

movin:
貴社ではどのように人事評価をされているのですか?
ABD 栗原様:
職位別に満たすべき要件を設けており、こちらに照らし合わせて評価します。細かいスキル・知識の項目や、理解力、作業力、プレゼンテーション能力、指導力等様々な項目について、職位毎に求める水準を定義しており、こちらに基づいて各項目が達成できているかどうかを、自己評価とパートナーの評価を擦り合わせて評価しています。
movin:
どのくらいの頻度で実施されるのですか?
ABD 栗原様:
年に2回ですね。中間レビューと期末レビューとの2回で評価を実施し、こちらに基づいて昇進や業績連動賞与が決まります。最近の経済情勢や会社業績等を考慮して、給与テーブルそのものを少しずつ上げていますので、全体的にベース給与も上がっています。
movin:
ある程度実力主義の評価制度になっていらっしゃるのですか?
ABD 栗原様:
そうですね。昇進も早い方とややスローな方に分かれますね。やはりアウトプットに差が出るので、それを反映して実力のある方を実力に見合うポジションに…という考え方でやっています。賞与についても、1人1人の経験量・業務量に見合ったものをお出ししなければいけないと考えていますので、結果に応じて手厚く報いるようにしています。
ABD 加藤様:
もう1点補足すると、顔の見える会社を目指しています。小所帯でずっと一緒に仕事をしているので、各メンバーがどのような仕事をどのようなレベルでやっているか、皆だいたい分かります。なので、評価されるべき人がきちんと評価される組織にしたいと思っています。
movin:
人材育成については、どのような形で行っていらっしゃいますか?
ABD 栗原様:
基本的にはOJTがメインになりますので、業務を通じて覚えていただく形になりますが、チームで案件を進めていきますので、1人でやらせるのではなく、経験者と新人がセットで案件に入り、新しいメンバーをフォローできる体制でやっています。
ABD 加藤様:
加えて、大手ファームと比べるとマネジメントとメンバーの距離も近いので、我々パートナーがしっかりと節目節目で見るようにして、ナレッジの伝達とクオリティーコントロールをするようにしています。

movin:
最後に、貴社にご関心をお持ち頂いている候補者の方々に対して一言ずつメッセージをお願い致します。
ABD 加藤様:
弊社と大手ファームの違いを感じ取っていただいて、魅力を感じていただける方には是非ご入社いただきたいです。大手ファームにはない良い点として特に、自由にできる・個々人の裁量が大きいという点があるので、若手クラスでもやる気になればどこまででもできると思っています。
組織に与えられたことを淡々と行うのではなく、プロアクティブに自分で何かを実現していこう・達成していきたいと思っている方には、いい環境が整っているかと思います。
後は、前述の通り弊社は事業をしっかりと分析しながら最終的に数字に落とし込んでいくというコンサルティングスタイルを取っており、商品点数の多いメーカーや店舗数が多い小売業の案件も多いので、メーカーの事業をちゃんと見てみたい方や小売店のオペレーションをちゃんと見てみたい方にも、是非ご入社いただきたいと思います。
最後に個人的な想いとしては、「選球眼」を持ってお越しいただきたいと思っています。コンサルティング業界はプレーヤーも多くまた昨今は積極採用の会社も多いようなので、つい目移りされてしまうかもしれませんが、だからこそ「選球眼」をもって、自らにとって大事なことを見失わずに活動していただきたいと思います。大手で一メンバーとしてキャリアを作っていきたいのか、個人としてスキルと経験を高めていきたいのか、どのような将来を目指しているのかをしっかり考えた上で、応募していただきたいと思います。
ABD 栗原様:
加藤が既にほとんど言いたいことは伝えてくれましたが、追加で一言添えると「自身の存在感」を示したい方に来て欲しいですね。サラリーマン的な発想で「○○社の看板を背負いたい」という方ではなく、「ここで○○をやりたい」という強い意志を持って、「ABDという場を利用して、自分の力でやりたいことを実現したい」という人に来て欲しいと思います。
後は、これは私の仕事観になってしまうかもしれませんが、仕事はある意味で人として成長する大きなチャンスだと思っており、チャンスは会社からもらうものではなくて、自分で作るものだと思っています。その観点から申し上げると、100人いる会社に入社した時の1/100の期待感と、弊社のような20人前後の小さい組織に入社した時の1/20の期待感は全然違ってきます。この期待感の重さを負担に感じるのであれば、大手ファームでキャリアを積まれた方が良いと思いますが、この期待感をチャンスだと思って、自らチャンスを掴みに行くエネルギーがある方には、是非ご入社頂きたいと思っています。我々も皆様の期待に応えられる自信はあり、人を大切にし、時間も大切にし、個人を尊重して、成長を促す自信はあるので、こういった環境でチャンスを掴んで欲しいと思っています。
movin:
加藤様、栗原様、素敵なメッセージをありがとうございます。本日はご多忙の中本当にありがとうございました。
1988年、且O井銀行(現 且O井住友銀行)入社、コーポレートファイナンスならびにM&A業務に従事し、数多くの事業ポートフォリオ再構築プロジェクト、事業再生案件に従事。
2001年、朝日アーサーアンダーセン梶i現 プライスウォーターハウスクーパース梶j入社後、プロジェクトマネジャーとして大手総合商社の財務再建や経営管理制度構築を支援、並びに企業ポートフォリオマネジメントや多くのM&A取引はじめ企業価値評価ならびに事業再生業務に従事。
2005年、アドバンスト・ビジネス・ダイレクションズ(ABD)(株)創業と同時に代表取締役就任。育児機器製造販売会社の事業再生プラン策定支援、金融機関交渉支援、M&Aフィナンシャルアドバイザリー業務に従事。
早稲田大学理工学部卒。事業再生実務家協会正会員。
1995年、監査法人伊東会計事務所(現あらた監査法人)入所、最大手の自動車メーカーを中心とした会計監査、Due Diligence 、会計・税務・コンサルティングに従事。
2001年、朝日アーサーアンダーセン梶i現 プライスウォーターハウスクーパース梶j入社後、総合商社の財務再構築プロジェクトの主要メンバーとして、数多くのM&A取引に従事。
2005年、ABD設立後、企業内の投資実行時の包括的コンサルティング、大手製薬会社の無形資産評価、様々な企業の有価証券・固定資産の減損テストにおける評価、消費財製造業・食品製造小売会社等の再生支援のための事業収益性分析・課題の抽出整理・改善計画の立案実行支援、企業向け研修講師等に従事。
東京大学卒。公認会計士/税理士。事業再生実務家協会正会員。
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