フロンティア・ターンアラウンド インタビュー

  1. お二人のご経歴
  2. 得られる経験・スキル
  3. 他社との違い
  4. フロンティア・ターンアラウンドが求める人材

お二人のご経歴

movin:

早速ではございますが、はじめに皆様のご経歴を簡単にお伺いさせて頂けますでしょうか。

加藤様:

私は2009年入社で、入社前は四大監査法人の一つで会計士として、主に金融機関の監査業務に5年程携わっていました。
入社当初はフロンティア・ターンアラウンドではなくフロンティア・マネジメントのファイナンシャルアドバイザリー(FA)部に所属しており、いわゆるM&Aのアドバイザー業務に取り組んだ後、2013年に異動希望を出してフロンティア・ターンアラウンドに来ました。

坂本様:

私は、新卒で外資系戦略コンサルティングファームに入社しまして、そこで2年弱を過ごしたのち、内戦・自然災害の支援を行うNGOに籍を移して、アフリカの南スーダンで2年弱支援活動をしておりました。その後、東北の震災の後の沿岸部の経済復興支援で、現地の中小企業事業者の支援に携わる機会があり、地域の企業支援に非常に魅力とやりがいを感じたため、地域経済の支援に深く関われる組織として、フロンティア・マネジメントを選択しました。
その当時は、外資系投資ファンドにも興味がありましたが、どちらかと言えば完全に地域企業にハンズオンで入れるようなポジションに興味があり、ご縁があってフロンティア・マネジメントのコンサルティング部に入りました。そして所属チームの分社化によりフロンティア・ターンアラウンドが設立され、現在に至ります。

movin:

今までどのような案件をご経験されましたか?

加藤様:

ハンズオンでの経営支援案件が主になります。たとえば、「長く赤字が続いている会社をなんとか黒字化する」という命題の下に、従業員100名程度の地方の製造業に関与し、一時期は経営改革担当の取締役として従事していました。また、バイアウト・ファンドの投資先に対して、管理部長的な役割でクライアントの内側に入り、経営改革のサポートを行うという案件も経験しています。

坂本様:

私もハンズオンの案件が中心になります。地方の食品メーカーに対して1年程経営企画担当として内部に入り、クライアント企業の経営者と共にハンズオンで経営改革を行いました。また、ファンド投資先の経営支援に入り、地方の本社と東京の営業所を周りながら経営改革を実行する案件も経験しました。いずれも、現場と一緒に実行推進を行う形の案件です。

得られる経験・スキル

movin:

フロンティア・ターンアラウンドに入社後、身につけられたスキルや経験としてどのようなものが挙げられますか?

加藤様:

一番はやはり「経営者と同じ目線でものを見る」という経験です。我々は会社の中で中核的な立場をもらって支援する関わり方を目指しており、実際そういったケースが多くあります。

我々のワークスタイルで特徴的なのは、業務スコープの変更に柔軟であることです。いわゆるコンサルティングやアドバイザリーと言うと、例えば「スコープはこうです、それに対して対価はいくらです。」という決め方をするのが普通だと思いますが、実はスコープをあまり明確に決めない方が上手くいくと私は思っています。何故かというと、その時その時で必要なことは常に変わって行くので、初期仮説や初期スコープにとらわれず、経営者の目線、全社で何を一番やるべきかを常に考え、Updateする必要があるからです。そういう関わり方ができることが非常に良い経験だと思いますし、すごく抽象的なのですがスキルかな、と思いますね。

坂本様:

リスクテイクする点も我々のワークスタイルの特徴だと思います。業績の利益目標などをコミットするので、そのコミットした数字を出すために戦略を考え、実行推進もします。経過によっては、現場を鼓舞しながら我々も一緒に営業など実務を行います。この点に関して、「やり切ります」と言ってしまうのはこの会社ならではと思います。

movin:

クライアント先に常駐するときに、クライアント側の御社に対する見方はいかがですか?外部から人材が来る事に対し、抵抗感はあるのではと思いますが。

加藤様:

ありますね(笑)。

movin:

その場合、どのようにコミュニケーションを築いていらっしゃいますか?

坂本様:

ケースにもよりますが、現場側の方に対しては課題を吸い上げてマネジメントを巻き込んで解決すると「あぁ、やってくれるんだ」という雰囲気が生まれますし、経営陣の方がこちら側の問題解決のスキルや問題の構造の整理の点で「あぁ、上手く考えてくれる人たちなんだ。」といった能力面で魅せる場合もありますね。

加藤様:

我々が入る企業様のケースとして多いのは、業績が厳しくてなかなか頑張っているものの利益が出ないとか、売上が徐々に減少しているところをどうしたら良いのか、という状況です。多くの場合、皆の『共通の利益』すなわち「普通に利益が出て成長していく会社」に変化していくことを、愚直にやって行くことで信頼を獲得していけると思っています。

他社との違い

movin:

ありがとうございます。 加藤様や坂本様のように監査法人や外資系コンサルティングファームから来られて、御社の特徴や雰囲気の違いなどあればお聞かせいただけますでしょうか?

