
メガバンクに勤務していたT.Mさん。当初弊社にご相談にいらっしゃったときはファンドへのキャリアを強くご希望でしたが、当時の転職マーケットではそのキャリアでは非常に厳しいのが実情でした。
そこで、中期の目標として「ファンドへの転職成功」を立て、逆算しながら戦略的にキャリア構築をしていくことにしました。
T.Mさんに当時を振り返って頂きながらこの体験談を書いて頂きましたので、ぜひファンドへのご転職をお考えの方はご一読いただけると幸いです。
ムービンとの相談から転職決意

私がPEファンドへの転職を漠然と考えており、ムービンさんに相談に伺ったのは今から4年半程前のことでした。
その際、PEファンドに詳しいキャリアコンサルタントの方に担当して頂き、初回面談にて
1.ファンド業界の全体像
2.ファンド業界の求めている人材要件
3、ファンド業界へのキャリア形成
について具体的にお話を頂きました。
その時点では、有名なファンド数社の名前のみ知っている程度の知識量でしたので、まずは、ファンド業界全般のお話(ファンド業務詳細、投資対象、投資手法等に基づいたファンドの分類等)をお伺いさせて頂いた上で、より具体的にファンドを学ぶことが出来る書籍等を教えて頂きました。
また、ファンド業界の求めている求人要件に関してもお伺いさせて頂き、銀行での融資業務経験が約3年、及び本部でのプロジェクトファイナンス業務の経験が約1年の私では、ストレートにファンドにジョインすることが難しいという率直なご意見を頂きました。
具体的に、PEファンドが求めているのは、「投資銀行・FASでのM&A経験(総合商社でも可)」、もしくは「戦略ファームでのコンサルティング経験」、が必要であるとのことで、いずれかの道にて経験を積んだ上でチャレンジすることをオススメ頂きました。
ファンドが難しいのであれば、現職にて投資銀行部門への部署異動についても検討いたしましたが、大きな金融機関でしたのでいつ移動できるか?そもそも移動できるのか?が不明瞭で、転職を志すことに決意致しました。
(そもそもPEファンドにチャレンジするには、20代後半〜30代前半の採用枠が最も多いと伺ってたこともあり、キャリアを切り拓いていくために早く動くことを決意致しました。)
FAS業界への転職
金融機関に所属していたこと、学生時代に経済学部にてコーポレートファイナンスを勉強していた等のバックグラウンドを活かしやすいこともあり、M&Aの経験が積める「投資銀行」、「FAS」を視野に入れ転職活動をスタート致しました。
数社選考をした結果、M&Aのエグゼキューションの経験が豊富に積めるFAS業界からオファーを頂くことができ入社を決めました。
ムービンさんからも何年か経験を積み、来るべき時期までFASでのキャリアを構築していきましょうとお話ししました。もちろん途中でファンドではなく違う道への興味も出るかもしれませんが「金融」という軸でキャリア設計することの大事さも学ばせて頂きました。
その後、FAS業界で経験を積んでいる際も、ムービンさんのキャリアコンサルタントの方とは数ヶ月に一度コンタクトを取らせて頂き、求人情報やファンドが主催しているセミナー等をご紹介頂きました。
というのもファンド業界は常にポジションがオープンしている企業ばかりではなく、ファンドレイズのタイミングや、ピンポイントでの追加採用枠が発生した時でないと、採用していないファンドも多かったため、タイミングが非常に重要であり、常に情報収集をしておく必要があったからです。ムービンさんはファンド業界に精通されており、日頃から情報収集をしていらっしゃるようで、いつご連絡しても最新の情報を伺うことが出来ました。
ファンドへの挑戦

その後、現職にて約2年半業務経験を積み、昇進をしたタイミングにて満を持して、意向が高く、かつ採用意欲も高いと伺っていた3つのファンドに応募をしました。
ファンド業界の面接は一度に数名の方々とお会いし、志向を非常に深堀されることが多くタフなものでしたが、数年かけて、ファンド業界について学んでおったこともあり、そのうち一社からオファーを頂き念願のファンド業務に携わることが出来ました。
現在は、FASでのM&Aの経験を活かし、投資のエグゼキューション業務を中心として携わっておりますが、今後は投資先のバリューアップにも携わる機会を頂けそうです。
簡単ですがこちらが私がPEファンドのオファーを勝ち得た経緯となります。
担当キャリアコンサルタントから
T.Mさんはこの度、メガバンクからFASに転職されM&A業務を経験された後、見事PEファンドへのご転職を成功されました。
今回の成功要因は、
・PEファンド業界にチャレンジするために、必要なスキルセットを明確にし、そのスキルを得られる業界への転職にチャレンジされたこと
・FASに入社されてから3年後にPEファンドにチャレンジすることを見据えて、その間もファンド業界について情報収集及び研究をされていたこと
が大きな要因かと存じます。
PEファンド業界を志す候補者様の層は、IBD・FAS出身者、戦略ファーム出身者等が多く、スキルセットではそこまで大きな差がつかないことが多いです。
その中で、T.Mさんは日頃からファンド業界への情報収集・研究を怠らず、面接時に強い熱意をお伝えし差別化出来たことが面接時に評価されました。
※もちろんM&A業務の経験も積極的に積まれておりましたので、スキルセットも高く評価されました。
以上のように、PEファンドのような最難関業界へのキャリアアップを成功させるためには、T.Mさんのように、ゴールを明確にし、逆算をして必要なスキルセットを習得し、その上でチャレンジされることが有効です。
現状のキャリアではチャレンジすることが難しい業界でも、今後のキャリア形成の仕方次第で十分に切り拓けること多いので、是非、一度弊社キャリアコンサルタントにご相談いただけますと幸いです。
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