デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA) のLSHCセクター CFA部門とはどんな組織なのか、転職理由やキャリアパス、働き方などについてシニアマネジャーに詳しく話をお聞きしました。
インタビュー シニアマネジャー
LSHCセクター CFA部門
シニアマネジャー
A.K氏
<経歴>
ライフサイエンス、TMT及びコンシューマ業界において買収/売却/ライセンス案件に携わり、pre-M&A、on-deal、クロージングからPMIまでファイナンシャルアドバイザリー業務の各種業務を遂行。大手証券及びM&AブティックファームでのM&A業務を経て、2019年デロイトに入社。同社で、主に、ライフサイエンス領域における国内/クロスボーダー案件のオリジネーション/エグゼキューションに従事
Movin:
K様が転職した理由、なぜDTFAに決めたかお聞かせください。
K様:
理由は三つあります。
強固な横連携から創出できるサービスラインの充実さ:
クライアントの課題に耳を傾けてベストソリューションの考案がプロフェッショナルとしての至上命題と思います。非連続的成長の一つであるM&Aは戦略フェーズ、実行フェーズ及び統合フェーズの多岐にわたるプロセスの結晶ともいえ、ディールエグゼキューションだけではM&Aの包括的なサービスの提供になりません。DTFAは成長戦略策定支援から、BDD/FDD/TDD、バリュエーション、PMIまでに精通する専門家が揃っており、各サービスラインの有機的な融合によるホリスティックなM&Aサービスが提供可能です。
国内外のネットワーク:
世界で150か国にメンバーファームが存在する一方、国内で40以上の拠点を保有する事実は、デロイトのブランドバリューを語る客観的な尺度と思います。国内地方のクライアントから世界中あらゆる地域で組織上の弊害なくサービス提供できる体制は追随を許さないものだと思います。
カルチャー:
ランクは関係なく、パートナーからマネージャまで気軽に忌憚なくコミュニケーションできるところは評価に値します。また、DEIはDTFAのモットーの一つであり、バックグランドを問わずだれでも安易に参加できるインクルーシブな会社風土はプロアクティブかつ挑戦を恐れない人材の輩出に貢献していると思います。
Movin:
実際にDTFAに入社したことで感じたことやカルチャーについてはいかがですか?
K様:
入社直後、e-learningが山ほどあり苦戦しましたが、エシックス及びコンプライアンス遵守に重みが置かれている点が実感できました。各サービスラインの連携は思った以上に強固で提案から実行まで一緒である案件が多い印象です。それぞれの専門家が放つコメントは非常に勉強になりますし、知見が広がるケースが多くあります。DTFAのみならず、デロイトグループとしての総合力及び団結力は肌で感じました。隣の席に会計士、ビジネスの専門家いる一方、電話一本でグループ内の税理士、弁護士に話しができて、皆さん真剣に向き合ってくださる点、デロイトの仲間意識を物語っていると理解しています。
海外チームとのやり取りは日常的に起こります。米国、欧州(東欧州含む)、アジア、アフリカなどの地域のメンバーファームと案件ベースでタッチポイントの設定はもちろんのこと、双方のビジネス創出機会から情報交換まで定期的に行います。お互いのクライアントニーズの把握から提供可能なサービスをディスカッションなど、コミュニケーションが頻繁に行われます。
困ったときパートナーでもすぐに相談に乗ってくれたり、個々人にあった働き方や案件への関与の仕方など、己の満足度をいかに維持できるか組織として考えています。新型コロナの時期において、ほかの会社に先駆けてと言えるかもしれませんが、2020年2月末から一斉在宅勤務制度が施行され、様々な制限があるなか自宅で仕事できる環境作りとのため補助金が支給されるなど、従業員の安全・安心を優先的に考えていることが良く分かるイベントでした。
Movin:
K様が支援した、印象に残っているプロジェクトはどのようなものがありますか?
K様:
