一番のターゲット層になります。
財務デューデリジェンスやバリュエーションなどの業務で会計士の経験をそのまま活かすことができるため採用ニーズが高くなっています。また事業再生やフォレンジックポジションでも会計士の採用ニーズがあり、FAS全体を通して会計士が採用ターゲットになっていることがわかります。 大手監査法人にいる会計士の方でグループ内でFASへ異動する方もいらっしゃいますが、他ファームへ転職する方も多くなっています。
会計士の監査はいわゆる「守り」の仕事ですが、「攻め」のキャリアも構築していきたい方には絶好の転職先といえます。
また、最近では簿記二級以上の財務知見を持たれている方については、高い語学力など他の要素も加味してポテンシャルで選考いただけるケースもございます。
銀行・証券などの金融機関にいる方でマーケット系やリスク、内部監査、コンプライアンスなどのコーポレート系、M&Aに関わるプロダクト系のポジションにいた方はM&Aやフォレンジック領域と親和性があるため、採用ニーズが高くなっています。
法人営業ポジションの方は経営者との折衝経験などを評価され、中小企業向けにFAや事業再生・企業再生を行っているFASで採用ターゲットになっています。
金融機関の中でも投資銀行出身者は即戦力性があるため高く評価されます。
事業会社の財務・経理、企画ポジション出身者はM&A戦略、PMI、事業再生・企業再生の領域で採用ターゲットになっています。
事業会社でM&Aに関わっていれば高く評価されますが、未経験でも20代の若手であればニーズはあります。 資格によっては財務デューデリジェンス、バリュエーション、FAで採用される場合もあります。
M&A戦略やPMI、事業再生の領域などで親和性があるため採用ターゲットになっています。 戦略コンサルや総合系コンサルだけでなく、IT系コンサル出身の方もPMIの領域におけるシステム統合などで採用ニーズが高くなっています。
勿論、公認会計士・USCPAなど優遇されますが、必須というわけではありません。
ただ、ファイナンス知見が必要になる業務のため、簿記1級〜2級などお持ちいただいた方が評価につながりやすいでしょう。
年齢層としては、未経験の場合ポテンシャル採用も含め第二新卒〜20代後半が転職の目安となるでしょう。
ただ、30代での未経験からの転職事例もございますので、そのあたりもご相談ください。
また、語学力に関しては必須ではありませんが、あるとベターです。特にBIG4などクロスボーダーの案件が多いファームだと評価されますし、必須の場合もございます。
優秀な人材が集まるFASの選考を未経験者が突破するためには以下のコンサル適性をアピールする必要があります。
コンサルの面接でのポイントとしては、
・論理的思考力
・コミュニケーション能力
FASでは企業の経営課題を解決するための論理的思考能力(ロジカルシンキング)や、M&Aや企業再生・事業再生などのプロジェクトを成功に導くために、クライアント企業を巻き込んでいくコミュニケーション能力が重要視されています。 これらの能力については書類選考や面接の際に徹底的に見られ、コンサル適性があるのかないのかが合否の差となってきます。
FASの選考について
各社ごとに若干の違いはありますが、
@ 書類選考
A 適性検査
B 面接(2〜3回)
となります。
面接ポイント
FASの面接では、経歴や志望動機は勿論、「なぜ?」という深堀質問から論理的思考能力やコミュニケーション能力が徹底的に見られます。
また、面接の中でケース面接を実施する企業様もございます。
FASのケース面接につきましては、フェルミ推定やビジネスケース以外のパターンが出るケースも多いため、対策につきましては、弊社アドバイザーにお問い合わせいただけますと幸いです。
対策からサポートさせて頂きます。
何社か代表的なFASをご紹介いたします。BIG4と呼ばれる4大会計事務所のグループファームとして有名なBIG4系FASが有名ですが、その他にも国内会計事務所や税理士法人を母体としたFASや、独立系の少数精鋭〜中規模クラスのFASもあり、それぞれが特徴あるサービスを展開しています。
KPMG FAS
