公認会計士の資格は、医師、弁護士、司法書士、国家一種などと並び、非常に高い難易度です。
試験内容は、2006年から実施されている現行制度で、短答式試験、論文式試験の2段階試験になっています。また、受験資格の撤廃、有資格者への科目免除等、誰もが受験しやすいものへと変わってきています。

資格取得までの流れ

■短答式試験（毎年5月、12月）

受験資格	なし
試験科目	財務会計論　簿記・財務諸表論 管理会計論　原価計算 監査論 企業法　会社法など

新試験制度では一度短答式試験に合格すると、その合格者はその後2年間は短答式試験を受験しなくていい免除措置が取られます。この制度により、一度短答式試験に合格すればあとは論文式試験の勉強に線ね出来ることになります。

■論文式試験

受験資格	短答式試験合格者 短答式試験免除者
試験科目	会計学　財務会計論・管理会計論 監査論 企業法　会社法ほか 租税法　法人税ほか

新試験制度では、全ての科目を一括で合格する必要がなく、全体の評価が合格基準を満たしていなくても、科目免除基準を超えた科目については 科目別合格となり、その後2年間の免除措置がとられます。

■実務補習

業務補助

新試験制度では、全ての科目を一括で合格する必要がなく、全体の評価が合格基準を満たしていなくても、科目免除基準を超えた科目については 科目別合格となり、その後2年間の免除措置がとられます。

統一考査

実務補習の全課程を修了した者は、日本公認会計士協会が実施する「統一考査」を受験します。そして「統一考査」に合格した者が、内閣総理大臣により実務補習終了の確認を受け、公認会計士の登録を行う事ができます。

公認会計士登録