加藤様:

監査法人との一番大きな違いは「意思決定、実行に至る過程にまで深く関われる」ところです。
フロンティア・ターンアラウンドでは、クライアント企業の経営者の目線を持ちながら、重要な意思決定に直接的に関与する機会が数多くあります。言うなれば「経営者の疑似体験」ができるというのが大きい特徴です。

坂本様:

まさに「経営者の擬似体験」が出来るところですね。業績にもコミットする分、意思決定のかなり深いところまで踏み込んで行けます。前職の外資系コンサルティングファームですと、大きい企業の戦略なのでハンズオン型では入りませんし、入ってはいけないといった雰囲気もありました。一方、フロンティア・ターンアラウンドでは、事業規模は数十億〜数百億の規模感ですが、事業全体に関わることが出来、企業活動のほぼ全てに触れることが出来るといったところが大きな特徴です。

movin:

フロンティア・マネジメントの他の部門との連携はいかがでしょうか?

加藤様:

連携の機会は多いですね。いくつかパターンがありまして、一つはフロンティア・マネジメントにはコンサル部門があり、そこに業種別・産業別の専門家がいるため、その専門性を必要とするケースでは連携する動きになります。資本政策的な話が絡む場合であれば、FAの部門と連携します。

実際、私が携わった案件でも、支援している過程で事業承継の検討が必要になりまして、私自身は専門ではないのでフロンティア・マネジメントの事業承継部門と一緒に案件を行うことになりました。もともとは1つの会社なので垣根は無いです。

movin:

お二方は今後のキャリアについてはどのようにお考えでしょうか?

加藤様:

フロンティア・ターンアラウンドを今以上に、経営人材あるいはそれを支える人材を輩出していけるようにして行きたいと思いますね。

坂本様:

やはりコンサルだと2年程度のスパンで離れていってしまうので、私はどちらかというと、コンサルの立場より事業者の中に入って、数字にもコミットして、3年・5年というスパンで事業を育てて行くことをやって行きたいという欲求が強くなってきました。

フロンティア・ターンアラウンドが求める人材

movin:

ありがとうございます。
次に御社の求める人材についてお伺いしたいと思います。

加藤様:

若手であれば、意志の強さや弊社がやりたい事の共感は重要で、かなり合う/合わないがハッキリする会社だと思います。加えて基本的な論理的思考力や、数字に対する感覚があるとベターですね。

坂本様:

分析の切り口がずば抜けていたり、深い業界知見がなくても良いのかなと思います。どちらかと言うと、本気でものを動かして成果を出したい、複雑で絡み合う矛盾したものを組み合わせて実現したい、という動機がある方が良い気がします。

movin:

お二方は面接の時は候補者のどのような点を特に見ていらっしゃいますか?

加藤様:

私が見ているのは、弊社とフィットしそうか、論理的に物事をとらえられるか、という点です。加えて、弊社で仕事をやっていると数字の感覚、いわゆる財務諸表に対する基礎的な理解、感覚が無いと辛いので、そのあたりは面接の際に確認しています。

坂本様:

私は、応募者の「目」です。途中で逃げてしまう人ではダメなので、やり切れるタイプの方かどうかを目を見て判断しています。あとは失敗体験です。「失敗体験は何か?そこからどう学んだか?」に対する回答に、その人の価値観や行動規範が表れてくるケースが多いので。

movin:

事業会社志向の方にとっては、フロンティア・ターンアラウンドの環境はどのように思われますか?

加藤様:

良い面と悪い面があると思います。我々は現場には入り込みますが、やはり時間の期限というのはあって、10年続けて関与することはほぼ無いので、そこまで長くコミットできないという制約はあります。一方で、事業会社で経験する以上に、広範なテーマにおける重要な意思決定を短期間で経験できますので、その意味で良い経験ができると思います。

坂本様:

やはり、大手の事業会社ですと個人が影響を及ぼせる範囲や程度が、かなり限定的なケースが多いのではないでしょうか。また、運よく大きなチャレンジの機会をもらっても、もしそこで失敗したら、なかなか次のチャレンジの機会は訪れないかもしれません。そういう意味で、事業会社は安定的ではある一方、職業人としてのチャレンジの機会はある程度限定されてしまうと個人的には感じています。弊社であれば、自分の能力・努力次第ですが、大きなチャレンジの機会、成果を生む機会は相対的に多くあると感じます。

movin:

それでは、最後にいま転職活動をしている方々で、御社に関心を持っており、これから同じような領域を目指しているという方たちへメッセージをお願い致します。

坂本様:

「経営者の擬似体験」をしたいのであれば、非常に良い場であると思います。実際に、事業運営・意思決定に直接携わる機会が多いですが、個人で起業するケースとは違い、自分が債務保証することはなくリスクは限定的ですし、ファンドに単独で経営者として送り込まれるよりは、チーム3〜4人で連携して動くので、自分の得意領域を活かしながら、チームの別メンバーの力や専門性を吸収できます。自分自身の能力開発面においても、恐らく魅力的な体験になると考えています。

加藤様:

コンサルティング的な経験もしたいし、事業会社に近い経験もしたいという、両方の体験ができる場だと思います。普通は両立し得ないものが両立できる会社だと思いますので、そう行った志向の方には良いと思います。

movin:

本日は貴重なお時間を頂きありがとうございました。

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