KPMG FASは、フィナンシャル・アドバイザリー業務を提供する会計系アドバイザリーファームのリーディングファームです。戦略の策定からディールのオリジネーション・実行、ポストディールの経営統合からシナジー効果の実現、グループ経営およびガバナンスの強化、更には不正リスク対応まで、各分野のプロフェッショナルが有機的に連携し、クライアントの企業価値向上を支援しています。多様な出身母体の人たちにて構成されており、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして「個人を尊重する」、「オープンかつ率直なコミュニケーションを図る」という行動理念を掲げています。風通しの良い雰囲気が醸成されており、上下関係を気にせず意見を言い合える環境です。又、BIG4の中で、先駆けてFASとしてサービスを提供しております。長年のノウハウと経験の蓄積により、クライアントからの信頼も厚いです。
PwCアドバイザリー
PwCアドバイザリー合同会社は、PwCの日本におけるメンバーファームとして、世界152カ国のグローバルネットワークと緊密に連携し、税務、法務、コンサルティング、監査およびアシュアランスとの協働体制のもと、主にM&A、事業再生、インフラの3つの領域でクライアントへサービスを提供しています。 マネージャー以下の職員は、業種別に配属せず大きな1つのチームに配属させる、Deals Execution Team(DET)という体制がとられています。これにより、職員たちが身に付けたいスキルや経験を獲得できるようサポートし、多様な経験を積める体制が整っています。
DTFA
デロイト トーマツ グループの4つのコアビジネスの一つである、ファイナンシャルアドバイザリーを提供しています。 国際的なビジネスプロフェッショナルのネットワークを有するデロイトとデロイト トーマツ グループの 監査・コンサルティング・ファイナンシャルアドバイザリー・税務・法務の総合力を活かし、国内のみならず 海外においても、M&Aや企業再編、ファイナンス、不正調査などの経営戦略の重要な局面において、 ワンストップアプローチによりさまざまなニーズに対応しています。 日本最大級1,000名超のファイナンシャルアドバイザーが、「日本のビジネスを強く、世界へ」をスローガンに 国内では東京・前橋・名古屋・大阪・福岡を拠点に活動し、海外ではデロイトの各メンバーファームと連携して、グローバルファームでも最大規模のネットワークを有しております。
EYSC
EYのFAS部門については、他BIG4と違い、コンサル部門とアドバイザリー部門が分かれておらず、2020年10月にEYアドバイザリー&コンサルティングとEYトランザクション・アドバイザリーサービスは統合されいております。 アドバイザリー・アンド・コンサルティング社は2017年1月より業務を開始した比較的新しい組織になります。そのため、たファームと比較した際には「ベンチャー感」という言葉を聞くことが多いように、組織を作りながら成長しているような、そんな雰囲気があります。 その為、コンサル側、FAS側の隔たりがなく、コンサル・FAS間の連携が強いのも特徴です。 また、パートナー陣の連携も強く、スペシャリストよりゼネラリストを育てていく想いが強い為、入社後も異動などの希望は通ることが多いです。
その他にも独立系、ブティック系として以下ののようなFASもあります。
・フロンティアマネジメント
・経営共創基盤(IGPI)
・山田コンサルティング
・プルータス
・フェアコンサルティング
・AGSコンサルティング
・フ―リハン・ローキー
Etc…
BIG4系FAS
受け持つ案件も、国内大手企業の案件などが中心。
それら案件は、少なくても1件数億円から数十億円のフィーになるほどの大きい案件
世界各国に拠点があるので、クロスボーダーも強みです。
上場企業に関連するような大型案件を取り扱いたいという希望がある場合、クロスボーダー案件に関わりたい場合はBIG4のどれかに入社することはほぼ必須です。
会社規模が大きいため、専門分野ごとに部門が分かれており、ゼネラリストというよりはスペシャリストを目指せます。
独立系FAS
