会計士からファンドへの転職・キャリア会計士の採用ニーズとキャリアパス
採用ニーズ- 会計士からファンドへ -
可能性は十分にありますが、基本的にファンド未経験でのポテンシャル採用は狭き門であり、ハードルも高く、転職タイミングも重要になってきます。若手を対象としたポテンシャル採用がオープンした段階でうまく応募することがまずは大切であり、書類や面接対策など事前準備も必要でしょう。
そもそもPEファンドへの転職に関しては、M&Aアドバイザリー経験もしくは戦略コンサル経験のいずれかが必須となっており、監査法人から直接転職をすることは非常にハードルが高く、プロフェッショナルファームにて上記いずれかの経験を積んだ後にチャレンジする道が現実的かと思います。外資系投資ファンドにおいては、上記に加えて英語力も必須となります。
証券会社、FAS系ファーム、戦略コンサルティングファームにて経験を積まれた会計士の方に対するニーズは高いものの、監査経験のみとなりますと、ハードルは極めて高くなってしまいます。
しかしながら、直近ではごく一部のファンドでは若手に限定したポテンシャル採用が実施され、実際に今年も昨年も上記の経験を持たずオファーを獲得された事例が出ております。
M&A・事業再生のご経験をお持ちの会計士の方については、前向きに選考が進むPEファンドも増えており、ファンドレイズに伴い過去数年で最大規模の採用を検討している歴史ある伝統的なファンドから、大手ファンド出身者が設立したユニークな投資スタイルを持つ新興系のファンド、一味違う投資テーマを持った政府系のファンドまで、幅広いファンドにてチャンスがあります。
また、ベンチャーキャピタルにおいても強い意欲を持つ方であれば、多少経験面に不足があってもポテンシャルを重視して採用するケースが出ております。
こういったPE・VC会社については、稀に見る例外を除きいずれも採用枠が1人ないしは2人と限られていますので、オープンになっているタイミングを逃さずチャレンジすることが重要になります。
まずは会計士におけるファンドへの採用ニーズなどの最新情報や、その他転職に関するご相談など、随時お受けしておりますのでお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。
PEファンドへの転職 キャリア相談会
ファンド業界のマーケット情報から最新ニーズはもちろん、候補者様のご志向に合わせた、今後のキャリアについてのご相談など個別相談会を随時実施しています。
会計士の転職 成功事例
大手監査法人 公認会計士 30歳 |
→
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外資系PEファンド シニアアソシエイト |
税理士法人 28歳 |
→
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独立系M&Aアドバイザリーファーム コンサルタント |
大手監査法人 法定監査、IPO支援 28歳 |
→
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日系投資ファンド プライベートエクイティ業務 アソシエイト |
大手監査法人 27歳 |
→
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M&Aブティックファーム |
大手監査法人 28歳 |
→
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MBA → PEファンド |
大手監査法人 28歳 |
→
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日系投資ファンド |
会計士の転職 ファンドへのキャリアパス例
監査法人から米系戦略ファームを経て日系再生ファンドへ
志向・経緯 |
将来はファンドで働きたいという漠然とした思いから、ファイナンススキルを身につける為、学生時代に会計士の資格を取得。
その後、ファンドに転職するには戦略ファームや投資銀行でのキャリアが望ましいことを知り、戦略ファームへ転職。
その後、数年間コンサルとして複数のプロジェクトに携わった後、以前から関心の強かった地方再生に関連するファンドでのキャリアを手に入れられました。
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評価ポイント |
☆ビジネスモデリング経験、財務分析力
☆高度な戦略志向
☆明確な志望動機
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中小監査法人から日系投資ファンドへ
志向・経緯 |
大手監査法人にて法定監査業務、IPO支援業務を経験された後、M&Aコンサルティング業務に従事され、M&A案件における対象企業のバリュエーション業務、ストラクチャリング業務に従事されておりました。また、金融機関におけるM&Aアドバイザリーも経験されており、今後はアドバイザリーという第三者の立場ではなく、自社もリスクを伴って企業の価値向上に貢献して行きたいとお考えになり、投資ファンドをご志望されておりました。
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評価ポイント |
☆監査法人における豊富なM&A関連業務の経験
☆英語を通じての十分なビジネス経験
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その他ポジションの採用ニーズとキャリアパス例
M&Aポジション
Big4を中心としたFAS系ファームから、独立系のブティックファーム、また日系・外資投資銀行などで積極採用が続いています。
企業再生ポジション
20代の若手に関しては、監査経験のみでもポテンシャルを加味して選考・採用する企業も多く非常にチャンスとなっております。
経営コンサルタント
コンサル業界全体として業績好調が続いており、採用も活発化しています。だからこそ自身の志向を踏まえたファーム選びが重要になります。
PEファンド
非常にハードルが高く、会計監査+αの経験が必要になってきますが、稀に若手限定のポテンシャル採用を行うファンドもございます。
事業会社・ベンチャー
経理・財務ポジションへの転職が特に多いですが、経営企画やCFO候補ポジションで数字に強い会計士の方を歓迎する企業も出てきています。
フォレンジック部門
先駆者・ライバルが少なく、「第一人者」になりやすいチャンス溢れる分野。監査業務以外を経験したい方は選択肢の1つとしてお考えください。
監査法人・会計事務所
大手、中堅監査法人共に採用意欲が高い状態で、監査だけでなくアドバイザリー部門でも積極採用を展開しています。
その他金融機関
監査法人にて銀行・証券会社をはじめとした金融機関担当の部署にいらっしゃた方は主計部やリスクマネジメントの領域でニーズがあります。
戦略コンサルタント
戦略コンサルも積極採用していますが、採用基準が緩んでいる訳ではありません。徹底的にケースインタビュー対策が必要になってきます。