印象に残ったプロジェクトとしては、某製薬大手のマチュアード製品、いわゆる特許切れ医薬品のグローバルダイベストメントが挙げられます。本件は対象資産の譲渡先の選定、タッピング、譲渡資産のバリュエーション、候補先の一時意向表明書の提出、DD支援、候補先のバインディングビッドの提出、資産譲渡契約書及び付随契約書のドラフティング支援・交渉・締結、一次クロージングというセルサイド案件の一連の流れを支援した案件でした。グローバルダイベストメントなので、譲渡候補先をグローバルで選定・整理したうえで、現地デロイトメンバーファームの力も借りながら各候補先に打診できたことは、グローバルカバレッジは150か国であるデロイトブランドの強さを改めて感じたモーメントでした。クライアントがグローバル製薬会社だけに担当チームが世界各国に分散されていて、各チームとの連携が一層重要でした。ライフサイエンス特化型チームにクロスボーダー案件のトラックレコードを掛け合わせて、クライアント社内PMO支援も提供し、タイムリーな情報提供からオンボーディングに向けた説明会を実施したうえで、各チームが同じ土俵に立ってそれぞれの果たすべき役割を実装しやすい環境作りを構築しました。対象資産はグローバルで実績を誇っており、バリュエーションは各国の医療業界のトレンド、規制・制度に起因する背景がある中で、ライフサイエンスの専門家として各地域のトレントから得られるインサイト、規制・制度が与える影響を勘案したバリュエーション及び交渉に努めて、案件成立に貢献しました。
Movin:
ライフサイエンスチームではどのようなメンバーが活躍していますか?
K様:
ライフサイエンスチームだからと言って、メンバーの皆さんがライフサイエンスバックグランドであるわけではありません。新卒でDTFAジョインしたメンバーは学問がそれぞれであり、中途採用でもラフサイエンスバックグランドとは限りません。活躍されている皆さんに共通している要素は三つです。飽きなく探求心、常に考える精神、及び問題解決能力。一見、ソフトスキルのように見受けられるこれらのファクターは、ハードスキルの取得にも必要であると思います。一言でM&Aとは言え、同じ案件はありません。紆余曲折する流れの中、局面に応じた最適なソリューションの提供が求められます。標準化された解がなければ、マニュアルもありません。チームメンバーは、前述の三つの要素を梃に、クライアントがおかれている状況だけではなくその背景まで掘り下げて考え、クライアントが掲げているゴールを把握し、カウンタパーティーとのやり取りを的確に状況認識し、クライアントのニーズに合うソリューションの提供に励んでいます。自走する心構えで取り組んでいるチームメンバーは、クライアント満足度を向上しつつ、自己成長も実感している状況と認識しております。
Movin:
チームとして、どのような人と働きたいですか?また、どのような人がマッチしますか?
K様:
M&Aに関心があるまたは経験があり、ライフサイエンスがわからなくてもキャッチアップする自信があり、チームワークに楽しさを感じる人はフィットネスが高いです。また、デロイトに参画した時点で皆さんはリーダーです。リーダーシップに興味を持って、実践する機会を模索している人も相性が良いと考えます。
Movin:
本日はありがとうございました。
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA) LSHCセクター CFA部門 インタビュー

シニアマネジャー インタビュー
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA) のLSHCセクター CFA部門とはどんな組織なのか、転職理由やキャリアパス、働き方などについてLSHCセクター CFA部門のシニアマネジャーに詳しく話をお聞きしました。

マネジャー インタビュー
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA) のLSHCセクター CFA部門とはどんな組織なのか、転職理由やキャリアパス、働き方などについてLSHCセクター CFA部門のマネジャーに詳しく話をお聞きしました。

シニアコンサルタント インタビュー
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA) のLSHCセクター CFA部門とはどんな組織なのか、転職理由やキャリアパス、働き方などについてLSHCセクター CFA部門のシニアコンサルタントに詳しく話をお聞きしました。
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA) 関連情報
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA) ファーム情報
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA) LSHCセクター CFA部門 オンラインキャリアセミナー受付中!