クライアントの規模としては、大手が扱わない年商1億円未満から上は500億円程度までと幅広い領域をカバーしており、
日本の企業構成の8割9割が中小中堅企業であることを考えると、最もカバー市場をカバーしている。
その分、一人が担当する業務幅も広く、ゼネラリストを目指していけるキャリアを描けます。
独立系・中小のFASは未経験の採用も活発にやっており、
業界未経験からキャリアチェンジするには狙い目とも言えます。
このように、大手だから良い!中小だからダメ!なんてことはなく、 自分が将来目指したい像から逆算をして応募する求人を決めた方が良いでしょう
FASの業務内容について、部門ごとに分けて説明させていただきます。ここでは分かりやすくBIG4系FASでの業務内容に\になります。
Strategy
企業の方向性を決定するための、事業戦略やM&A戦略の策定支援、策定した戦略に従い、新規事業やM&Aの実行支援を行います。実際にディールを行うというよりは、企業の経営に寄り添い、場合によってはM&A以外の新規事業や成長戦略を支援することもあり、M&Aを軸とした戦略コンサルに近いイメージの職種となります。 【主なサービスライン・内容】 ・経営/事業戦略の立案・実行支援 ・事業ポートフォリオの再構築企画・実行支援 ・新規事業・新市場/製品参入戦略の立案・実行支援 ・成長戦略の立案・実行支援 ・コーポレート戦略/事業戦略の策定及び中長期計画の策定支援 ・M&A/提携戦略の立案および実行支援 ・ビジネスデューデリジェンス ・買収/提携スキーム構築および交渉戦略策定 ・案件成立後のバリューアップ戦略策定および実行支援
FA
クライアント企業によるM&Aを実現するため、M&A戦略の策定支援、M&Aの実行支援およびM&A実行後の統合戦略策定支援(PMIフェーズ)まで、M&Aライフサイクルの全てのステージにおいて、セルサイド・バイサイドのファイナンシャルアドバイザーとしてクライアント企業へサポートを提供します。クライアントと会う頻度はPMIに次いで多いです。 【主なサービスライン・内容】 ・M&A戦略策定支援 ・M&A候補先企業の発掘 ・M&A実行ストラクチャーの策定支援 ・M&Aプロセスにおけるプロジェクト・マネジメント ・M&A候補先企業との交渉支援 ・デューデェリジェンスの実行支援 ・企業価値評価 ・M&A実行に必要となる各種契約書の策定支援(弁護士と共同で実施) ・クライアント社内プロセスにおける承認取得支援 ・M&A実行後のPMI戦略策定支援
デューデリジェンス
M&Aディールの対象となる企業の価値やリスクを詳しく把握するために、財務やビジネスなどの項目を調査します。企業価値評価に必要な情報収集や分析を行い、M&Aにおける判断材料を集めます。 【主なサービスライン・内容】 ・財務デューディリジェンス ・ビジネスデューデリジェンス ・ガバナンス・デューデリジェンス ・カーブアウト・デューデリジェンス ・人事/IT/リーガルデューデリジェンス
バリュエーション
M&Aディールの交渉段階で、企業価値評価を実施したり、交渉における価格のアドバイスをします。企業が現在行っている事業の将来性や、今後における収益性の予測を行い、その会社の価値を評価することを行います。バリュエーションの業務がM&Aの成功に大きく貢献するといっても過言ではないでしょう。 【主なサービスライン・内容】 ・ビジネスバリュエーション ・無形資産の価値評価 ・金融商品や債権の価値評価 ・有形資産の価値評価 ・税務プランニングのための価値評価 ・モデリング業務(構築・検証) ・訴訟事件・非訟事件目的の価値評価
PMI
PMIはPost Merger Integrationの略で、M&A(企業の合併・買収)成立後の統合プロセスのことを指します。PMIでは買収後のシナジーを最大化するために、M&Aの戦略立案の時からクロージングまで案件に関わります。経営戦略から、組織・人事、財務、税務、ITなど、幅広い領域にて携わることになります。M&A後の統合がうまくいかず、見込んでいたシナジーが出ないといった事態を避けるため、M&Aの初期段階から目標にたどり着くように戦略を描き、その遂行が求められます。 【主なサービスライン・内容】 ・統合事務局支援 ・統合シナジー実行支援 ・統合組織設計、統合後の人事設計 ・統合後のIT全体構想策定支援、IT統合実行支援 ・企業変革(トラスフォーメーション)支援、BPR実行支援
各社このような職位に分かれます。
未経験20代となるとアソシエイトクラス(一番下の職位)からのスタートとなる場合が多いです。
未経験でも、年収600〜700以上は期待できると思います。
各職位の役割としては
・アソシエイト・アナリスト
作業担当者として、各種リサーチや資料作成がメイン
・コンサルタント/シニアコンサルタント
マネジャーの指揮下において、自ら情報を収集・分析・提言を行う
一定領域の作業責任者としてアナリストを管理し成果物を作成する
・マネージャー
プロジェクトの指揮監督、予算管理とクライアントとの折衝を行う
人材の育成や採用、全社的な取り組みを任される
・シニアマネージャー
プロジェクトの指揮監督、予算管理とクライアントとの折衝を行う
人材の育成や採用、全社的な取り組みを任される
顧客リレーションシップに責任を持ち、売上責任を持つ
ファーム別の役職(タイトル)
各ファームごとにタイトルごとにまとめる(BIG4)
KPMG FAS
アソシエイト
シニアアソシエイト
マネージャー
シニアマネージャー
DTFA
アナリスト(スタッフ)
シニアアアナリスト(シニアスタッフ)
ヴァイスプレシデント(マネージャー)
シニアヴァイスプレシデント(シニアマネージャー)
PwCアドバイザリー
アソシエイト
シニアアソシエイト
マネージャー
シニアマネージャー
EYSC
アソシエイト
コンサルタント
シニアコンサルタント
マネージャー
シニアマネージャー
FAS経験者のキャリアとして多いのが、下記になります。
・ファンド
・日系投資銀行(M&A業務)
・大手商社(M&A担当)
・大手企業(経営企画、事業投資、M&A担当)
・ベンチャー企業CFO
M&A業界での経験があれば、各M&Aプレイヤー、ファームへの転職難易度のハードルが下がる傾向にあります。
M&A未経験の方は、まずはM&A経験を積むことを考えたほうがいいでしょう。
M&A経験者の方は、各社採用の温度感は景気や外的要因により都度変わって来るため、採用ボリュームや要件もその時折で変わる場合もあります。常に転職市場の動きに目を向けいつでも動ける体制を整えたほうがいいでしょう。
総じて自身のやりたいことのゴール設定から、次のキャリアへの転職成功率を上げるためのキャリア形成をするといいでしょう。
下記はあくまでも目安になります。
業績賞与やパフォーマンスによって前後することもございます。
直近の詳しい詳細は弊社アドバイザーにお聞きください。
KPMGFAS
アソシエイト600万円?、シニアアソシエイト800万円?、マネージャー1000万円?、シニアマネージャー1200万円?、ディレクター1400万円?
PwCアドバイザリー
アソシエイト500〜800万円、シニアアソシエイト900〜1100万円、マネージャー1200〜1600万円、シニアマネージャー1500〜2000万円、ディレクター2000万以上
DTFA
アナリスト700〜1000万円、シニアアナリスト1000〜1300万円、ヴァイス・プレジデント1300〜1600万円、シニアヴァイスプレジデント1600〜2000万円、マネージングディレクター2000万円以上
EYSC
コンサルタント650〜750万円、シニアコンサルタント700〜900万円、マネージャー1000〜1300万円、シニアマネージャー1200〜1500万円、アソシエイトパートナー1600万円以上
随時開催中 FASへの転職 キャリア相談会 ムービンではFASへの転職をお考えの方に向けて現在の人材マーケット情報から最新ニーズはもちろん、候補者様のご志向に合わせた、今後のキャリアについてのご相談など個別相談会を随時実施しています。
弊社ムービンがこれまでご支援させて頂いた事例の中から4つ転職成功事例をご紹介させて頂きます。 体験談も合わせてご覧ください。参考になれば幸いです。
転職のきっかけ
新卒で入社して5年間リテール営業を行ってきました。投資銀行部門のM&Aアドバイザリーに異動できると考えていましたが、(現に内定の際は、人事からそのように伺っておりました…)半期ごとに行われる上席との面談時に何度希望を出しても通らず、大手金融機関での異動は難しく、キャリアを自分で切り拓く必要があると感じ、転職を検討するに至りました。
ムービンを選んだ理由・感想
ムービンさんに決めたのは担当のキャリアコンサルタントが同じ証券業界出身で、証券従事者のキャリア構築方法、金融・ファイナンス業界へのナレッジが豊富であったことと、チャレンジングな案件もご紹介してくださり、可能性を大きく広げていただける提案をしてくださったからです。(現に他のエージェントでは、リテール営業職であった私にM&Aアドバイザリー業務は難しいとの一点張りで、M&A仲介の営業求人の紹介がほとんどでした。)
転職のきっかけ
新卒でメガバンクの法人営業として企業の買収案件にデットプロバイダーとして関わる中で、FAとして事業戦略面からM&A案件に携りたいと考えるようになり、FAS系コンサルティングの業界に興味を持ち始めました。
ムービンを選んだ理由・感想
人生で大きな分岐点となる転職活動を進めるにあたり、失敗をしたくないと考え、コンサルティングファームへの転職で評判の高かったムービンにコンタクトをとりました。FASに共通していえることですが、M&A戦略ポジションは特にコンサル適性を厳しく見られるのでコンサル転職と金融転職に強いムービンさんは私にとってドンピシャのエージェントでした。
転職のきっかけ
メーカーにて営業を2年経験した後に経理部に異動となり、3年程従事しておりました。出身企業では、一度経理などのバック部門を経験するとそれ以外の領域にはなかなか行くことは難しく、先が見えてしまったことで面白さに欠けたと感じたことが転職のきっかけです
ムービンを選んだ理由・感想
コンサルに興味を持っていたため、その領域の転職に強いと評判だったムービンさんに話を聞きました。初めての転職ということもあり右も左もわからない状態でしたが、面談では担当の方が丁寧にお話をしてくださり、私自身が気づいていない観点なども指摘いただき、志向を整理することができました。そのなかでコンサルよりもより数字の観点で細かく見ていくFASが自身の志向とあっていることに気付くことができました。
転職のきっかけ
監査法人にて会計監査を中心に業務に携わっていましたが、業務を通じて厳しい競争に直面している企業に貢献したいと感じはじめ、特に事業再生領域にて自身の会計の知識を活かしたいと考えたことが転職のきっかけです。
ムービンを選んだ理由・感想
まともな採用選考は初めてでしたがムービンさんは書類作成や面接対策において基本的なことから会計士としての経験をどのようにアピールすればいいか、事業再生領域との親和性は何かなど選考を突破するうえで重要なことまで網羅的に支援してくださいました。私の場合は要注意先企業の会計監査の経験やタフワークをこなせる心体両面でのタフネスが評価され内定をいただくことができました。
未経験者採用中のFAS求人のなかから弊社キャリアコンサルタントが厳選したものを一部ご紹介致します。 他にも多数のFAS求人がございますので興味のある方は是非お気軽にご相談ください。
業務内容
■ビジネスバリュエーション(企業価値評価)
M&Aにおける対象企業の業態や局面に合わせて、企業価値・事業価値・株式価値等の価値評価を実施
■財務報告目的のバリュエーション
評価対象資産の状況に応じてカスタマイズされたアプローチおよび手法によるバリュエーション業務を提供
■パーチェス・プライス・アロケーション(PPA)
有形資産、無形資産を含む、M&Aにより取得するさまざまな資産・負債の公正価値のバリュエーション業務を提供
■オプション評価
ストックオプション、種類株式、条件付対価(アーンアウト)等の評価業務(評価モデルの構築、評価レビュー等)。なお、本スキルを活用して、幅広く分析・評価にも関与可能
■債権評価
債権に関する評価業務(ただし、債権評価業務を中心に、他のValuation業務に関与することも可能)
想定年収
経験・能力・現職年収/前職年収を考慮の上、応相談
求める人材
1. 銀行や証券会社、保険会社等の金融機関でValuationに近い業務を行ってきた方(3年以上)
2. 事業会社にて財務部門でValuation・投資評価の経験がある方(3年以上)
3. 監査法人にて監査業務を経験され、Valuation業務に関心がある方(減損テスト等の経験は優遇)(3年以上)
4. 同業他社でValuation業務を行ってきた方(2年以上)
業務内容
国内およびクロスボーダーでの企業買収、資本提携、事業提携 等の案件組成段階から実行および案件成立以降までをも含む各プロセスにおける戦略面のアドバイザリー業務
想定年収
経験・能力・現職年収/前職年収を考慮の上、応相談
求める人材
以下いずれかの経験者
-監査法人での監査・アドバイザリー業務経験者
-コンサルティングファームまたはシンクタンクでの調査・分析、戦略立案 等の経験
-事業会社における企画・事業投資経験
業務内容
リストラクチャリング部門の主な業務内容は、事業の再編・再構築、ターンアラウンドに関するアドバイザリーサービスです。
事業の最適化・再構築・再編に関して、財務とオペレーションの両面での検討・改革からM&A(買収・JV・売却等)の活用まで一気通貫したサービスを、国内・クロスボーダーで提供することを志向します。
1.事業再編・再構築支援(In-in、In-out、Out-in)
戦略オプションの検討や、グループ内外との事業・組織再編、JV設立・解消、事業・子会社の売却・清算等において、以下の支援サービスを提供します。
・戦略オプション(維持・改善・再編・撤退等)に係る定量・定性面の影響分析
・FA(買収・売却・統合に係る各種交渉、ディールマネジメント等)
・デューデリジェンス受入対応
・事業・財務デューデリジェンス
・財務モデリング(BS・PL・CF、個社・セグメント・連結)
・カーブアウト財務諸表作成支援、スタンドアローン問題の検討
・事業計画・統合計画策定(改善施策、シナジー効果の分析等を含む)
・撤退計画の立案・実行
・再編ストラクチャー検討(財務影響及びPros. Cons.の分析)
2.ターンアラウンド〜オペレーショナル・リストラクチャリング支援
事業計画の達成に向けてオペレーションの領域まで踏み込んで施策を検討し、企業・事業の改革・再生を支援します。現状把握・課題の体系化、改善機械の抽出から、改革施策の検討・数値化、アクションプランの策定・実行において、以下のサービスを提供します。
・オペレーションと財務の実態把握及びKPIの分析
・課題の抽出(M&A、再編、業務効率化、税務効率化、海外進出など)及び構造化
・改革施策の検討と財務インパクトの算出
・新オペレーション全体像の策定(オペレーション戦略、戦術、業務、インフラ)と、実行ステップの定義、財務数値計画の策定
・改革実行計画の策定
・実行フォロー
3.ターンアラウンド〜ファイナンシャル・リストラクチャリング支援
・事業・財務面で窮境状況に陥った企業・事業の再生/ターンアラウンドを、法的整理や私的整理の枠組みも利用しながら支援します。
・資金繰り分析及び安定化
・事業・財務の現状把握(外部・内部環境、実態BS、正常収益力、KPI等の分析)
・財務評定、清算BS作成
・事業再生計画策定(窮境原因の分析、計画骨子・改善施策・数値計画・弁済計画策定)
・再生ストラクチャー検討(財務影響及びPros. Cons.の分析)
・FA(スポンサー選定、ノンコア事業・資産の売却等)
・デューデリジェンス受入対応支援
・金融関係等の利害関係者への説明、利害調整
・モニタリング
想定年収
経験・能力・現職年収/前職年収を考慮の上、応相談
求める人材
1.4年制大学卒以上の学歴(必須)
2.以下のいずれかの資格・経験を有し、企業・事業の課題の整理に関して主体的に取り組む高い意欲のある方
(1)公認会計士又は米国会計士などの外国会計士資格
(2)以下いずれかの職務において原則約2年以上の実務経験を有する方
■大手監査法人(Big4)での監査実務経験(国内外問わず)
■コンサルティングファーム等でのサプライチェーン改革、ビジネス・プロセス・リエンジニアリングやコスト削減等プロジェクトにおけるサービス提供経験
■事業会社での構造改革・業務改革の企画・立案・実行に関する実務経験
■金融機関・ファンド・商社・アドバイザリー会社等でのM&Aや再生関連の実務経験
■大量のデータ処理、財務的観点からのデータ分析及び財務モデリング(Excel)の実務経験者。VBA等の活用も含め、作業効率化や問題解決していける方
3.英語力あれば尚可
業務内容
(1) M&Aアドバイザリー(国内・海外)
・M&A案件ソーシング
・M&A戦略立案・交渉支援
・資本戦略/資金調達検討支援
・M&Aストラクチャーの設計/組織再編等の実行支援
・株式価値算定
(2) トランザクション支援(国内・海外)
・財務DD
・PPA
(3) PMI(統合マネジメント)
・統合計画の策定/シナジー効果測定
・PMO支援
想定年収
経験・能力・現職年収/前職年収を考慮の上、応相談
求める人材
【求める経験】
・メガバンクで2年以上の法人営業・投資銀行部門の経験がある方
・何らかのM&Aに関する業務経験・知識をお持ちの方
・公認会計士、税理士、弁護士等の資格を保有している方
・FAS、監査法人、税理士法人、コンサルティング会社、金融機関、投資ファンド、事業会社等における実務経験を有する方
・M&Aの業務に挑戦したいという強い意欲をお持ちの方
・英語歓迎
業務内容
・ディールアドバイザリー業務(クロスボーダー含む)
・ポストM&A(PMIコンサルティング)
・事業承継に関するコンサルティング
国内外におけるM&A・組織再編等のアドバイスを行う。国内M&A、及び国内中堅・中小企業向けの事業承継関連コンサルティングを行うほか国内及び欧米を中心としたクロスボーダー案件を実施。アジア関連コンサルティングおよびファイナンシャル・アドバイザリーも展開。
想定年収
経験・能力・現職年収/前職年収を考慮の上、応相談
求める人材
・戦略、総合系コンサルティングファーム出身者、公認会計士・税理士、M&A関連業務経験者、金融機関出身者、大手事業会社における企画系職種及び経理財務出身者等
・英語力尚可
業務内容
中堅・中小企業向け企業再生のコンサル
想定年収
経験・能力・現職年収/前職年収を考慮の上、応相談
求める人材
・公認会計士
・税理士
・銀行法人融資営業の経験者
弊社では今後のキャリアについてのご相談や、転職についての個別説明会を随時実施しています。まずはご志向や不安点やお悩みの点をお聞きし業界情報のご提供や、キャリア形成についてのご相談をさせて頂きます。
なお、すぐにご転職をお考えでなくとも、3年・5年といった長い時間軸でのキャリア形成のご相談も設けておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
※弊社サービス・ご登録など弊社をご利用するすべてのサービスは無料です。
日程 | いつでも(お申込み後、担当キャリアコンサルタントとご相談ください) |
---|---|
場所 | 電話・オンライン・対面(弊社オフィス) |
対象 |
・FASへのご転職をお考えの方 ・まだ先の転職だが次のキャリアとしてFASにご興味のある方 など。 |
内容 | 本相談会では、意見交換・ご相談をさせて頂きながら、キャリア機会のご紹介、転職成功のためのアドバイスをさせていただいております。 |
費用 | 無料 |
マーケット状況やご志向、キャリアプランの相談でも結構でございます。
ご自身の可能性を知りたいという方はぜひ一度弊社スタッフへお問い合わせください。
ご自身では気づかれない可能性も見つかるかもしれません。
初めての方へ - 転職を検討される金融業界の方へ【キャリアの考え方】
各出身業界・バックグラウンド・ご志向別に、どのようなキャリア選択肢があるのか、採用動向や実際にご支援させて頂いた転職事例などをご紹介いたします。
野村證券インベストメント・バンキング 採用セミナー
開催日:
2024年11月12日(火)オンラインセミナー 20:00-21:00
2024年11月21日(木)オンラインセミナー 20:00-21:00
締切日:
各セミナー前日
初めての方へ - 転職を検討される金融業界の方へ【キャリアの考え方】
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